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紙の本
九州の巨大なモノが満載。<巨めぐり>したくなるガイド本。
2015/05/01 01:18
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投稿者:星の砂 - この投稿者のレビュー一覧を見る
我が家が住んでいるのは、山と川に囲まれた素朴な筑豊の田舎町。休日に子どもをいろいろな所に連れて楽しみたい。だが、家計節約のため、なるべくお金をかけずに楽しみたい。そこで、探して見つけたのが本書である。本書は、巨大なモノの紹介だけではなく、タコ山のある公園や、著者セレクトの素敵なカフェの紹介もあり、お金をかけずに楽しみたい私にとって、うってつけのガイド本である。
著者は、2009年に、福岡市で「手づくり ぱん工房 粉の実」を開業し週4日営んでいるという。本業がパン屋なのに、何故、パンの本ではなく巨大なモノたちを集めた本を…。本書誕生の経緯が《おわりに》に説明があるが、著者の“巨ネタズキ”の熱意が、本書誕生のきっかけとなったというから、人生どこで何が起こるかわからないものだ。
本書は、【福岡県の巨をめぐる/北九州エリア、福岡エリア、筑後・筑豊エリア】、【佐賀県の巨をめぐる/北部エリア、佐賀エリア、西部エリア】、【長崎県の巨をめぐる/長崎エリア、県北エリア、県央・島原エリア】、【熊本県の巨をめぐる/県北エリア、阿蘇エリア、県南エリア】、【大分県の巨をめぐる/北部エリア、中部・西部エリア、南部エリア】、【宮崎県の巨をめぐる/南部・西部エリア、北部・中部エリア】、【鹿児島県の巨をめぐる/鹿児島・北薩・南薩エリア、霧島・姶良・大隅エリア】と、全部で134の巨を各県エリア別にわかりやすく解説・紹介している
著者にとって、巨大なモノとは、「情報があれば何が何でも会いに行きたくなってしまう。これはもう私にとって常習性の強いドラッグなのだ」という。私は、執着するほど愛すべきモノがないから、逆にうらやましい。本書の巨大なモノの写真は著者が撮影したものだという。山の合間に顔をだしている観音様の写真など素晴らしく、会いに出かけたくなるほど。
まずは自宅周辺の【筑後・筑豊エリア】から行ってみたい。巨大なモノなどないだろう、と思っていたら、「九州人なら知っているであろう、あまりに有名な……あまりにデカいメジャー大仏」というのが、久留米市の台座からの高さ62mの《救世慈母大観音》があるという。驚いたのは、九州新幹線の車窓から見ることができるらしい。どれだけデカいのだ…。
家族で楽しめそうなのが、田川郡の添田公園にある、台座からの高さが10mの《不動明王坐像》。公園内には美術館や展望室を備えた「岩石城」や、展望浴室と子ども室を備えた「そえだジョイ」があり、大人から子どもまで楽しめるという。春には、200本の梅や2000本の桜が咲き乱れ「そえだ公園さくらまつり」が開催されるそうだ。近場にこんなに素敵な公園があったとは…<灯台下暗し>である。
私は、【福岡エリア】の、ブロンズ像の中では41mと世界最大の南蔵院の《釈迦涅槃像》の巨大仏が気になっているが、子どもたちは、【福岡エリア】にある五所八幡宮の《ムーミンの木》と香椎宮の《巨大お多福》を熱望。さて…<初巨めぐり>はどこにしようかな♪
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