紙の本
何を尽くすのか?
2017/01/15 21:01
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投稿者:ぽいくん - この投稿者のレビュー一覧を見る
価値観が多様だと言われて久しいですが、何が人の心を揺さぶるのか?と言うことをエピソードを通じて教えてくれる本です。真摯であり、ひたむきであり、自分の仕事に情熱と誇りを持っている人が登場します。
但し、特別な職業ではなく、デパ地下、もつ焼き、喫茶店など…。
でも登場する人たちが特別になれば、人生とサービスを知ったお客様には特別が訪れると言う事を教えてくれます。
私は提供側の職業ですから、いつか取材される側になりたいと思わされました。一つのサービスを大切にする事を当たり前で喜びとする事を知ることができます。
読んだ後は清々しさと人を好きになっている感覚が心地よいです。
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これぞサービスの「達人」と言える。
日本には、たとえ対価が払われなくとも、サービスに命を賭けている人間がいる。「飛び込み営業」でベンツを年間100台も売る営業マン。「戦後最高」と称される伝説のウェイター。稼働率100%を誇るビジネスホテルの支配人。クレームを受けたことがないカリスマ美容部員……。彼らはなぜ客の心を虜にできるのか。人知れず真髄を極める職人たちの技と心意気を描くノンフィクション。
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読み物として面白い。サービスってマニュアルじゃなくて、いかに相手のことを想像し、思いを寄せるかなんだなあと改めて思った。
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大きな組織にいようとも、商品を愛し心の入った接客と、売り上げを比例させる達人たち。
「楽しそうな店員さんにもっと会えてもいいのにな」と感じていた最近だったので、この本に心温まりました。
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ビジネス書の風でいて、その実は「人」の物語である。この本が伝えるサービスの真髄とか要というのはそういうものかもしれないと思った。
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2016年66冊目
本書では特別の場所ではなく、デパ地下やガード下のもつ焼きや
デパートの化粧品売り場など自分達がよく使う、身近なところにいる
おもてなしの達人を紹介している。
あまり差別化のできない商品をそのお客さまを思う接客で差別化する。
普段のビジネスに参考にしたい本でした。
ブログでも紹介しています。
http://hnakaji.net/archives/813
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サービスを提供される機会は、日常の中で多々経験している。あまり意識をしていないせいか、記憶に残っている人は直ぐには思い浮かばない。自然と違和感を感じない、振る舞いをいけていたのかもしれない。改めて、達人達たちのこだわりを認識すると、接する人の本質が今よりは理解できるかもしれない。そして自らのマナーも・・