紙の本
お医者さまの視点に説得力を感じました
2016/06/04 18:36
5人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:おらのすけ - この投稿者のレビュー一覧を見る
「人生最後の日」の話題は、「宗教」を生業とした方によるものが多かったせいでしょうか。お医者様の視点に立ったお話には、「理」をこえた説得力を感じ取りました。
紙の本
とても良い言葉
2016/06/18 00:14
4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぴーすけ - この投稿者のレビュー一覧を見る
今日が最後と思って生きる。
厳しいようですが、とても良い言葉だと思います。
日本には昔から一期一会という言葉がありますが
この考え方を持っている人なら入りやすいと思います。
みんないつかは死ぬ、それがいつかだけなんですが
心構えとして読んでおきたい本です。
紙の本
今日が最後の日と思って生きる
2021/10/23 21:44
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ねこにゃんこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
人生最後の日のときが近づくというのは究極の苦しみ。
しかし人は、その苦しみの中から多くのことを学ぶ。
自分が生きてきた、本当の意味。
自分を穏やかな気持ちにさせてくれるもの
一人で抱え込んでいたものを手放し、誰か、あるいは何かにゆだねる大切さ
そういったことに気づき、幸せとは何かを知る。
優しく、語りかけてくるような言葉が、心に沁みます。
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ホスピス医の本。
3年前に講演を聞いた時に著者、小澤竹俊のことを知り、ぜひ本を読んでみたいと思い、手にした本。
ディグニティセラピーの質問が特に参考になった。
・人生において特に記憶に残っていることや最も大切なことは?1番生き生きとしていたことは?
・大切な人に知っておいてほしいこと、憶えておいてもらいたい特別なことは?
・(家族、職業、地域活動などにおいて)人生において果たした役割のうち、最も大切なものは?
また、どうして大切なのか、なぜ成し遂げたと思うのか?
・最も重要な達成は何か?何に1番誇りを感じているのか?
・大切な人に言っておかなければならないと未だに感じていることやもう一度話しておきたいことは?
・大切な人に対する希望や夢は?
・人生から学んで他の人に伝えておきたいことは?残したいアドバイス、導きの言葉は?
・将来、大切な人に役立つように残しておきたい言葉や指示などは?
・この永久記録を作るのにあたって、含めておきたいものが他にあるか?
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ホスピスを運営している医師の書。
なるほど、人の死とはそういうふうに訪れるのかと、温かい中にも客観的な視点で書かれている点に惹かれた。
人はいつか死ぬのだから、眼をそむけていても仕方がない。
同じことなら、幸せなその日を迎えられるよう、今日を大事にしていきたいと思わせられた。
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たくさんの人を看取り続けた人にしか書けない本だとおもいます。
普段、どんなに辛くて、上手く行かないことがあっても、実は自由な選択に包まれているんだなぁ、と思いました。 明日死ぬとしたら、自分は何をするんだろう?
1番大切な人に「ありがとう」と伝えたいなぁ。 誰だろ?(笑)
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「自分がこの世から去った後の未来」
たくさんの先人の希望と想いのこもった今を生きている自分達が、どう命を使っていくべきか。
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たくさんの人を看取った著者が、日々を大切に生きなくてはいけない事を教えてくれる。
まだ明日、明後日、来月、来年の予定を考えられるということは当たり前だと思っていたが、それはとても恵まれていることで、元気に未来を生きられることを想像できるということは、感謝すべきことである。このことを改めて考えさせられた。健康で平凡に日々暮らしていると、月日だけがあっという間に流れてしまって、気づいたときには体が思うように動かないかもしれない。死を宣告されているかもしれない。いつかやればいい。何てことは今やらないと一生やらないままになってしまうかもしれない。何もしなくても時間は流れていくということを忘れずに、日々をもっと大切に過ごしていこうと思った。
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図書館で予約後1年2か月してやっと借りれた。
30分くらいで読み終わった。
期待していたほどの内容ではなかった。
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多くの看取りにかかわってきたホスピス医の著書。
やはり、がんや病気で自分の最後がわかったとき思うことは
みんな似ている。
当たり前のことができなくなってしまった辛さや、しにたいと思うほどの苦しみ。
それを救ってきた著者。
動けなくなった自分でも生きている幸せを感じること。
その立場にならないとわからないだろう。
でもそんな場面に多く携わってきた著書の思い。
何でもない今日に感謝
やらずに後悔が一番つらい
希望と現実のギャップが苦しみを生む
無力な自分も受け入れる
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2016年、55冊目です。
素敵な本だと思うよ。
この年齢になって読むからそう感じるのでしょう。
この本を誰かに進めたいかって?
