紙の本
8,000歩きましょう!
2016/01/20 21:01
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:キック - この投稿者のレビュー一覧を見る
ウォーキングの常識が覆ります。高齢の方にも読んでもらいたいとの趣旨なのか、文字が大きく、行間も広いので、本書はあっという間に読むことができます。健康年齢を延ばしたいと思っている方には必読の本です。
内容は、第1章が悪いウォーキングについて、第2章が奇跡の研究について、第3章が中強度ウォーキングについて、第4章が正しい歩き方について、第5章が病気予防とウォーキングについて、第6章が継続するためのコツについてという構成です。
本書の結論は、「8000歩/20分」です。つまり、1日8000歩(20分の中強度の運動)で健康を維持できるというものでした。その他にも、歩き過ぎは逆に健康を害する、筋トレはやってはいけない等々、ウォーキングにかかる留意点が満載です。中でも、第5章の病気別(うつ病・認知症・心疾患・脳卒中・がん・動脈硬化・骨粗しょう症・高血圧症・糖尿病・メタボ)の対策は、大変参考になりました。
何と言っても、奇跡の研究とまで賞賛された膨大なデータ(5000人×15年)に裏打ちされた分析結果ですから、説得力が違います。私は、健康維持のためには、最低限1万歩は歩く必要があると思い込んでいましたし、歩けば歩くほど健康に良いとも思っていましたので、認識を改めなくてはいけません。
紙の本
ほどほどの運動こそが,健康維持のための黄金律であることを提唱する本
2016/01/16 18:26
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:にし - この投稿者のレビュー一覧を見る
この本は,簡単にいうと,やりすぎではなく,足りなすぎでもない「ほどほどの運動」こそが,健康維持のための黄金律であることを提唱する本です。本の題名が「やってはいけない」となっているのは,ウォーキングのしすぎがかえって,健康を害することがあるという意味がこめられているのではないかと思います。
1日24時間の歩数8000歩と1日20分の中強度の運動が健康長寿を維持するための黄金律となる数字であるとしています。この8000歩 /20分とは,著者が,15年にわたって,65歳以上の5000人を対象に,1日24時間365日の生活行動を調査した結果から導きだされたものです(中之条研究)。
この研究は,4000歩/5分であれば,要支援・要介護,うつ病の予防ラインになり,それが8000歩/20分になると,要支援・要介護,うつ病に加え,認知症,心疾患,脳卒中,がん,動脈硬化,骨粗しょう症,高血圧,糖尿病の予防ラインになることまで検証されているものです。
この本は,新書という体裁になっていますが,字も大きく読みやすいです。そして何よりも,健康は幸せな生活を送るための基本だと思います。8000歩/20分とは,日常生活に工夫を加えれば,簡単に実現できる数字です。 読んだ以上は実行あるのみ,そんなポジティブな気持ちにさせてくれる本です。
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やってはいけないウオーキング
2016/04/26 11:14
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投稿者:カメキチ - この投稿者のレビュー一覧を見る
今までの考え方が変わりました。頑張ればいいと思いました。
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ウォーキング1万歩も必要ないって!!
