電子書籍
なんだか悲しい幸せな話
2020/06/21 10:25
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ねこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
表紙が好きで、ジャケ買いのように夜中にかいました。
翌朝ぼんやりした頭で読みはじめて、そのまま一気に読み進めてしまいました。この関係がどこにいくのか、たぶん行き着く先は描かれてないんろうなと想像しながらそれでも行き着く先が見たくって止まりませんでした。小説自体は、いろんな表現を繰り返す感じとかスピード感がないところとかは好みではなかったので評価少しさげてます。
ふたりの優しくて幸せな関係にふと浮上する彼の姿は結局明確には描かれなかったけど、ふたりの話の前では野暮だったんでしょう。
タイトルが全部を包み込む主人公の愛のようで、読み終わってこれを書きながらなんだか泣きたい気持ちになっています。ここまで好きな人に出会いたくなりました。
紙の本
テンポの良い会話体の作品
2022/11/08 08:26
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Koukun - この投稿者のレビュー一覧を見る
テンポの良い会話体でストーリーの大半が描かれた甘々のラブストーリーである。所詮「不倫」ということもあり最後までスッキリとはしない作品であるが、会話を中心とした文章のうまさが際立つ作品である。明日が見えない終わり方なので読後感はあまり良くないが、不倫を条件にした以上やむをえないか。
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ドーズ案 - この投稿者のレビュー一覧を見る
やはり、不倫は駄目だ、世の中的にもそうだ。たが、ど正論、当然では片付けられないなにかを感じさせてくれる作品であった。
電子書籍
遠い日の思い出
2017/12/31 13:05
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:プロビデンス - この投稿者のレビュー一覧を見る
人を好きになるときのドキドキ感が、懐かしく思いおこされた。大学院が舞台というのが珍しく感じたが、ストーリーは、まあ、それほどのものでもない。
投稿元:
レビューを見る
気がきいてるなあって思う。そして胸キュンな感じ。
この間とか、雰囲気、なんとも好きです。
ふたりの行方は、もう行き止まりなんだなって思ってしまうところが自分としてはちょっとさみしいような。
投稿元:
レビューを見る
『絶対、最強の恋のうた』の続編のような気がする。あの作品の2人は大学の同級生。今回は大学院生と研究員の2人。前の作品と同じように出会うべくして出会って恋をするけれど、今回は女の子の方が既に結婚していた。巧みに避けているとかそんなじゃなくて不倫の話にはなっていない。ちゃんと恋の話。運命の人と出会うのに順番を少し間違えたのだ。先に会えてたなら、というのは言っても仕方のないことなのだ。これからどうなるかはわからない。けれど「2人が健やかに眠れますように」と祈りにも似た気持ちになる。
投稿元:
レビューを見る
2011.1
すーーっとお話に入れ、気付いた読んでる間いつも涙が出てました。
電車の中では読めませんねw
同じような気持ちになった事があるーー!!(今かも??w)と?
今溢れたのは、ビールの泡だけかしら。。。
「◯◯かしら」といえば何でも思わせぶりになる。。
って、、とっても印象的でした。
メリークリスマキの意味私はわかりました♡(◕ฺ‿◕ฺ✿ฺ)
続きが気になるお話です。
投稿元:
レビューを見る
読んでいてとにかく恥かしくなった。
設定や構成は、よく言えば王道、感覚的にいうとありきたり、使い古し。
それで良いんだろうと思うけど。
まあ、いいんだけど。
タイトルは素敵だと思うが、それが作中の伏線でも何もないことに逆に驚いた。
投稿元:
レビューを見る
友人から勧められて読んだ本。
恋愛小説ってあんまり読まないけど、これは読んでる間いいなーって思ったかな。
言葉の選び方がすごく好きな感じで、言葉遊びが上手だと思った。
ストレートに伝えれば簡単なことかもしれないけど、それをちょっとオブラートに包みながらも相手に伝えるのはなんかいい。
終わり方が思っていたのと全然違っててなんだか拍子抜け。
でもここで終わらせた方がその後を読者が想像しやすいのかも…
私にはなんか想像できないけど(笑)
この世には、マグレと気まぐれしかねえんだよ。
いいんだよ。あいつはあんなもんでいいんだよ。おれが守ってやればいいんだろ?
こんな素敵なことをさらっと言っちゃう木戸さんに惚れた!
あと木戸語録カレンダーは私もほしいです(笑)
ちなみにこの作品中の誰かの心情むっちゃわかってなんか切なかった(笑)
私の好きな人も、よく眠れますように…
投稿元:
レビューを見る
ひたすら2人アツアツっぷりが続く本。
2人の言葉のやりとりがすごく良くて、思わずうふうふしてしまう。
こんなの良いなあ~なんて思っちゃう自分にビックリ。
好きスパークが好き。
噛んじゃうとこも好き。
投稿元:
レビューを見る
主人公の"僕"が書いた日記を読んでいるような小説だった。
"僕"と"めぐ"の絡みはしつこいくらいだけど、そんな風にお互いの気持ちを言い合える関係もいいなーと思った。
"僕"の妹のエピソードがもう少し書かれてたら嬉しかった。
なんとなく続きがありそうで、今後の展開と2人の気持ちの変化が気になった。
投稿元:
レビューを見る
「恋ってのは寸止めが一番美しいんだよ」
「数学の世界だったら、永遠に近づき続ける線を簡単に定義できるだろうよ。宇宙の果てまで行っても、決して交わることのない二つの線はそれでも永遠に近付き続けるんだ。だけどよ、残念ながらそんなものは、この世にはねえ。」
「スキーだと?」「あの板に乗って、坂を滑るやるか?」
投稿元:
レビューを見る
中村航が書いただけで「好き」ってたったこの二文字が
ほんとにほんとに、心いっぱい好きで仕方なくて
あったかくて、ほんやりしたものに思える。
何なんだろう、この魔法!
しかもね、ほんとはこんなに純粋無垢な恋じゃないはずなのに
幸せすぎて応援したくなっちゃう。
後ろめたさもなければ、嫌悪感もない。
ただただひたすらに、宇宙空間に限界いっぱいまで広がる
愛の優しさに圧倒されてしまう。
投稿元:
レビューを見る
2011.02.15
許されない禁断の恋愛をこんなにもきれいに描いていることには感動した。
だけどどうしても良くないことの印象が強くて共感はできなかった。
木戸さんは何者だったの?
えっここでおしまい?オチは?
という感じ。
あんまり意味が分からなかったなぁ。
投稿元:
レビューを見る
どんな形であれ恋愛というのはいいね
二人の恋愛の障害は
めぐにはダンナさんがいるということ
でも読んでいるうちは
そんなことを考えさせないくらいの
キュンキュンするエピソードがいっぱいです
結末はタイトルから
わかるような気もするけど
結論を紅白歌合戦の勝敗にゆだねた主人公が
すごく切ないよね
こういう相手を思いやる恋愛って
すごく大切だと思う
そういう意味で私にとっては
評価できる作品かな