若い人たちには到底無理だし、かといって老いた母に進めるのも気が引ける。
自分の中の引き出しに仕舞い込んでおくのが、ちょうどいいようだね。
それも少しやわらかめの素材で作られた引き出しがふさわしい気がする。
残された時間が少なくなると、「丸裸の自分」が見えてくる
明日は必ず訪れるが、自分のためという保証はない。
それでも、喜んで明日を迎えるために祈りがある。
人間は誰でも、過去-現在-未来という時間の流れの中で生きている。
過去の出来事、過去に得たものを土台に、未来への夢や希望を抱きながら、現在を生きている。だから、過去や未来としっかり繋がっているかどうかが、その人の現在の生き方や自己肯定感を大きく左右します。
一般的には、未来を失うということは、今生きる意味を失うことになる。
今の自分の状態に満足や肯定感がなく不安や生きがいの無さを混じているとしたら、それは、「やらないこと」を選択してきた結果なのだろう。やらずに済ましてきた結果なのだから、今の状態は、自分の判断の結果であり、他人に選択してもらった結果ではないはず。自分の責任なのだ。「やること」を選択し、何かを変えていく『覚悟』があるかどうかが、私たちの今を変える唯一のことだといえる。
ここ最近仕事をして思うことは、今、あるいは今日「やらない」で先送りしてしまったことは、もう二度と「することはできない」ということです。残された時間が少なくなってきたことが、そういう心情にさせています。「やりきるか」、「やらないか」の2つしかなく、「先延ばし」にする「あとからする」は、できなくなってしまった。
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「やらずに後悔してこの世を去る事が一番辛い 」幾つになっての変わらないのかな
天国にいるおとうさまの内容は重要だとおもう
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明日があるとは限らない。日常が突然非日常となってしまう可能性もある。日頃から今日自分が満足できる日を送りたい。
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25万部突破のベストセラー! ! 二八〇〇人を看取ってきた
ホスピス医が教える、 人生にとって大切なこととは――。
「もし、今日が人生最後の日だとしたら。 あなたはどう生きたいですか?」 最後の瞬間まで、仕事に全力を注ぎますか?
それとも、愛する家族とともに過ごしますか?
後悔のない人生を過ごしてきたと胸を張れる人は、多くいません。 どんな人生を過ごしてきても、死の絶望を目の前にすると、 人は恐れ、悲しみ、後悔をします。
「人はどう生きればいいのか」 「どういう死が満足できるものなのか」 2800人の看取りを通して、学んだ
「後悔のない最後を迎える」ための生き方を教えます。
今を生きる上での悩みや苦しむ あなたの支えとなる一冊です。
【本書の構成】
第一章 明日の自分に宿題を残さず、今日を生きる
○「最後の日」を正しく迎えるために、一日一日をきちんと終えていく
○残された時間が少なくなると、「丸裸の自分」が見えてくる
第二章 人生最後の日に何をするか
○最後の一日は、「人生に納得する」ためにある
○あなたは一番大切なものを人にゆだねられるか
○老いて、病いを得ることで、人生は成熟していく
○誰かに看取られて、この世を去れるなら、それ以上の幸せはない ○大切な人へ手紙を書くと死が怖くなくなる
第三章 苦しみから、人は多くのことを学ぶ
○苦しみは決して「悪」ではない
○最後の日が近づくとあなたに「支え」が現れる
○相手を一〇〇%理解する必要はない
第四章 二八〇〇人を看取ってわかったこと
○使命感を持って進むとき、道はひらける
○人は後悔せずには生きられない
○肉体が死に向けて、きちんと準備を整えてくれる
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ホスピスの先生が2800人の患者さんを看取っていて考えたこと、感じたことを語った本。重いけど大切なことだ。