紙の本
ザックジャパン改めてリスペクトしたいと思いました
2014/11/30 23:21
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ゆか - この投稿者のレビュー一覧を見る
ひたむきに誠実にそんなザックジャパンチームがいたということ。監督が悩みに悩み、最高の日本のパフォーマンスを引き出そうと考え続けた姿があったということ。そしてそのすぐそばには、矢野さんを含む多くのスタッフが懸命にチームを支え続けたということ。矢野さん、監督、選手のみなさん、そしてザックジャパンを支えたスタッフのみなさんに、4年間、たくさんの感動をありがとうございましたと伝えたくなった1冊です。
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ザックジャパン4年間の全記録。
通訳矢野氏の日記録、非常に面白かった。
W杯後の総括本を読むのは結構好きだけど、これはイチバンによかった。ザックさんは表面的に語られるとおりの紳士で、アツくて、本当に日本サッカーの可能性を信じて、実際にその可能性を広げてくれたと思う。この人の”情熱”で、日本は確かに進化したし、進む道筋を示してくれた。それを再確認できた本。
そして通訳の矢野氏も、イタリアに渡り、遠巻きながら夢を叶えた。スゴイ。きっと日本サッカーに貢献してくれると思う。
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今までワールドカップ後に言われた総括が奇しくもこの本で初めてできたのでは。
ザックとジーコは似てる。
・日本はポテンシャルが凄い
・なぜ当たり前のことができない
・チャレンジしない事に苦労する
この辺が。
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2014/12月
ザッケローニの良さ代表の人間性が垣間見える
矢野さんとの信頼関係にちょっと泣ける。
w杯だけの結果で見えちゃうのが寂しいなー
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今更ですが、2014年、ブラジルW杯の歴史を振り返る一冊です。
改めてずっと振り返ると新しい発見があるなと思いました。
常にザッケローニ監督は選手を尊重し、大切にし、目標=世界を驚かせる。という目標に向かって進んでいたこと、選手はそれぞれどのような考えでW杯に望んだのか。
ただ、一番この本を読んでいいなと思えたのは、
ザック監督の人生訓のようなサッカー観、監督論かもしれません。
選手に対する接し方、うまくいかない時の考え方、何よりも、年齢を考えても、それでも異国の地の代表監督という立場を選択し、そこで全力を尽くす監督の覚悟に対して尊敬の念を抱きました。
今振り返っても悔しくてならないブラジルW杯。
どうしてあのような結果になったのか、ずっと抱えていたモヤモヤしたものが少し晴れた気分です。
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タイトルの通り、日本代表監督の通訳として過ごした四年間の日記をそのまま転載。監督による各選手の評価や選手、コーチとの会話を知る術は今のところ他にはない。監督、選手、本人共にネガティブな記述はほぼなく、最初から外に見せる前提だったんだなぁとは思うが、HHE会議やサブ選手への声掛け等、組織運営という面からでも面白い読み物だった。
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もちろん全てではない。数パーセントかもしれないけれどザックジャパンの内部が垣間見えた。読み物としてもおもしろかった。
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※メモ
【きっかけ】
ナンバー特集から関心。
フットボール論やマネジメント論として。
【概要】
ザックジャパン通訳による4年間の記録。
【感想】
実に克明。
それだけザックのが内面に響くメッセージを伝え続けてきたということだろうし、矢野氏もそのひとつひとつを真摯に扱ってきたということだろう。
チームの中での個人個人の立場を超えた、強い絆と情熱の記録。
少しのほころびがブラジルでの敗退に帰結することは既知なのだが、ここに記録されている4年間の過程は必ず将来の基盤になっていると感じさせてくれる。
だからこその公開なのではないだろうか。
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前サッカー日本代表監督・ザッケローニの通訳である矢野大輔さんの、4年間の日記をまとめた書籍です。13冊に渡る詳細な日記を書き続けた矢野さんに感服。そして、その価値ある内容を惜しげもなく(もちろん全部は出していないだろうけど)出したご本人と、ザックと日本サッカー協会に感謝です。代表サポとして、同じサッカーファミリーとして過ごした日本代表の4年間を一気にとても楽しく読むことができました。
