紙の本
ネットは
2019/04/28 10:05
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投稿者:おどおどさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
今まで発言できなかった一般人が発言できる場となったのが良いことに、勝手にネット上の世論というものができてしまった。
しかし、あくまでもネット上の世論なのに、自分と考えが同じだと、これが世論だと信じきり、違うと「まぁネット上だけだしね」などと勝手に解釈してしまう。
それをわかった上で、まぁこういう意見もあるよね。程度に思うようにしたい。
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たった一度、通販サイトにアクセスしただけで、なぜスマホを見るたびにいつもいつもバッグの広告が表示されるようになるのか。ここで「便利だな」と思わず「気持ち悪い」と思う私に神様が与えてくれたかのように平積みされていた一冊。
世の中の流れが大きすぎて、どうしたって飲み込まれては行くんだろうけど、黙ってぷかぷか浮いていくのはいやだな。
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「近い将来インターネットで何ができるようになるのか」ではなく
「何ができなくなるのか」に焦点を当てた点が新鮮。
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インターネット上には無数の情報が満ちあふれているけど、わたしに届くのは、わたし用にカスタマイズされたフィルターを通過したものだけ。われわれが見る情報は、一人ひとり違っている。著者はこの状態を「フィルターバブル」と読んでいます。
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2000年代後半から生じているインターネットの現在を、少し冗長だが、うまくまとめている。また、既存のマスメディア論やジャーナリズム論などもちりばめられており、故きを温ねて新しきを知る面もある。
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"インターネットで世界を見る"ことがいかに難しいかを知れる本。
googleの規約変更により、インターネット上で表示される情報は、パーソナライズされた「あなただけのもの」になってしまった。
知らないものを知るために検索するのではなく、見たいものを見るためだけのツールに変わってしまったインターネット。もちろん、見たいものだけを見てしまう習性は、インターネットだけに表れるものではない。けれども、知らないうちに見たいものしか見ていなくなってるかもしれないと感じながら生きるのとそうでないのでは、情報収集や意見を述べる際などに差が出ることになるのだと思う。
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内容的にちょっと古さは感じるけど、そらまぁ親本2012年、文庫2016年を古本で買って積ん読して読んでるんやからこっちが悪いか。
内容的には「タイムラインはこっちがフォローしたアカウントでできてる」って話かと思ったらもうちょっと見えづらいところの話やった。まぁ検索ワードなり結果なりから検索エンジンがカスタマイズという名の偏向してるのは知らなくはないからなぁ、もっと早く読めば良かった。