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紙の本
渋い仕上がりの短編集
2015/12/21 17:45
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:紗螺 - この投稿者のレビュー一覧を見る
安易に甘い結末に流れないのはこの作家の長所だと思うが、それにしても暗めの雰囲気の話が多かった。子どものためにわざとまちがった毒草を食べる母親、治る見込みのない梅毒を抱えた夫婦、過去に男に裏切られたことで怨念を胸に住まわせてしまったままの老女…。細部まで丁寧に描き込まれているとは思うが、現在の読書気分には合わなかった。じっくり読める時向け。
ただ、暗いといっても、主人公自身とそういった人々が深い関係になるわけではなく、むしろ主人公は通り過ぎていく者のような視点で見ているので、読んでいてそれほど重苦しくはならない。その加減がうまいといえばいえる。
紙の本
次も楽しみです
2016/10/29 00:59
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Chocolat - この投稿者のレビュー一覧を見る
この「京都鷹ケ峰御薬園日録」が、シリーズ化したのには、ちょっと驚きました。
澤田瞳子さんって、もう少し前の時代が専門なんだと思っていたので…
なんとなく「御宿かわせみ」シリーズを思い出してしまいましたが、大立ち回りなどもなく、こちらは、もっぱら、主人公の心象的解決という感じで、人によっては、終わりがスッキリしないと、思う人もいるのでは?と感じました。
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