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将来の日本 吉田松陰 みんなのレビュー
- 徳富 蘇峰 (著), 隅谷 三喜男 (責任編集)
- 税込価格:2,145円(19pt)
- 出版社:中央公論新社
- 発売日:2015/05/10
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紙の本
明治から昭和にかけて自由主義思想を広めた徳富蘇峰氏の出世作です!
2020/07/14 10:51
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投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、明治から昭和にかけての新聞人であり、文筆家であった徳富蘇峰氏の代表作です。同氏は、熊本洋学校を経て同志社に学びましたが、中退して故郷で自由民権運動に参加されます。自宅に大江義塾を開き実学教育をするかたわら、自由主義思想を学び平民主義に接近していき、同書『将来の日本』で名をあげると、上京し民友社を創立、『国民之友』を刊行して平民的欧化主義を謳い余勢をかって報道紙『国民新聞』を創刊するなどオピニオン・リーダーの地位を確立した人物として知られています。同書は、その徳富蘇峰氏のまさに出世作『将来の日本』を収録した書であり、ここでは現在を過去と未来の衝突の場と説いています。また、『吉田松陰』では松陰の像に世界の大勢と対峙する自らを重ねて思いが綴られます。
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