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沢村鐵氏の大人気警察小説「クラン」シリーズがいよいよ開幕します!
2020/09/09 10:14
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投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、地方都市の学校を舞台としたミステリー小説『雨の鎮魂歌(レクイエム)』で作家デビュー以来、「警視庁墨田署刑事課特命担当・一柳美結」シリーズや「極夜」シリーズなどの人気シリーズを次々に発表されている沢村鐵氏の作品です。同書は、大好評の「クラン」シリーズ(全7巻)の第1巻目です。内容は、渋谷の片隅で警察関係者の遺体が見つかるという事件から物語が始まります。明らかな他殺体を自殺と断定した鑑識課の検視官・綾織美音に対し、疑念を抱いた捜査一課上層部は、晴山旭警部補に内偵を命じます。彼女の目的とは一体何なのでしょうか?真実を明らかにした晴山の前に現れたのは、警察内に潜む巨大な闇の存在でした。沢村鐵氏の傑作警察小説シリーズがいよいよ開幕です!
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クラン1警視庁捜査一課・晴山旭の密命
2016/01/20 10:37
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投稿者:kon - この投稿者のレビュー一覧を見る
一柳美結シリーズに続くシリーズ物のスタートです。今回は晴山旭警部補が主人公です。クランがキーワードですね。密命を帯びてやみを正す。面白いです。シリーズ物はわくわくしますね。
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釜石線の人たち
2016/05/21 07:03
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投稿者:シログルミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
主人公の晴山をはじめ登場人物のすべてが岩手県を走るJR釜石線の駅名からとられています。おそらく筆者が津波で大きな被害のあった釜石市郊外の出身だからではないでしょうか。
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読み始めるとクセになる
2015/11/23 14:07
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投稿者:マル神保 - この投稿者のレビュー一覧を見る
舞台設定や人物造形は警察小説にありがちなパターンだが、意表をつく展開の連続に、ついつい物語に引き込まれしまう。
読み終わってふと冷静になると、話の展開は非現実的だし、登場人物もいわゆる「中二病」的なのだが、それでも続きが読みたくなるのは筆者のうまさなのだろう。
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初めての作家。主人公の心のつぶやきがダラダラ多く不快だけどストーリーは面白い。終盤になっても捜査が進展せず事件が解決するのか心配になったけど、(2につづく)で終わっちまった。2も買ってあるので最後のページめくったら(3につづく)になってる。とても長い物語のようだ。腰を据えてじっくり楽しませてもらおうかな…
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現役警察官、警察OBが立て続けに死体で見つかる。
検視の結果、自殺と処理されるが、明らかに他殺であった。
警察の裏金問題と警察による警察官殺しの疑惑、
最新の科学捜査、スピード感があって楽しめた。
話が本筋に入るまでは、冗長な印象。
終わり方は、次巻も読みたくなった。
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渋谷の片隅で警察関係者の遺体が見つかった。明らかな他殺体を自殺と断定した鑑識課の検視官・綾織美音。疑念を抱いた捜査一課上層部は、晴山旭警部補に内偵を命じる。彼女の目的とは一体?真実を明らかにした晴山の前に現れたのは、警察内に潜む巨大な闇の存在だった―。
新しいシリーズ。警察内秘密組織の活躍になっていくのだろうか?
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警察内部の陰謀もの。誰が敵で誰が味方か。どこまでメスは入るのか。パターンは踏まえているようだが、どこで裏切ってくれるかに興味がもてる。
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物語の序章なのかもしれないけど、話が進まず、登場人物の紹介のような感じ。第1巻としてのエンディングがなにもなく、2巻に続く。大きなストーリーにプラス各巻のドラマがないと。
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著者初読み。
警察関係者の変死から、次々と浮かび上がる疑惑。事件の進展が、捜査一課の刑事と所轄署のベテラン刑事との視点で交互に語られる。
そして、浮かび上がる警察内部の巨大な闇。
クラン(一味、党、集団)を組み、真実を明らかにするべく、警察機構に敢然と戦いを挑む仲間たち。
真相は?闇はどこまで広がるのか?
目が離せない展開に、続けてクランⅡを読まねば。
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捜査二課の恋人を自殺で失った検視官・綾織の内定を秘密裏に命令された捜査一課の警部補・青山。警視庁の周辺では、綾織の恋人の北森を始め、元警察官の自殺など、警官の死が続いていた。青山は綾織を説得するのに、捜査支援分析センターの上郷の手を借りていたが、実は彼女は首席監察官の千徳の部下であり、警察の闇を暴くために密約を結んだ「クラン」の一員であった。北森の死に疑問を抱いていた青山、綾織は共に密命に加担することに…そんな中、渋谷南署の生安に異動になったベテランの岩沢は、渋谷で起きている何かを感じ取っていた。その岩沢の直感で、北森が他殺である証拠を得た途端に、今度は警視庁内部で、捜査一課の署員が自殺を図る…と言うのが、1巻まで。
4月は警察小説強化月間にしようと、大切に取っておいた「クラン」を1冊目に選んだが、これは4冊まとめて、読まなければ、先が気になって、しようがない。
警察小説だけど、警察内部の悪と「クラン」との闘い。今までにないタイプで、結末にかなり引き込まれる。
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警察関係者たちの変死。それに絡む警察内の巨大な闇。どんな組織も一番の敵は自分たちの身内か。今作はまだ話の序章。ドラマ「小さな巨人」ではないけれど、小さなものがどんなにたくさん集まって抗ってもお金と権力の前では太刀打ちできないというのが実際のところかな。ましてや警察や自衛隊のような縦社会では。これからどう闇に切り込んでいくのか。1冊ごとにとりあえず完結ではないので、続きがすごく気になります。
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渋谷の片隅で警察関係者の遺体が見つかった。明らかな他殺体を自殺と断定した鑑識課の検視官・綾織美音。疑念を抱いた捜査一課上層部は、晴山旭警部補に内偵を命じる。彼女の目的とは一体?真実を明らかにした晴山の前に現れたのは、警察内に潜む巨大な闇の存在だったー。
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渋谷の片隅で、警察官の遺体が発見された。
どう見ても他殺なのに、検死官は、自殺と断定、そんな馬鹿な...
しかし、それは単なる始まりに過ぎなかった。
捜査一課、晴山警部補を巡る状況は、刻一刻と大きなうねりを見せて行く。
警察の裏に巣食う巨大な闇に、どう対応するのか。
果たして、この闇はどこまで広がっていくのか。
晴山警部補の困難な闘いは続く。
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読中、読後感共に悪い。警察の側に立つわけではないが不祥事じありきで腐敗しきっているという設定自体は比較的よく見る構図だが何というか他の作家に比べると嫌悪感がつきまとっていた。そして絶対に秘密裏に進めろと命令されていたにもかかわらずあっさり同僚に盗聴されて自殺されてしまうなど隙がありすぎ、ご都合主義感も否めない。シリーズモノは今まで最後まで読んできたがこの作品は微妙。何だかんだ読むんだろうけど、、、