8000歩でOKという。
だらだら歩くのではなく、インターバル・ウォーキングが大事と言う。メリハリが必要なのは納得。
歩き方の工夫が出来れば、人はいつまでも健康で生きていられるのかもしれません。
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タイトルからして歩いちゃいけないのかと思ったが、8000歩をシッカリ推奨している。最近流行りの「脅かしタイトル」シリーズの一環か。歩数よりも時間と言いたいだけみたい。
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ひとそれぞれ適切な運動量は異なるということは理解できる。余り決めつけずに自分の体と相談できるようになることが大切と思う。
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4000歩でうつ病の予防ライン、8000歩で高血圧、骨粗しょう症、糖尿病の予防ラインになる。外歩きの習慣がないと、
日光にあたることもなくなってうつ病になりやすくなるというのは、知っていたようで知らなかった。
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健康のために1日1万歩以上歩こうという話がありますが、これに対して膨大な臨床データを使って、本当に健康長寿を目指すならばそうではなくて、「1日8000歩+20分の中強度のウォーキング」が良いとのこと。中強度というのは、どうにか会話ができる程度の早歩き。
これに対して現在の自分はどうかと言ったら平日はそれに近いけれども、休日はそこまで歩いていないので、これからは休日も意識して歩くようにしないといけないと思った次第です。
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タイトルだけを見るとウォーキング自体を否定しているようだけど中身は「正しい」ウォーキングと「間違った」ウォーキングを区別して説明。
「歩く」という動作ひとつとっても健康として行うにはちゃんとした意識と方法が伴っていないと効果が出ないということですね。
わかりやすくて良かったけど柔術的にみると多少考え方の違いもありました。
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店頭でみて思わず買う。実はこの3年位、土日の朝は2kmくらいウォーキングをしている。しかもだんだん朝起きるのが早くなって、特に夏など4時代に眼が覚め、太陽が昇る前のひんやりした白々と空けようとする朝霧の中を歩くのがとても気持ちいいい、と感じていた。
しかし、朝起きてすぐ歩くのはイケナイと書いてある。血がどろどろ状態なのだそうだ。スポーツ大会でも記録を出すために決勝は夕方行うのだそうだ。それは何故か、体温なのだという。体温は朝起きた時からだんだん上がって夕方ピークになる。そして筋肉の活動は体温が高い方がよく働くのだそうだ。なので、健康ウォーキングもなるべくなら夕方、それが難しい場合は、少なくとも朝起きてから1時間は経ってからするのがいいそうだ。で、時間も20分でいいそう。
以後この教えのとおり、1時間たってから20分歩いている。この20分もとても実行しやすい。前は30分は歩かないと、と思っていたがけっこう大変。10分の違いだが20分はすぐ経つ。
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1日の総歩行数は、8000歩。そのうちの20分が中強度の歩行。これが、「究極の生活習慣
である。2012年にスウェーデンのカロリンスカ研究所によって、1日20分程度の中強度の運動を2ヶ月続けることで長寿遺伝子のスイッチが入る、ことが証明された。
いちにちのピークとなる、夕方の時間帯の体温を上げる工夫が必要。そして1番のおすすめは、、夕方の速歩きです。
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8000歩20分、10000歩30分を実行しましょう。あらゆる病気の予防効果あり。ダイエットにも効きます!
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タイトルを見て「えっ!」と驚き、「嘘でしょう」という思いで読みました。この表題は誤解を生みますね。(それが狙いかもしれませんが・・・(ーー;))著者の言によると、やっていいウォーキングと、やっていけないウォーキングがあって、本書はその違い(正しい歩き方)を説明されてるんですが~。ウォーキングが悪い意味にもとれますね。「健康に良いウォーキングのやり方」が、私には合ってますw。内容は分かりやすく、長年の研究成果に基づき、かつ理に適ってて、とても参考になりました。「歩き方」の量だけでなく質に言及した書です!
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本屋で立ち読みして内容が面白かったので買って帰った。
8000歩/中強度の運動20分
これをすることが長生きできる条件。
個人的に事業を経営する中でやはり健康が大切だと感じる。
いつやるのがいいか、続けるためにはどうすればいいか、具体的に簡潔に書かれている。1時間ほどで読めるので一読の価値あり。
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青栁幸利博士が、広範な研究成果をもとに、ウォーキングによる新しい健康法「1日8000歩+中程度の歩行を20分」を提唱し、分かり易く書いている。実際にやってみてその効果を確認できた。評価を「3」にしたのは、本を読まなくても週刊誌やWEBに主な内容が記載してあるから。→東洋経済 http://toyokeizai.net/articles/-/100087、日経Gooday http://gooday.nikkei.co.jp/atcl/report/14/093000039/122700139/。▼なお、ウォーキングだけでは不十分で、併せて「大腰筋をスクワット等で鍛えなさい」と説く久野譜也筑波大教授と主張の異なる点が気になる。▼「インターバル速歩」を提唱する松本大学の根本賢一教授の説との違いもよく分からない。