電子書籍
切なさアリの、ほのぼの
2017/04/27 22:39
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Sota - この投稿者のレビュー一覧を見る
真下の母のエピソードが、切なくて、、、
これがあったからこそ、その後のストーリーが展開していくのでしょうが。
真下が佳史の元に戻ったきっかけが弱かった気がします。もっと、決定的な出来事があれば、より面白くなったのでは?
紙の本
再会もの
2016/02/29 07:51
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:tix - この投稿者のレビュー一覧を見る
大学時代恋人同士だった同級生の再会モノ。
相変わらず恋愛だけに特化したあらすじで、攻めがハイスペックな美形、
と前二作との類似にちょっと辟易しましたが、前二作よりは面白かったです。
前半は受け視点でよりを戻すまで。
後半は攻め視点で、攻めの元恋人が出てきて
ちょっとトラブルになりかけますがラブラブなので難なく乗り越えてました。
紙の本
再会して
2023/12/11 07:49
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:やじやじ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタバレあり
作者さんの安定した再会もの(一度別れてまたってことで)
10代の頃、恋人同士であった二人が別れて
10年経ってお互いにお互いがやっぱり好きという話
別れはお互いに傷つけあっての別れ
でも嫌いで傷つけあったわけではなかったからこそ切れない思い
裕通は佳史との別れと母の死から立ち直るまでにずいぶんと時間を要した。
そして、大人になり再会しても立場とか環境が見渡せるようになったら
いくら佳史に望まれても受け入れることもできない。
今度受け入れて失ったら「立ち直る自信がない」という気持ちが切ないです。
再会してからの佳史の「好き好き」な気持ちがあふれているのは心地良い。
(裕通が受け入れられない気持ちもわかるけど)
裕通のことになると「十八に戻る」という佳史
嫉妬のせいでみっともない姿も見せる彼の心持が微笑ましくすらあり
この二人がずっと幸せで過ごせると良いなぁって思いながら読み終わりました。
裕通の金銭面に対しての潔癖さは好ましいので
二人がどんな部屋を借りて同棲生活しているのかなぁって思いながら読み終わりました
(送迎車はどうなるのだろうかとか思ったりね)
☆4.5
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堂々の王道リーマンの再会もの。とても好物な設定です。
王道でありきたりなので見過ごされがちになってしまう危惧があるのですが、センセの作品はいつも切なく繊細な心理描写が素晴らしくて心に響くものがあります。
いやな別れ方をしてしまった大学生時代の恋人と再会した真下。自分の会社が出店する商業モールの専務となっていたかつての恋人に動揺する真下ですが、彼はわだかまりもないのか気軽に声をかけてきて。
10年ぶりに会った元カレが、昔あんなに甘えっ子のお坊ちゃまだったのに見違えるほど立派になって男ぶりも上がっていれば見惚れてしまうのは当然です。でも、酷い別れ方をしたことや彼の現在の立場を考えると、どうしても頑なになってしまう真下の気持ちがとても切なかったです。
真下の消えない恋心との葛藤には泣かされましたが、蓋を開ければ立派になって落ち着き払って見えた佳史も…というのがとても微笑ましくて、そこでもうるっとさせられました。
そんなに人間の本質って変わらないんだなってしみじみ。
昔一緒に聴いた音楽が、臆病になっていた二人の気持ちの後押しをするところにはぐっときました。
二人の幸せだった思い出があるからこその再会ものは、ほんとにうるうるさせられます。
雑誌掲載時にはちょっと地味かなと思っていたけど、書き下ろしの後日談が期待以上に良くて大満足です。
再会前のブランク時の相手の恋愛事情に悶々としてしまう佳史と真下の姿が描かれています。甘い…!甘すぎる…!
特に本編では説明されていなかった佳史の気持ちがすごく伝わってきました。これはよかったです。当時のままのところが色々露見してて、他にもあれこれダダ漏れていて萌えました…たまらなくかわいかったです。
まあ、いいオトナなのでそれぞれ過去の恋愛はあったでしょうが、そんなもやもやを払拭してくれたのは佳史の裸足に革靴と真下のゴムでしたね~
ハートを打ち抜かれました!満点。
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特に何が起こるわけでもない日常の中でひたむきに恋をする。『好きで好きで』を読んだ時にも思ったけれど、特にドラマチックな展開もなくて、こうした何てことない毎日を丁寧に描き出すのがうまい作家さんだなぁと思う。
お互い初めての恋に夢中になっていた10代の頃。家庭環境の変化でふたりはすれ違ってしまう。とても嫌な別れ方をした。大人になった今ならもう少しやりようがあったのだろうけど、子供だったあの時にはそうすることしかできなかった。
相手を深く傷つけてしまった自分の未熟さをずっと後悔していた受と相手を守りきれなかった事を悔いていつか会える時が来たら二度とその手を離さないと心に誓っていた攻。
そんなふたりが10年後偶然の再会を果たす。
過ぎた時間などあっという間に巻きもどってしまう。変わることのなかった想い。
読後じんわり心が暖まるような、地に足のついた同級生再会ラブ。こういう感じ結構好きだな~
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★3.5。受けの前では格好がつかない、とはいえ全然そんなことはなく、どうしてもヨリを戻したいアプローチがとても良かった。
良かったんだけど、ちょい引っかかる所もあったり。大学で上京して、遠くで母親が倒れた時に、恋人ができて浮かれていた自分を責めて、あげく攻めを拒絶し始めるのは自分勝手じゃないか?お金を工面するという攻めにキレるのも、そこでプライド大事?って。攻めが金持ちとか関係ないよそこは…と、突っ込みたくなる。再会後も距離を置き続けようとする理由がいまいち納得できず。
後半はラブラブ半同棲の攻め目線。攻めが受けの歴代彼氏の一番になりたがるのが可愛い。と同時に攻めの付き合った人数15人て…ちょっと退く(笑)Hの最中に俺が一番でしょ?て聞くの低俗だけど、この攻めなら許せる。
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再会のも。
佳史×真下。
二部構成。
大学時代の恋人・佳史と仕事先で10年ぶりに再会した真下。別れの前後の記憶が辛すぎて必要以上の関わりを避けたいのに佳史は昔と変わらぬ情熱を向けてきて…
前半の真下目線の話にイマイチ入り込めなくて^^;
何故そこまで頑なになる?って…
グルグル考えちゃう真下にうーん…となった。
でも、やっぱり気持ちに嘘はつけない。
グルグル考え悩み出した答えにホッと。
後半の佳史目線。すっごくよかった!
佳史の気持ちが痛いほど伝わってきて。
そして佳史ってセレブわんこ笑
わんこ佳史が可愛い♡
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切なかった。
でも「俺たち、出会うのが早すぎたんだよ」と佳史が言ったように
まだまだ学生と言えば子供の頃の恋愛と違い
再会はお互い大人になり、現実が見えるようになって、
だからこそ近づけなくなる真下と
それでももう後悔はしたくないと押して押して押しまくる佳史と。
辛い思いをした分、今度はきっとお互いを深い思いやりで
大切に思いながら愛を育んでいきそうです。