紙の本
ショートショート
2022/02/15 15:44
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投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
以前、星新一とかのショートショートを1日一つずつと決めていたのに、つい何作も続けて読んでしまっていた感じを思い出しました。中には、いまいち、なモノありますが、……。
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江國さんの本で初めて読んだ本です。この本から江國さんのさんの話を読むようになりました。『デューク』とお寺の話、防衛庁の話が印象的でした。
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短編集。どのお話もすっきりとして読みやすい。且つ、それぞれがふっくら、活き活きとしている。ひとつのお話としての生命が吹き込まれている様。何度読んでも味わい深く、また、ふと思い出しなつかしくなる作品。
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すごく好き。何度でも読み返したいです。
中でも特にじーんと来たのは、「デューク」と「ねぎを刻む」。
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しっかり心の中にしみ込んできてくれる短い話たち。滲んで溶け合った色が鮮やかに映える水彩画が、頭に、心に、浮かんでくる。はじめて死を哀しく愛しいと思えた。
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ずっと買いたい買いたいと思っていて、やっと買った本です。なんでだろう、縁がなかったのかな。買おうとするといつも他の新刊に目を奪われてしまったり、本屋に置いてなかったりしたのです。だから、今回えいっと買いました。といっても文庫なのでたいした金額ではないんですけどね。
ところでこれは『つめたいよるに』と『温かなお皿』のふたつの短編集を合体させたものです。
『つめたいよるに』ははるか昔、中学生の頃にハードカバーで読んだことがあります。青い表紙だったのを覚えています。
この中ではやはり「デューク」が好きです。最後にほんわりと幸せで、だけど少しせつない気分にさせてくれます。
だけど、他の20編もどれも秀逸で、捨て作品(という表現があるのかはわかりませんが)がまったくないなあと思います。
かみ締めるように読みました。一編読むごとに幸せな気持ちになったり、ちょっぴり悲しくなったり、あたたかな気分になったり、せつなくなったりしました。
時間をかけてゆっくりと読みたい本だと思います。
また、一つ一つが短いので長文は苦手、という人にもおすすめできる作品です。江國を読んだことのないひとがはじめて読むならやっぱりこれでしょう、という感じです。
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江國さんの作品の中で一番好きなもの 短編集です
「草之丞の話」が中でも格別好きです つめたいよるに とゆうネーミングもまたとっても素敵だと思いました すっとはいってくるような そんな感じ
装丁がまたすごく綺麗 不思議な世界からにじみでたような ちょうちょう
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児童書として出版された本作。 けれどあっという間に文庫化されて。結構長い人気を保ってるみたい。「デューク」と「草之丞の話」が中でもお気に入り♪ 著者はたくさんの硝子の欠片のような物語を紡いでいるけれど、この短編集以上に私の心を捕えた物語は今のところないみたい。
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江國さんの言葉は「透明」という言葉が似合う言葉だと思う。透明感が漂ってます。フィルタリングされている日常をリアルに見ているような感じ。フィクションとノンフィクションの狭間を漂えます。
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短編集。
でもって、彼女の作品を読んだのはこれが初めて。
第一印象としては・・・変身モノが多いなぁ、と。
いや全編そうだという訳でゎもちろんないけど、気づくと別のモノになっていたり、
意識だけがタイムトリップしたりと、正直え?え?(汗)と思う作品もあったさ。
その最たるものが「いつか、ずっと昔」
そらもぉ忙しなく変わりまくること、変身変身のオンパレード(笑)
おぃおぃと、思わず本相手に突っ込みも入れてしまいます。
もちろん切ない話もありました、ええ。
「デューク」とかは特に。
でも余りの変身インパクトに軍配。
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一番最初に読んだ江國香織さんの本。一番好きかも。どの話も、なんとなくこころにのこります。素敵な短編集。
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短編集です。
ちょっと不思議で、ちょっと切なくて、心があったかくなるお話ばかり。大切な人に読んで欲しいな。
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愛犬デュークが死んでしまった。泣き明かし外へ出た私の前に、不思議な男の子が――。センター入試にも使われたこのお話。ちょびっと泣きました。個人的には「草之丞の話」が一番すきかな。
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ほとんどの話が5Pほどで終わる。そういう意味ではショートショートと言えるのかもしれない。星新一が書くようなのとは違うショートショート。
これだけ少しの文章で世界を作り、余韻を残し、感傷をもたらすことができるなんて。読むたびに、言葉はこんなにも力を持つことができるものなんだと再確認させられるのです。
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小さな物語がたくさんつまった宝石箱のような本です。
「デューク」と「ねぎを刻む」「藤島さんの来る日」が特に好き。