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投稿者:hiro - この投稿者のレビュー一覧を見る
初巻のころは、あちこちとんがっていた感じのある八雲が少しずつ円くなり、温かみが増してきた感じだ。晴香や後藤や他の登場人物、特にそれぞれが抱える悲しみなどを受け止めるうちに、成長したものだろう。
今回のピンチも、何とか乗り切ってもらいたいものである。
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投稿者:ゆかの - この投稿者のレビュー一覧を見る
そりゃもちろん、八雲以外にも見える人はいるわけで、こういう話も出てくるだろうけど、ちょっと変化球だったのがよかったです。
秀明の愛情、優花との関係、大人たちの思惑…今までで一番複雑に感じたお話でした。
七瀬美雪との鬼ごっこ(かくれんぼ?)は最終巻まで続くんだろうなぁ。
心霊探偵八雲9救いの魂
2016/01/19 09:39
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投稿者:kon - この投稿者のレビュー一覧を見る
9作も続きましたね。最初はオゾオズしていましたが、最近は安心して読めます。周りの人物像も楽しく次回作も楽しみです。八雲の眼は相変わらずいいですね。
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八雲君の同級生が出てきました。
相変わらずの八雲君だなと思っていたのですが、少しずつ変わってきてることがわかるお話に感じました。
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神永先生は筆が早い割に安定した作品が多い印象。話の緩急が上手く、読みやすい。(個人の感覚だが)本作も中々。
シリーズ初めに比べ、八雲の周囲の人間への描写が多く、登場人物の成長が感じられた。
やや残念なのは、シリーズ全体でのキー役が少々ぞんざいに扱われている点。続編ではもうちょっと絡めて欲しいなあ。
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警察官でなくなった後藤さん。幽霊にとり憑かれた後藤さん。相変わらず直情径行の後藤さん。本当に八雲が好きなんですね。少しずつ柔らかくなってきた八雲クン、次回はもうちょっと心を開くのかな
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サスペンスドラマを見てるような感覚で、面白かったです~
登場人物も段々逞しく行動的になってきてるので、ちょっとハラハラしながらテンポ良く読めました☆
次回、石井さんと真琴さん、八雲と晴香の進展が気になるのと最後の八雲の目が心配ですが・・
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八雲の元に、高校時代の同級生の妹の霊が現れる。
彼女は、誰かを救ってほしがっている様子なのだが、実際の彼女は意識不明の状態ではあるものの、生きていた。
一方。懲戒免職となった後藤は心霊専門の探偵として開業しており、そこに奇妙な依頼が舞い込む。
八雲と後藤、別々に追っていた謎の事件が、やがてひとつに繋がる。
そして、その背後には隻眼の男の影が......。
2014年12月30日読了。
前作で、一心を失った八雲。
後藤も懲戒免職となり、それぞれが今までとは違った環境の中で生きています。
それでも、彼らの絆はより強くなっていて、それぞれの成長と共に味わいを増しています。
八雲の宿敵である隻眼の男との対決も近付いてきている気配。
ますます目が離せない、という感じです。
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「心霊探偵八雲 (9) 救いの魂」
シリーズ最高のクライマックスが迫る。
2015年は、デビュー11年目となる神永学。彼が最も多く書いた作品が、心霊探偵八雲シリーズである。外伝を入れると全12作品となる。本作は本編の第9弾に当たる作品である。銘打つは“シリーズ最高のクライマックスが迫る”と言うメッセージ。否が応でも期待が高まってしまう。
結論から言うと、シリーズ最高のクライマックスが迫る...とは表現が適切では無いかなと思った。八雲シリーズでは定番の展開に見えただけに尚更だ。
