紙の本
感動的な場面のはずなんだが
2022/11/08 08:13
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投稿者:Koukun - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書の中の一編「蜩の鳴く夜に」について。
がん治療から生還した夫と妻の話。「生死をかけた話なので当然感動的になるはず」という作者の謀がなんだかミエミエでどうにも違和感があり、のめり込むことができない。なんだか淡々と読み進めてしまった。この作者の作品は、読みにくいわけでもないし 理解し難いわけでもないが、なんだか雰囲気だけというものがしばしばある。
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こんなエッチな話とは知らなかった。
エッチかける10の短編集。
10種類のエッチ。
でも、ドロドロじゃなくてサラサラって感じ。
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短編小説。大人の恋愛。性にまつわる物語。
男と女、心だけじゃ成りたたない関係。性欲は個人差がありますから、どれもが自分と合致するわけじゃありません。物語ですから。
ただ、あからさまな表現も多いけど、要は、もっと相手をいたわりあうことが大切だということではないかと思いました。
深いところで、相手を思えれば、こんなに楽しいこともあるんだよ、ということろですね。
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久々の石田さんの新刊。
今回は電子書籍で購入。
内容は【sex】の系譜を受け継いだ感じ。
短編集だったから、サクサクと読み進められた。
どこまでも“性”の問題に対して真面目に向き合ってる石田さんだからこそ描ける作品だと思う。
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大人になっても不器用で、切実な欲望を持て余している―そんな男女におくる、この上なく熱く刺激的な作品たち。表題作を含む、10個の作品が収録をされた官能短編集。あらすじには恋愛小説とあるが官能小説っぽい。女性作家の官能小説ばかり読んでいるため、石田衣良の直接的な表現を含む官能小説は苦手だなと思ってしまった。なぜか、嫌悪感が先行をしてしまう。もうちょっとオブラートに包んだ表現をしてもらいたいかもと思ったりもした。
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何も思わず図書館から借りてきたが、官能的な恋愛短編だった。ははは。
表題になっている『MILK』は匂いに関する話し。それならわかる気がする。
『いれない』そういう関係もアリかも。そんな関係だからこそ盛り上がるんだろうね。
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2015.11.23
久々の石田衣良。
セックスがテーマなのですが、さらっと読めた。表紙もピンクで可愛いけど、外で読むのはちょっと恥ずかしい内容です。
どれが好きとか言うの恥ずかしいので、この辺で。
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石田衣良著『MILK』読了。
大きな刺激と言うよりも…
じわっと持って行かれる優しい刺激!?かな。
低温やけど的な中までしっかり熱が入った読後感です。
短編集なので、それぞれの主人公達の感覚は、
さらっとしている風で…それでいて軽くない生き様。
生き様と言うか性癖!?香りや匂い。。。
いろいろ想像させられっぱなしでした。
確かに「心と身体を潤す楽園の泉のようなエロスが欠かせない」ってことですな。
配信開始短篇ごとに100 円でも配信とのことなので、
じわじわ堪能した方が良いと思います。
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愛のかたちのそれぞれ。
生きるということと性を直接結びつけている感じ。
短編の話の中でどれが正しいかたちとかはないんだろうけど若い頃より中年からの性は少し切なさを含んでいて、そういう姿を石田さんは描きたかったのかなぁと思ってしまいました。
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「みんな、セックスなんて誰としても同じだっていうんだ。ぱっとしないカフェの昼定食みたいに」
「そうね。ほんとはすごいご馳走で、生きていくためになくてはならない栄養なのにね。」
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一人息子を妊娠して以来、夫とはセックスレス。
このままでは三十代の十年間を一度もセックスしないですごすことになる、
と思った皆子は、同じような境遇の男性と関係を持つことを決意する。
「アローン・トゥゲザー」
結婚して七年になる直哉は、何気なく食事に誘ったアルバイトの女性と
帰り道でキスをしてしまう。はじめ驚いていた彼女は、
次の瞬間、思いもかけぬ提案をしてきた。
「いれない」
アメリカのブルーフィルムを上映している映画館で、
年上の女性と出会った男子高校生の一志。
彼女は脚本家で、AVの脚本を書く参考に一志の話を聞きたいという。
「水の香り」
誰もが当たり前に持つ欲望と、それが満たされるよろこび。
刺激的で幸福なエロスを、軽やかに描き出した官能小説短篇集。
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可愛い表紙で図書館から借りて読んだけど、
milkってそーゆー意味ね!ってツッコミを途中で入れてしまう。
私はまだ目覚めていないが、性欲がものすごく書かれていた。
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性のある生活。
30代の女と40代の男の夫婦の性欲の差。
ミルクの匂いを妻に発見したとき。
高校生と大人の女の火遊び。
抗がん剤治療から帰宅した夫と妻の情熱。
プラトニックで官能的な浮気。
夫婦のレスを他の相手で満たすことにした男女。
病気した妻の容赦ない性欲。
バイト先の年上女性との妄想が現実になるとき。
互いの出張の間にために溜めた妄想と当日。
茶目っ気のある叔母に恋心を抱き続けた結末。
なんとも官能小説だった。
オチのない話もあったり、暗闇なのになぜか乳首の色がわかっちゃったり、
これは著者の癖なのか、言葉の言い回しとか漢字をあえてひらがなにするところの文に、違和感を覚えてしまった。
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塩をふったミルクのような。結婚4年目で妻とセックスレスの雄吾は同僚から自分の欲望に直結する匂いが立ちのぼるのに気づく-。女性の心をとらえる、爽やかな官能短篇集。
IWGPの石田衣良が描く官能小説というので興味を惹かれて読んでみた。そんなにひどいことにはならなかったけど、通勤電車で読むには隣の人の視線がやはり気になった。
(Ⅽ)
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性をテーマにした短編集。夫婦間であっても他人に伝えるのが難しいからこそ、すれ違いが悲しいし分かり合えたと感じたら一瞬でも幸せなんだろうと感じた。