紙の本
ボクは、未来からきた(いきなりカミングアウトか!)
2010/10/20 18:21
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投稿者:宇宙の三文文士 - この投稿者のレビュー一覧を見る
空想科学と銘打ってはいますが、人間の頭脳的な働きだけで「時空間」を跳躍するというのは、果たして「科学的」といえるのか―――。
よほど画期的なエネルギー制御技術が確立されれば、人間の脳波だけで、それらを自在に操ることもできそうな気はしますが…。
それでも「時空間」を捻じ曲げるほどのエネルギーは、あまりに莫大過ぎるんじゃないでしょうか。
ある人物の破壊的思考だけで、銀河系の三つや四つはカルくブッ壊されるかもしれません(また、ブッソーな事を…)。
物語の終盤で、六百年先の未来像が想定されています。
なるほど人間の寿命に限界がある以上、物事を学習する時間にも当然のごとく制限があってしかるべきであります。
科学技術が高度化して、それら全ては学びきれないというのも実にガテンのいくハナシです。
つまり、わかんない事は無視しようということで(こじつけで、逃げるんじゃない!)。
これほど伝説的な物語ですから、大量の賛辞的模倣作品等が世の中に既に定着しているのは、当然のことなのでしょう。
あーユー代物は、やはり「大元」を知っているのといないのでは、面白さが段違いなのではないでしょうか。
あ、ついでにアニメのほうしか知らない方のためにちょっとだけネタバラシしときましょうかね?
アレに出てくる「魔女おばさん」の若いときの話ってことになるみたいですよ。
さて、ではラベンダーを嗅いで「さいおにくさー」に(どこへハナシを吹っ飛ばす気だ!)。
紙の本
時をかける少女
2016/10/26 12:05
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投稿者:ぺろ - この投稿者のレビュー一覧を見る
時をかける少女は1980年代に映画化されていたのですが見たことも読んだこともありませんでした。少し前に夜中に映画をしていて小説の方も気になり読んでみました。映画の方では尾道、竹原が舞台にしてあり私が住んでいるところは尾道まで電車で10分ほどなので映画撮影された所に行ってみたくなりました。(近いのになかなか行く機会がないので)
小説の方も楽しめました。
紙の本
大林宣彦監督映画化原作
2016/04/10 15:10
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投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
子供の頃に読んだ時には、未来の世界への憧れを感じた記憶がある。大人になって読み返すと、二度と戻らない時間への寂莫とした思いも感じる1冊だ。
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表紙はいとうのいぢだが本文イラストは別人。これを羊頭狗肉という。
「ネグリジェ」「トランジスター・ラジオ」などはさておき「アベック」「キチガイ病院」などは現代語に訳した方が良かったのではないか。
と思って角川文庫版の方を見たら、「精神病院」となっていた。あれ?
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父母が子どもの時からある名作が、つばさ文庫に。なお色あせない魅力的な話で、世代を超えて愛されています。
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「時をかける少女」は、読む本によって物語がちょっとずつ
ちがうのでいろんなものを見てます!
私も、時をかけてみたい・・・。
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アニメの方は、時をかける少女は元気いっぱいな感じ♪( ´▽`)
だけど、この本の時をかける少女は、おとなしめでどちらかといえば、図書室で本を読んでそう
( ´ ▽ ` )ノ
でも、その違いが面白いです
( ´ ▽ ` )ノ
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娘が借りてきた本を又借りして読了。
何十年か振りに読んだけど、やっぱり今読むと文体に古さを感じるね。
でも話自体は今読んでも新鮮。アニメも見たけどちょっと話が違うくね?やっぱり原田知世バージョンが・・・
他に短編も幾つか収録されているんだけど「時の女神」が面白かったかな?
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主人公の和子は、ある日を境に時間をさかのぼるようになってしまいます。すでに経験したはずの昨日を、もう一度過ごすことになるのです。和子が不安や戸惑いを覚えながらも、タイムトラベラーになってしまった原因を探っていく様子がいきいきと描かれています。主人公と同じ学生の間に、ぜひ読んでおいてほしい作品です。爽やかで、切なくもありながら、じんわり心が温まります。甘いラベンダーの香りが本当に感じられるような錯覚を起こしてしまうほど、くらくらするような神秘的な世界に浸ってみませんか?
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学生時代に一度読み、数年経ったので再読。
ネットでおすすめ恋愛小説の中にあったので読んだのですが、恋愛小説要素はほとんどなし。
映画「時をかける少女」のトキメキが好きでこれを読むのは注意が必要。
千秋くん(だったかしら?)はいません。
SFとしては面白いです。
1980年代の人が予想する未来を約40年経って眺めるのが面白い。
技術進歩(それこそAIのような電子頭脳)は予測されていたけれど、SNSによって人々が発信するようになるという予測は全くされていないのがまた興味深かったです。
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学校の図書室で見つけたらしい。
私も読むのは初めてだったので、二人で和子がどうなるのだろう、理科室で見た影は何なのだろうと結末を迎えるのを楽しめた。
娘が途中、鋭い推理を言っていたのに忘れてしまった…。
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SFの元祖だけにシンプルにぎゅっと凝縮されていておもしろい。タイムリープって言葉の響きがいいな。ラベンダーの匂いってのもそそるね。短編の方も不思議な読後感でよいです。
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よく作り込まれていて、次へ次へと読んでしまった
読みやすいし、面白いし、なにより情景が浮かんでくるのですごくいい本だと思う。
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小学生向けに色々原作から変えてるのかはわからないけど面白かった記憶。これよむとアニメ映画の魔女おばさんがただのおばさんじゃなくなるし写真と一緒にラベンダー飾ってんのもうむりすき語彙時をかける少女ほんとにすきいちばんすき
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中学3年生の芳山和子は、同じクラスの深町一夫、堀川吾郎とともに理科室の掃除当番だった。一人片付けをしていた和子は、誰も居ないはずの実験室からの物音を聞く。実験室に入った和子は人影を見るが、試験管からこぼれた薬の匂いで気を失う。懐かしい香り、あれはラベンダー。
その日の夜から和子は不思議な体験をする。起きたはずのことが起きていない、一緒に居たはずの人が覚えていない、事故に合う瞬間に別の場所に移動している。
なんど、和子はテレポーテーション(身体移動)とタイム・リープ(時間跳躍)の力を手に入れてしまったらしい。
以前の自分に戻るには、あの実験室の人影をみたあの場所に戻らなければいけない…。
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青春のSF小説。この本でラベンダーを知った当時の中高生も多かったはず。(今の中高生はだいたいみんな知っているだろう)
SF部分は覚えていたのですが、恋愛としてなかなか切ないのと、ヒロイン和子の行動力が立派だった。ラベンダーもお洒落でいいよねーー。
『時の女神』
少年の頃から現れる美しい少女。彼は大人になりその女性と再会して結婚した。妻に「あの少女は君なのか?」と聞くと、「そうよ、結婚相手のあなたに会うために時間を遡ったのよ」と答える…。
『姉弟』
食べてすぐぐーたらすると牛になるよ!
…って言ってたら、弟が本当に牛になってしまった!
『きつね』
夕暮れには狐が現れて人間を騙すんだよ。ほら、ぼくは狐だよ…。
==夢に入っていくような、そして覚める様子がとても良い。現実を幻想にする手法。