紙の本
双子のキツネの化かし合い。
2016/12/11 22:26
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投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
双子キツネ、キッキとネネ。お天気の良いある日、かくれんぼをして遊ぶことに。
キツネのかくれんぼだから普通とちょっと違います。何かに化けます。さすが。
何に化けたのか、森に海に小川にと、ちょっとした謎々みたいな探し絵になってます。
紙の本
きつねのふたごがかわいい、間違い探し的絵本
2015/12/18 16:49
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投稿者:紗螺 - この投稿者のレビュー一覧を見る
きつねのかくれんぼは普通のかくれんぼとはちょっとちがって、何かに化けて正体を見つけたほうが勝ち…というルール。絵本らしい楽しい設定のもと、次々に間違い探しが展開する。楽器、鳥、魚…さほど細かい絵ではないので見つけるのは難しくないが、バラエティに富んだ画面は見ていておもしろい。
最後の、見分けがつかないほどうまくカエルに化けたネネの正体を明かすためにキッキがとった手段も工夫がこらされている。
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双子のキツネ、キッキとネネのかくれんぼは普通のかくれんぼとちょっと違う。
葉っぱを頭に乗せて、不思議な呪文でいろんな物や生き物に大変身。
読者も一緒に探す趣向が少し前から探し物や迷路等の遊び要素が入った絵本ブームの5歳0ヶ月の息子にヒット。「おれがみつけるからぜったい言わないで!」と目をキラキラさせて夢中で探していた。カエルは難しかったなぁw
ぐいぐい相方を引っ張っていくネネの溌剌さもかわいいし、機嫌を損ねたネネをおやつに上手く誘導したり彼女を肩車して帰ったりのキッキの頼もしさも好印象。
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キッキとネネ(キツネの兄弟)がさまざまなものに変身します。それを探し当てたりして楽しめる絵本です。4歳児にちょうど良かったと思います。
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こちらの絵本は、絵を担当されている ももろさんの作品を他方で拝見しており、とても惹かれるので絵本も読んでみたくなり購読しました
キッキとネネは、ふたごのきつねさんです
ふたりが元気良く、野原でかくれんぼをして遊ぶのですが、そこは不思議なチカラを持つキツネさんなので、なんと変身の術勝負をしながらのかくれんぼをするのです
そこに通りかかる様々などうぶつたちが楽器を演奏したり、鳥たちがいっせいに木に止まって勢ぞろいしたり、池のほとりで色とりどりのカエルが合唱したり、様々なこころ踊るシチュエーションで、どこにキッキとネネが隠れているのか探しだす趣向となってます
見つけた! となった瞬間の絵柄の変化も楽しくて、たくさん描かれたどうぶつたちは、それぞれにそのどうぶつらしい個性があり、とにかく絵の魅力がすごいです
どちらも負けず嫌いなんだな~とほっこりするほど、かくれんぼ勝負はヒートアップするのですが、じゃあそろそろおうちに帰ろう…と歩く姿もとっても可愛くて、仲良しさが伝わるキッキとネネなんです
帰ったおうちには、キッキがネネのために用意してくれていたおやつが待っています
そのおやつメニューもまたすばらしい、そしてよく見ると、メニューの伏線も冒頭にちゃんとあったりして、細かく隅々まで舐めるように眺めつくしたい作品です
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『ウォーリーをさがせ』と似たテイストの絵本で、キッキとネネが交互に別の生き物に変身し、どこに狐のきょうだいがいるのかを探すしかけがほどこされた遊び心のある作品です。カラフルで生き生きとした絵に彩られ、ページいっぱいに動物たちが描かれており、絵本を読む楽しさがめいっぱいつめこまれています。適度にくずし、やわらかさを出した絵柄も素敵ですし、次のページをはやく捲りたくなるようなページ右下の"引き"もかわいい。答えが合っていた時はやっぱり嬉しく、読んだ人を笑顔にしたいという作者の創作意欲が伝わってきます。
1ページ目のキッキのベッドわきに恐竜(もしかしてゴジラ?)のぬいぐるみが置かれていたり、隅々まで「読む楽しさ」を提供してくれる絵本でした。