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スクラップ・アンド・ビルド みんなのレビュー

153(2015上半期)芥川賞 受賞作品

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みんなのレビュー461件

みんなの評価3.3

評価内訳

450 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

おじいちゃん

2015/10/05 02:43

4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:szk - この投稿者のレビュー一覧を見る

『火花』よりお話としては、こちらの作品の方がずっと面白かった!!おじいさんの願いを叶えるべく必死な主人公。その願いってのがね、、そのためにおじいにある意味でスパルタで接するってのがね。愛なのか鞭なのか、ごっちゃごっちゃ。でもさ、結局、おじいのあるヒトコトで、真実が見えてね。頑張った主人公はむなしいが。。人間ってそうよ、生にしがみついて、死ぬまで生きるのよ。最後はなんだかんだで清々しく。気に入りました。

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紙の本

介護の話だけど人間の尊厳を面白く読ませてくれる

2017/12/27 18:23

2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:たけぞう - この投稿者のレビュー一覧を見る

文藝春秋2015年9月号で読んだ。
もう一作が火花だったうえ、選評や受賞者の声が読めたから
至れり尽くせりだ。大増刷で話題になったが、
間違いなくこれはお得だよ。

芥川賞は、以前も二作受賞ということがあり、甲乙つけがたい
タイプの異なる組み合わせであった。
オーソドックスと前衛的の二本である。
ところが今回は、珍しく両方ともオーソドックス。
素直に楽しめる組み合わせに驚いた。

この作品のテーマは介護だ。健斗と母とじいちゃんの三人暮らし。
健斗は五年間勤めた会社を辞め、アルバイトと資格取得の
勉強と中途採用面接を繰り返す日々。

彼女との日々もぎくしゃしし始め、家の中でもじいちゃんと母が
ぎくしゃくし、そんな心を乱されてばかりの毎日である。
母が限界を超えそうになると、健斗はしぶしぶじいちゃんを
外に連れ出している。

早く死にたい、お迎えはまだかなが、口ぐせのじいちゃん。
なんだか情けなくて、かまって欲しくてしょうがなさそうだ。
健斗はじいちゃんの半面を生きるように筋トレに精を出し、
なんとかステロンとかエストロなんとかを
体中にいき渡らせようともがいている。

死にたい人と生きたい人。ふと健斗は気づく。
死にたいなら、そうさせてやろう。生きる力を奪ってやろう。
リハビリなんかやめさせ、薬漬けの病院に送り、おいしいものを
食べさせて体に負担をかけてやる。
優しい介護のように見えて、弱らせようと画策した結果なのである。

人間の気力と体力は、尊厳に支えられていることを実感した作品。
ラストがとても印象的で、すがすがしい気持ちになった。

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紙の本

スクラップアンドビルド

2016/07/20 13:55

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:mino - この投稿者のレビュー一覧を見る

2016年一冊めは昨年の芥川賞受賞作品、羽田圭介さんのスクラップ・アンド・ビルドでした!

介護やら尊厳死やら、重たい単語が踊るのにやや怖気付いていましたが、読んでみれば意外とそんなこともなく!最後にはちょっと生きる希望を感じるような作品でした。

スクラップ・アンド・ビルドは、主人公・健斗と、健斗と同居する祖父の介護が中心となった物語です。

健斗はある日、それまで聞き流してきた祖父の「死にたか」という口癖について彼なりに真剣に考えはじめます。

ー良くなりはしない身体とともに耐え続けた先にも死が待っているだけなのなら、早めに死にたくもなるのではないか。

ー死にたい、というぼやきを、言葉どおりに理解する真摯な態度が欠けていた。

そしてそんな「死にたい」祖父が、苦しむことなく死を迎えられる方法を彼なりに実践して行くのです。

ー苦痛や恐怖心さえない穏やかな死。そんな究極の自発的尊厳死を追い求める老人の手助けが、素人の自分にできるだろうか。
ーしかし八七年も生きてきた祖父の終末期の切実な挑戦に協力できるのは自分くらいしかいないだろうと健斗は思った。

こうしてあらすじをかたるととても重いストーリーに聞こえますが、実際に読んでみるとそうでもなくて、むしろ笑えるところさえある作品です。
死にたい死にたいといいつつ生に執着する人間の可笑しさや、尊厳死を手伝おうとする健斗がそんな生への執着を目の当たりにした場面など…
健斗の視点は普段テレビで拝見している羽田圭介さんのお人柄に重なるようで面白かったです。かわってますよね、彼。笑

ページ数も少なくて読みやすい作品ですので、気になってる方は是非!

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紙の本

若者の死生観と感情の変化を表現

2020/08/30 12:01

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ぷーちろ - この投稿者のレビュー一覧を見る

今の若者から見た日本の社会・死生観がよく表現された本であると感じた。祖父を弱い存在であると見下していた主人公であったが、自らが旅立つ際には自分の弱さを感じてしまう。人間は弱い存在で,思い通りにならないことも多い世界で,それぞれの方法で戦い続けるしかないのである。社会を生き抜く不安と若者の感情を的確に表現している。

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電子書籍

羽田さん

2016/06/18 21:38

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Wa - この投稿者のレビュー一覧を見る

バラエティ番組で羽田さんのことが気になって読みました。
文章から情景が思い浮かんで、一気に読みました。おもしろかった。

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電子書籍

きっかけに

2015/12/20 00:16

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ろか - この投稿者のレビュー一覧を見る

とっても久しぶりに、コミック以外のものを電子書籍とはいえお金を出して買ったのが、火花。
正直あんなに短いのにまだ読み終わらないのかと思うような気持ちで読んで、読み比べようと思ってスクラップアンドビルドを購入。
感情移入したり、反発したりしながらあっという間に読み終えました。
爽やかな読了感、腑に落ちない今後。
きっかけを与えてくれた火花。
本を読むっていいなと思わせてくれたスクラップアンドビルド。
商売に乗ってしまいましたが、読まなければ批評もできない。
読んだからこそ、優しい、でも複雑な気持ちになりました。

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紙の本

スクラップアンドビルドについて

2015/11/18 19:25

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ヤマツ - この投稿者のレビュー一覧を見る

まず最初に一言、良かったです。
表紙、帯、その他色々な要素が相まって購入に至りました。
最後に一言、良かったです。

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紙の本

高校生の息子に

2015/09/28 20:09

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:こーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

高校生の息子に夏休みの課題の感想文のため購入。芥川賞受賞作ということもあり、これに決めたようです。普段、あまり読書しないのですが、読み易かったようで、あっと言う間に読み終えてました。内容はそれなりに面白かったようです。

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2015/08/31 13:33

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2015/07/27 15:03

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2015/08/08 17:51

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2019/11/13 17:09

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2015/08/15 21:38

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2015/10/22 21:20

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2015/08/09 00:48

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