しかし、内容にがっかりと言う訳ではない。相変わらずの一気に読める安定感を維持しているのは、個人的に大好きな点だ。安定感があるとなると代わり映えしないとも取れてしまうけど、このシリーズにおいては少しずつ変化が加えられている。八雲、晴香、後藤、石井、皆少しずつ、ほんと少しずつ成長していくのだ。これが焦れったくもあるのだけど、慣れてくると親しみも湧いてくる。
個人的には、石井刑事が一番親近感が湧く。何もかもにビビりがちで、芯がある思いをなかなか具現化出来ない。そんな自分に腹立たしく思いながらも、周りに頼ることに何処か言い訳をつけて納得している。そんな弱さとちょっとした意地を見せる姿が自分とダブる。石井刑事は、本作でも着々に成長していることを証明してくれる。だから、彼は一押しだ。
物語はどうやら最終章に向かっているらしい。これ以上長く続けると終わりが見えなくなりそうで怖いので、著者の納得いくエンディングへと突き進んで欲しい。
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八雲シリーズも9冊目。最初の頃の勢いが最近なくなってきているような気がするのは私だけ…?八雲のお父さんの存在も、う~ん。新興宗教との絡みも、もっと欲しかったなぁ。
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死者の霊が見え、話すことができる八雲が主人公のシリーズ。
青木ヶ原樹海で見つかった焼死体。
八雲が「見える」ことに気付いていた高校時代の同級生との再会。
その同級生の妹が遭遇した強盗事件。
アパートで見つかった自殺?の遺体。
八雲、晴香、後藤(刑事を辞めて心霊専門の探偵に!)、
石井刑事、記者の真琴はそれぞれ巻き込まれるのだが
すべてがひとつに繋がっていき・・・といったのが今回のお話。
それにしても、八雲は変わったよなー、もちろん良い方向に。
同時に脇を固める人物たちもそれぞれ強く頼もしくなってきた。
シリーズの読者としては本当に嬉しい限り。
さてさて、今回はいつにもまして八雲が大ピンチに。
これは回復できるのかぁ?ってほどの大ダメージ。
今後はどうなるんだろう?
何かしらの変化が起きそうな終わり方だったし、
早くも次の一冊を読みたいのです!
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久々に本編進みまして、おぉぉ〜そう言えばって思いながらグイグイ引き込まれ一気読み
今回も、これまた泣かせるお話でして
ある意味王道なんだけど、心霊っていうのが、なんかうまい具合にバタ臭さを消すんですよねぇ〜
父さんサイドも復活で、此れからも目が離せんです
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八雲がいつもと違い感謝したり優しい言葉を発したり。胸がキュンキュンします。とても読みやすいのはシリーズ最初から変わらない良さですよね。
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2015年の8冊目です。
このシリーズもついに9作目か。50過ぎのオジサンが楽しみに読んでいるのは、ちょっとどうかと思いますね。主人公:斎藤八雲の赤い左目は、死者の魂が見えるという設定が、気持ちを惹きつけます。彼が、「魂は見えるが救うことはできない」という絶望感が、周りの人の愛情に抱かれながら変質していきます。毎回楽しみにしているのは、八雲に恋心を抱く晴香の心の揺らぎと決意です。ただ泣いてばかりだった女の子が、彼を守りたいと思うことで少しずつ変わって行きます。「希望を抱くことは、叶うことを奪われた人間に絶望を与える」と、暗闇から囁く声に耳を貸さないことだ。耳を塞いでいないと、その言葉は、心地よい諦念と聞き違えてしまいそうです。
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生まれついての赤い左目で死者の魂を見ることができる大学生・斉藤八雲が不可解な事件を解決していく人気シリーズ。
しばらくはスピンオフ的なのが続いていましたが久々本編続編でございます。
主人公・八雲は高校時代の同級生の妹の生霊を目撃。集中治療室に入っている彼女の思念は「深い森」と八雲に訴える。同じ頃、遊び半分で富士の樹海に入った大学生が死体を発見し、その後、幽霊から電話がかかってくるようになり…。
シリーズクライマックス手前といった感じで、少しずつ伏線が広げられたりキャラ設定が修正されたりしているような印象を受けますなぁ。