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ブラックアウト 上 みんなのレビュー
- コニー・ウィリス （著）, 大森 望 （訳）
- 税込価格：1,056円（9pt）
- 出版社：早川書房
- 発売日：2015/07/23
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文庫 ２０１１年ヒューゴー賞長篇部門 受賞作品 ２０１１年ローカス賞ＳＦ長篇部門 受賞作品 ２０１０年ネビュラ賞長篇部門 受賞作品
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紙の本
タイムトラベル小説の傑作です。
2017/05/19 13:16
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者：コスモス - この投稿者のレビュー一覧を見る
コニー・ウィリスのタイムトラベル小説は初めて読みました。
（『ドゥームズデイ・ブック』も『犬は勘定に入れません』も読んでいません）
『オール・クリア』に続く一連の物語は、プロットも巧みに練られていて本当に楽しめました。傑作といっても過言ではないと思います。
本作品『ブラックアウト』と次の作品の『オール・クリア』は一続きになっているので、
総ページ数で言うと、2000ページ程になります。読むならある程度の覚悟が必要です。
また、短編作品『空襲警報』の登場人物も『オール・クリア』の方で関係してくるので、そちらを読んでいた方が内容をより楽しめると思います。
舞台は第二次世界大戦下のイギリス（主にロンドン）です。2060年のオックスフォード大学の史学生がタイムトラベルしてきますが、彼らが未来に帰ろうと試みることが物語の軸になっています。
彼らが悪戦苦闘する姿を通して、第二次世界大戦の現状を読み解くのもよし、未来人と対戦下で生まれた人たちが関わることでどういった化学反応が起こるのかという点に注目するのもよしです。
本作品には様々な楽しみ方があります。
何度でも読み返せる作品だと思います。
（下巻とレビュー内容が同じ）
紙の本
謎だ！
2016/12/30 21:26
2人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者：yukiちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
アメリカ人って、どうしてこんな下らない、ドタバタ物が好きなんだろう？
話の流れに関係なく、これでもかとぶっ込まれる与太話。「そんなはずないじゃん。」と突っ込みどころ満載のエピソード。
コニー・ウィリスは好きなので、「航路」も「犬勘」も大いにたのしませてもらったが、この本は読み始めて１０ページくらいで吐き気を催し、１年半も本棚で眠らせてしまった。
今回、意を決して再び挑戦したが、またまた吐き気を覚えるところを必死で我慢して、ようやく半分読み進んだ。
早いとこ下巻も制覇して、オールクリアに進みたい。
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