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シリーズ第6弾。前作で被弾した大友が佐久で療養中に高速バスを使った事件に巻き込まれる。最初は大友の息子の監禁、高速バスの事故、そしてハイジャックと次々に高速バスを巡る事件が起きる。最初は無理やり、犯人から遠ざかるような表現をしていて、読んでいて、違和感がある部分もあったけど、やはり高速バスと言うからには、動機はそこなのね・・・と言う展開。実際、バスに関わる仕事をしていると、納得できない部分も多いけど、娯楽作品としては楽しめると思う。
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先の事件で負傷し、長野県佐久市の実家で療養していたシングルファーザーの大友鉄―父を訪ねに高速バスに乗った優斗は、移動中に忽然と姿を消してしまう。誘拐か、何らかの事故か!?優斗が行方不明のさなか、さらにバスの大事故が発生する。混乱を極める難事件に県境を越えて大友鉄が立ち向かう、人気シリーズ長編第6弾。
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前作から読む間が空き、大友が負傷したことすら忘れていた。。。
九死に一生を得たせいか、終始自信喪失な大友。
今までの自信・自負を胸に秘めた姿や被疑者も大友鉄の前でならあっさり自供しちゃうという、ちょっぴりファンタジーみたいな部分があるのも好きだったけど、今回の方がより身近に感じられる、人間くささが出ていてこっちも好きだなぁ。
これからの成長が楽しみな若手刑事の足達さんもいい味出してて先が楽しみ。
優斗もどんどん成長していて、もう子どもを言い訳に自分のことを後回しにすることができなくなってきた。この先どうしていくのか見守りたい。
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刑事総務課所属の大友鉄は、毎度各所の特捜本部へお邪魔虫のように乗り込んでいく。子連れ刑事という設定が緊張感を和らげる効果を生んでいる。
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2016/03/08
移動中
連載モノは継続して読むのが楽しい。
成長譚ではなく、想いの持ちようの変化は新鮮。
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先の事件で負傷し、長野県佐久市の実家で療養していたシングルファーザーの大友鉄ー父を訪ねに高速バスに乗った優斗は、移動中に忽然と姿を消してしまう。誘拐か、何らかの事故か!?優斗が行方不明のさなか、さらにバスの大事故が発生する。混乱を極める難事件に県境を越えて大友鉄が立ち向かう。
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前作『凍る炎』で狙撃され(この犯人は別シリーズ「警視庁追跡捜査係」で逮捕されるというコラボレーション)、実家でリハビリ中の主人公大友の元へ、息子が高速バスで訪ねる途中、行方が分からなくなる。
冒頭からの衝撃的展開で、読者を物語の世界へ引っ張り込む。ストーリーテラー堂場瞬一の本領発揮。
続発した高速バスの事故を背景にした、このシリーズ異色作といっていいか。
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優斗おっきくたくましく育ってるなぁ…
撃たれたことさらっと流しておわってるけど、もう詳しく書かないのかしら?
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堂場作品の中で唯一ずっと読んでいるシリーズ。
今回は大友の切れ味がいまいちなのでなんだか歯がゆい感じ。それでもいつもと変わらずテンポよく読み進めていけたので十分に楽しめた。
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5の話の続きは、別のシリーズに引き継がれてたのですね。
さて、撃たれてから、勘がなかなか取り戻せない大友鉄。今後どうなっていくのか?
高速バスの話なので、動機という点においては、予想できるもの。でも、何だか悲しい事件です。
ラストの、大友鉄の言葉は、杉下右京を思い出しました。
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アナザーフェイスシリーズの第6弾でしたが、前回、謎に終わった主人公大友鉄が銃撃された真相も分かりましたし、その銃撃後にリハビリを兼ねた実家帰省で起こった息子を巻き込んだバス事故に端を発した一連の事件で、事件の核心に迫っていく大友の姿が良かったですね!
この事件をステップとして、今度こそ大友が捜査一課に復帰となるのか?注目です!
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大友の一人息子・優斗がパーキングエリアから消えたことから、否応なく事件に巻き込まれていく大友。
幸いにも優斗は無事に戻ってはきたが、誰が、何のために優斗を拉致したのか。
優斗の精神的ダメージを気にかけながらも、大友はどうしても事件が気になってしかたがない。
企業が会社という組織を守るために隠蔽工作を行うことは、別に珍しいことではない。
最近ではそれでも以前よりも減ってきただろうけれど、隠蔽したことで新たな犠牲者が出るケースもこれまでにはあった。
横浜で起きたタイヤ脱落による母子が巻き込まれた死亡事故。
湯沸器の動作不良が原因となった一酸化炭素による死亡事故。
社会的に許されることではないし、すべてを公けにして事後原因を究明し、二度と同じような事故を早急に起こさないようにすること。
それこそが企業としての責任を果たすことになるのだと思う。
銃弾を受け、事件の現場からしばらく遠ざかっていた大友。
以前とはどこか違う自分を、捜査の過程で思い知ることになる。
前には感じることがなかったためらいがあったり、焦りがあったりと、事件に一歩踏み込んでいくことがなかなか出来なくなっている。
それでも、爆発物を発見したときに咄嗟に刑事としての行動を取る大友はすごい。
やはり根っからの刑事なのだと思わせる場面だった。
復讐の念に囚われた者は、その感情に呑みこまれて行く。
視野が極端に狭くなり、自分のしていることの意味すら見失っていく。
復讐者にもそれなりの理由があるだろうけれど、結末はけっして誰も幸せにはなれないのだと、あらためて思った。
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負傷が癒えつつあって、仕事への復帰を考える大友刑事が、思いも掛けない事件に巻き込まれ、或いは関わることになる物語だ…
息子の行方不明に、乗っていたバスの事故…不審な事態に大友刑事は動揺しながらも事件に向き合うこととなる…そして、事態は意外な展開を見せて行く…
高速バスを巡る事件の展開に、息子の成長に向き合いながら、自身の負傷からの復帰等のことを想う人生模様が絡み、頁を繰る手が停まらなくなってしまう…同情に値するような動機を有しつつも、決して許されない犯行に手を染める者達…大友刑事が彼らを追う…
非常に楽しめた作品で、多くの皆さんにお勧めしたい!!
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シングルファーザーの刑事大友哲のシリーズ4作目。
前作での怪我の療養中に一人息子が巻き込まれる事件。
管轄外の地域で起こった事件であり手出しは出来ないのだが、自身が目指す方向についての悩む中、息子との会話の中からやるべきことを見出だしていく。
毎作羨ましく感じる仲間たちのフォローも相変わらず素敵な感じ。
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前作で撃たれ一命を取り止めた大友は療養のため実家へ帰っていた。
そこへ後から高速バスに乗って息子の優斗がやって来るはずだった。
途中のパーキングエリアで行方不明になったという。
その後、運転を再開したバスは事故を起こす。
一体何が起こったのか、各々は繋がった事件なのか?
少しずつ近付く真相は、気持ち的にはわかるとこあるな…といった感じだった。
2017.12.20