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紙の本
続編が出たらいいな
2016/02/17 18:19
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投稿者:積み本コワイ - この投稿者のレビュー一覧を見る
あやかしの派遣を趣味(?)でやってる謎の金持ち青年と、あやかし慣れしている極貧の女子大学生のバイトにまつわるお話。
この作者様のお決まりパターンな短い話の詰め合わせで一冊になっており、最後はバイトの契約更新で終わってます。なので、たぷん続編出るよね~という雰囲気です。
全体的にコミカルで、たまーにしんみり切ないスパイスがかかってます。これも、この作者様の作品ではよくみかけますので、意外性はないかな? ある意味、安定した作風なので安心して読めます。
知っている方は知っている『うさぎ姫の薬箱(コバルト文庫)』シリーズと根幹で繋がっているようです。続編がもし出版されるのであれば、黒護摩あたりからその辺の話が読みたいですね。『うさぎ姫~』未読の読者さまもいらっしゃると思うので、メインでは無理かもですが……期待してます。
紙の本
続編希望
2016/02/02 14:31
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投稿者:黄龍 - この投稿者のレビュー一覧を見る
人間社会に紛れ込む妖怪を斡旋する派遣会社。すらすら読めて面白かったです。事故物件に住み、矢が刺さったままの怨霊の落ち武者をグーパンチで撃退する由莉ちゃんが勇ましい。犬張子の九十九神・豆大福が起こした「バイトテロ事件」あとで会社の看板犬に。「藤に夕影鳥」は切なかった。一番切ない作品は「猫又と帰らない御曹司」の話。最後は夕顔と朝顔の二匹の猫又を家族の一員に引き入れてくれた優しい東条さん。有名な井の頭公園で豆大福が言ってた、弁天様の「リア充なんて爆発すればいいのですわ」に爆笑。続編が出るのを期待しています。
電子書籍
あれなんだかこのウサギ
2016/02/21 02:09
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投稿者:Apple - この投稿者のレビュー一覧を見る
既視感が…。
と思ったら「うさぎ姫の薬箱」シリーズに登場していた盗兎(ぬすっと)でした。
舞台はシックスセンスを持った極貧大学生の主人公が時給と条件に目が眩み飛び込んだ求人募集先、妖怪人材派遣会社。
人間社会に溶け込みながら生活費を稼ぐ妖怪たちに仕事を斡旋するところでよろず事務員となるのですが…。
雇い主は若いのに曲者、また苦学生の主人公も美人なのに肝っ玉。
丁々発止の掛け合いをしながら、妖怪たちを暖かく見守ります。
そこに出てくる妖怪たちになんだか既視感があるなぁ〜と思ったら、
コバルト文庫から出ている平安時代を舞台にした作品「うさぎ姫の薬箱」シリーズと少し繋がっていました。
体型がばくだんおにぎりに3本足の自称八咫烏「黒護摩」が健在でちょっぴり嬉しくなりました。
どちらも独立した作品ですので、うさぎ姫を読んでいなくても全く問題なく楽しめますが、知っているとよりキャラクターが生き生きと見えてくるかもしれません。
主人公のゴーストバスター能力がもっと活かされる話など次作であったら面白いのになぁ〜と期待しつつ。
電子書籍
無理なく共存
2019/10/27 13:18
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投稿者:なつゆき - この投稿者のレビュー一覧を見る
近年あやかしを題材にした話をよく見かけるるが同じような印象を受けるものが多い
この本に出てくるキャラクターはどれも魅力的で、派遣会社という意表をついいた職業だ決して上から目線で「してやっている」のではない所や妖怪に親身になって向き合っているのが好ましい
妖怪と人間が無理なく共存していて、主人公の時給2000円に釣られて怪しい世界に飛び込む無謀さが、貧乏にも負けない明るさと賢さがユーモアとちょっぴりしんみりさせる話と相まってより魅力あるものにしているのだろう
次巻を読むのが楽しみだ