書籍を通して感じたのは、たわいもない事実を淡々と積み重ねることによって見えて来る思想とか哲学のようなものでした。スペイン語でも感じることなので、これは言語的な特徴からでてくる違いなのかもしれません。直接的なマーカーは引けないんだけど、なんとなくザックの言いたいことは理解できた感覚です。
これを読んでしまうと、ではなぜ結果が出なかったのか。もう1度ザックにオファーをする選択肢はなかったのかとか、いつまでたっても終わらない議論が続いてしまいますw サポの皆さんは、覚悟してお読みください(14.12.01ごろ読了)
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ザックJAPANを振り返るのに最高の一冊と言える。
何よりチームの中で一番監督に近いところにいることで、ザッケローニの声の代弁ともいえる。
個人的に、最後のザックJAPANの全試合のスコアが出ているのが、試合を思い出すのに嬉しい(笑)
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Kindle版を待ちきれずに購入。ザックジャパンの通訳だった矢野大輔氏の4年分の日記をまとめた本書は、かなり分厚い本なだけにできれば電子書籍で読みたかったが、その熱量と臨場感の高さに引き込まれてあっという間に読めてしまう。
選手選考時の生々しいやり取り、選考から漏れた選手や怪我をした選手へのケア、サイドバックの体の向き、3-4-3の戦術等々とにかく細かい。他の監督もここまで細かい戦術理論や多様な引き出しを持っているものなのだろうか。。。少なくとも我がチームの監督は持っていない。それが監督に支払う報酬の差ということなのだろう。
読めば読むほどザックにあと4年任せたかったという思いが強くなる。最後の最後で結果は出なかったが、日本を一つ上のステージに登らせてくれた事は間違いない。
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2014ブラジルワールドカップに臨んだ日本代表、アルベルト・ザッケローニ監督。その通訳だった矢野大輔氏の日記をまとめた形で綴る、4年間の回顧録である。
アジアカップやワールドカップ最終予選を通じて、代表チームがどのようにまとまり、形作られていったかが仔細に語られている。Jリーグ視察、大会や親善試合前の合宿など、代表監督が各所に動き、選手を見て選び出し、チームに組み込んでいくプロセスが手に取るようにわかった。
監督は特に長谷部・本田・遠藤に全幅の信頼を置いていて、しばしばこの3人と“HHEミーティング”を行なって意見を吸い上げていた。なかでも長谷部誠への信頼感は絶大で、大久保嘉人をサプライズ選出した本大会の選手発表の前夜にも、その選出の是非について確認していたのだ。
ブラジル大会は結局、予選リーグ1分け2敗に終わった。あれだけたくさんの選手を見て合宿などで力量を見極め、個々の選手ともたくさんの対話をし、直前まであらゆる事態を想定しつつ入念に準備をしても、期待された結果を残せなかった。しかしこの本を読むと、あらためて「このチームに、もっと先に進んでもらいたかった」と、ただただ残念な気持ちでいっぱいになる。
ザックと矢野さんがこれからどこで何をするのかも、楽しみにしていきたい。
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ブラジルW杯日本代表のザッケローニ監督の通訳のその当時の日記をまとめた本。ザッケローニ監督は本当にいい監督だったんだなぁって感じました。通訳の矢野さんの経験が凄く羨ましい。
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いろいろ思うところはあるけど、東欧遠征のあたりのチーム内の力動や緊張感はたまらないものがあった。矢野さんがいかにザックさんに寄り添って通訳してたかもわかった。感情的、感覚的に、すごく一体化してる感じがした。それがいいところでもあり、どうにもならなかったんだなと改めて感じる一因でもあり。でも矢野さんの仕事ぶりの密度の濃さは凄い。矢野さんの今後に幸あれ!
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ザッケローニ監督の考え方、気遣い、選手との接し方が垣間見えて興味深く、面白かった。
ミーティングで選手達に語る姿は古代ローマのコンスルが戦場で士気を高める為の演説にダブって見えた。ザックは古代ローマの衣装がよく似合うはず。
気になった点はHHEミーティング。
キャプテンとの個別打ち合わせは周りの選手も納得するだろうけど、そこに遠藤、本田が加わって監督と4人で話している状況をその他の選手はどう考えていたんだろう。
日本最高峰の選手達に、4年間ほぼ同じ事を言い続けているのに、最後まで上手くいかない事が多いのは何が理由だったのか?ザックジャパンを総括した本を読んでみたい。