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昔、結構たくさんの星新一さんのショートショートを読みましたが、今回久しぶりに、まだ読んだことないやつを。
うーん、おもしろいのとおもしろくない(というかよくわからない)のの差が大きかったような。
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懐かしいですねえー
新潮文庫だけでも、結構冊数がありんす~。
◆ご依頼の件
えーと。旅客機一機分の依頼人を集めるのも大変かと~
◆外郭団体
政府関係者が読んだらダーク・アスピリン・グループや
フェニックス・レーザー・チームのような外郭団体を
持ちたくなるかも。
つーか、もう既に、実はアルカイダってペンタゴン肝煎りの…
だったりして。
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『タブー』
『ご依頼の件』
『れいの女』
『夜の会話』
『真相』
『初夏のある日』
『防止対策』
『くしゃみ』
『アリバイ』
『外郭団体』
『出現したやつ』
『ある休日の午後』
『待遇』
『たのみごと』
『気の迷い』
『静かな生活』
『才能』
『話し声』
『あるシステム』
『新しい車』
『こころよい相手』
『むこうの世界』
『運』
『組み合せ』
『都市化現象』
『金銭と悩み』
『出張』
『退院』
『マドラー』
『バーであった男』
『ひと仕事』
『文字が…』
『おととい』
『もらった薬』
『西風』
『輝く星』
『やつらのボス』
『依頼はOK』
『結晶』
『窓の奥』
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【星新一という世界】
私には好きな世界がある。その一つが星新一の世界だ。星新一の世界は、未来がモノクロで映し出される世界。全てはグレースケールをかけたように、粗い粒子を散りばめたような映像の繰り返しである。見たことがあるような、でもだれも見たことがない星新一の世界の中で、人は生まれ、育ち、社会に出て、結婚して、子供を成し、そして死んでいく。
作品自体はもちろん、あとがきがとてもよかった。こんな風に物語が生まれてくるのならば、きっと世界は揺らぎながらも続いていくのだろう。あえて、この問題に向き合わない作家もいるのだろうと思う。廃れていくことにカタルシスを感じる者もいるかもしれない。だけど、星新一はやり遂げた。具体的な事例を連想することなく、そして今でも古くならない物語を作り上げた。これは、皆が簡単にできることではないと私は考える。
異国の地で思う。星新一の世界は終わらないで巡っている。今回久しぶりに読み返すことになったわけだが、そこには確かに以前とは違う物語があった。そして、また15年の月日が流れてもう一度1ページ目を開いたとき、また違う物語に変わっているのではないかとさえ、思えてくる。彼を超越した世界に私はまだ出会ったことがない。星新一が生きて物語を書いたという事実に私は感謝している。
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期待を裏切らない完成度。シンプルで無駄がなく、風刺が効いていて予想を裏切る展開に脱帽。
間を置いて読みたくなる氏のショートショートです。和田氏のイラストもよいですね。
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う~ん、これはちょっと響かなかった。一番最初に読むとまた違うのだろうが。ずっと読んできた身にはレベルの低下を感じてしまう。
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宇宙船やエイリアンが登場しない、日常に潜む不思議な世界を描いたショートショート集。ふだん何気なくスルーしている、あんなことやそんなことに、こんな裏側があったら……もしかしたら、今まさにどこかの町で起こっているかもしれない、そんな生活に隣接した読み味がある。
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度々鳥肌感じる作品があった、あったというより理解できたのが少ししかなかった。自分の状況把握と読解能力不足だねー、不思議にストンと終わっていく物語と世界観で、読んでて楽しかった。
言葉ひとつ一つもあまり難しい単語は出てこなく、スラスラ頭に入る。だけど、言葉遣いは丁寧で基調されてる、流石でした、、
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「退院」と「マドラー」
物語の中にも書かれていますが、「退院」は、のっぺらぼうを彷彿とさせるお話です。
「マドラー」では、その人特有のしぐさが幸運を招くということが信じられない主人公が、身近な人々に真相を尋ねて回りますが、尋ねる人が皆、それを肯定します。
聞く人聞く人同じ反応をするのが、その前のお話の「退院」と似通っていて、不穏な感じがしましたが、予想外の結末でほっとしました。
「退院」と「マドラー」が前後に続いていたことで、読者を不安定な気持ちにさせる効果が増したのではないかと思いました。
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星新一は基本的にハズレない
ハズレたとしても、それはそれ。
ショートショート40編
時代と合わないものもあれど、何一つ困らない。
この本の中なら
「才能」
「こころよい相手」
「組み合せ」
「マドラー」
「結晶」
辺りが好き
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シニカルな話、後味の悪い話が多く、オチのはっきりしない話も多い。80年発行、後期の作風。
「こころよい相手」がいい。
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星新一の作品全体に言えることだが、時代を超えて面白い。何十年も前に書かれたものなのに古さを感じない。
本人もそのような意図があることをあとがきで言及している
(今回は珍しく作者本人があとがきを書いている!)
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妄想銀行がとても面白かったので、こちらも購入しました。
比べるものではありませんが、妄想銀行があまりにも私の好みであったため、こちらの評価は少し落ちてしまいました。
後味の悪さ、不気味さを求めるならば、こちらをどうぞ。