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最近将棋にはまっていたので、本屋さんで表紙を見て迷わず購入。
将棋のことだけでなく、日常生活についても書かれているので、棋士という人間について深く知れてとても参考になった。
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イチロー選手が修行僧の様相を呈しているのに対して,羽生先生は哲学者の様相を呈している.それでありながら,自分を見失わないのは自らの人間性により集まった周りの人間の御蔭で,世界と自分との境界が認識できているからのようにも思える.
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【ビジネスに役立つ発想のヒントが満載】棋士生活30年、常にトップを走り続ける天才。その卓越した思考力、持続力はどこから湧き出るのか。自身の言葉で明らかにする。
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羽生さんのインタビュー、対談などが収録されていて、色々な面から羽生さんを知れる。
羽生さんの前の世代の、人生経験が将棋の強さに影響するという考え方と、羽生さんからの、将棋は理論で割りきれるゲームだとする考え方の話が面白かった。
大山康晴先生が盤外作戦なども駆使するのに対し、二次会には行かないと言ったら頑なに行かない羽生さん。
また色々な本で見るけれど、インターネットの登場により、新しい手も一回しか使えない情報戦になったという話。本当に棋譜を知ってるか知らないかで勝敗が決することもあるそう。でもそれだけの膨大な棋譜があるのに、絶えず新しい手も生まれるというのは驚き。将棋がもっと海外でも指されるようになれば、さらに考えもつかなかった定石が生まれるだろうという話もすごく気になる。
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氏による、あるいは氏をめぐる本は多く出版されていますが、本書はインタビューが豊富で、インタビュアーが多彩であるのが特徴の一つです。氏の代表作ともいえる『大局観』や『直感力』のように、一つの大きなテーマのもとに編まれていないことも特徴といえば特徴でしょうか。
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対談の中で羽生さんと電王戦の話があり、それは神対人の対戦ではなく、人が作った、埋め込んだプログラミングを棋士が解き明かす作業というようなことを言ってて、人間対コンピュータの図式=人対全知全能なものという対立軸から解放された気がした。
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同級生である将棋指しの話。思考の話や、対局前、中の心境の話が面白い。将棋そのものには今まで興味はなかったが、近年のコンピュータ将棋、電王戦で棋士が負けた、等のニュースで耳には残っていた。羽生氏の華麗なる歴史もほとんど知らず、その意味でも新鮮だった。
インタビューの内容や分析記事には正直、似たようなことばかり質問して、と辟易するが、その何100回とされる質問に、氏がちゃんと答えてるところが見事。もう少し取材者は工夫を頂きたいところ。天才たる所以など、どうでも良い。
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めっっちゃ面白い。面白すぎて、あかん!読み終わるのがもったいない!!!とまた戻り読んでる途中。将棋そんなわからんからこそ面白い。わたしがずっと思ってたけど、言葉にできなかったことが、さらさらといとも簡単に文章になっていて、もう本当凄い。凄いとしかいえない自分の語彙力のなさが悲しい。
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基本的には過去の記事を寄せ集めたものとなっており、それも他分野の著名人との対談だったり七冠達成時のインタビューだったりで現在進行形で将棋界を追っている自分にとってはさほど興味がわかなかった。
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羽生さんの将棋に対する考えや人生観みたいなものが、各界の人とのインタビューを通して見えるのが面白い。
将棋を知らない人間でも、将棋のことが少し解るような気がするのは、羽生さんの頭の良さなんだろうなぁという気がする。
小さなことでも少しずつ勉強して日々精進しようと思わずにはいられなかった。
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棋士・羽生善治氏が語る「自分にとっての将棋」。
過去の対談やインタビューをまとめたようなもの。
プロ棋士なので、「勝つ・負ける」の世界に生きている人ではあるのだが、それはむしろ結果的にそうなっているだけで、本当は純粋に「将棋にはどれだけの形があり、どれだけの世界が広がっているのかを知りたい」ということが根底にあるだけなんじゃないかと思った。
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色々な方との対談が盛り込まれた書。
羽生さんがこれだけの結果を出せている理由はわからないが、勝負というよりも淡々と将棋を追及している姿勢に、別世界を歩んでいるように感じた。
色々な対談から羽生さんの人となりが感じられる。
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羽生さんの色んな記録がつまった1冊。ラストの阿川さんとの対談、それまでの羽生さんとは違った明るいキャラになっているのがおもしろい。
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前代未聞の永世七冠を達成した羽生の対談集の寄せ集め。
1996年の七冠を達成する以前から2015年まで。
棋譜などはないので、将棋に興味ない人も読めるかと。
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戦う頭脳
羽生善治
2018年2月12日読了。
羽生さんの思考力、勝負力、発想力、人間力、持続力をテーマに当時の記事やインタビューなどをまとめて書いたところもあり、七冠制覇あたりからの当時の様子が分かり、「そうだったのか」という昔話もあってかなり面白かった。
将棋は本当に1つの大悪手で大逆転が起きてしまう。羽生さんが記憶に残ってる負け試合として、指した後に3手詰めになった対局もあるが、もうそれ以上はないだろうと思ってたら、木村一基九段との対局で、指した後に一手詰めの状況になってしまったとか。
逆に、永世名人をかけた森内名人との名人対局で、森内名人が大ポカをして羽生さんの大逆転になったとか。
羽生さんが将棋を目指すきっかけは谷川先生。そして、棋士の中で天才と思う棋士は誰か?という問いには谷川先生を上げてます(2007年当時)
それぐらい谷川浩司の出現は棋界に影響を与えたと。
他にも、チェスのガルリ・カスパロフの前に伝説のチェス王者と言われていた、ボビー・フィッシャーの話しも面白かったです。
2004年当時、日本にいたフィッシャーが出国しようとすると出入国管理法違反で拘束されてしまった。
それを受けて羽生さんは小泉純一郎首相に手紙を書いています。なんて話しも。
他にも羽生さんのプロポーズした場所の話とかもあり面白かったです。
羽生さんについて、そして将棋界についてまた色々と知れる一冊でした。