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雑草は生き残るため、発芽時期にばらつきが出来る。まとめて育てようとしても難しい。
裸子植物と被子植物。被子植物になって植物は劇的に進化した。世代交代が早くなり、美しい花を咲かせたり、防衛のため毒を持つものも現れた。
トリケラトプスの化石をみると、中毒の痕跡が見られるらしい。
意外と知らない事が多くて面白かった。
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なぜ花は美しいのか?その理由には美しい数学が関係していた!
という大変興味深い内容から始まる植物の雑学。人間と違って植物はこんなにも合理的なのか…と思い知らされた。生き延びるために講じる工夫が素晴らしい。本当に意思があるのでは、と思ってしまう。
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借りたもの。
世界を、地球を支配しているのは植物である!
水と岩と窒素に覆われた惑星環境を変化させた、その多様性としたたかさに瞠目する。
爆発的なスピードで世代交代――進化――することで得たそれら。
全ては己(植物)の繁栄のため、昆虫、動物様々に利用する。
そして人間との関りも興味深い。
カフェイン(ある意味、毒。アルカロイド系)や香辛料に魅了され(言及されていないけれどもっと言っちゃえば大麻も)、自然界では拡散に不向きな非脱粒性のムギを見つけ栽培しせっせと増やした……
学問では人間の分類が便宜上にすぎないこと、芸術の面では「神は永遠に幾何学する」植物の法則性に魅了され生み出された文様に至るまで……
義務教育の理科で習った話を深堀したような、でも植物学という細分化され専門的な分野に留まらない。
台所の科学のような野菜の話など、様々なトリビア。
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中学・高校の生物の植物の分野を分かりやすい文章でおさらいしてみましたという感じで、眠れなくなるほどではない。稲垣さんの本としては、はっちゃけたところもユーモアもなくてちょっと肩透かしかな。まあ新しく知ったことも幾つかあった。例えばー
・蒸散の関係で樹木は140メートル以上には成長しない。
・葉のつき方や花びらの数はフィボナッチ数列に従っているのはおなじみだが、花びらの数にはリュカ数列のものもある。
・トリケラトプスは、被子植物がアルカロイドという毒成分を身に着けていく進化スピードについていけなかった。
・クロロフィルとヘモグロビンの分子構造は、真ん中がMgとFeの違いだけ。
・樹木の中心の心材は死んでいて抗菌物質で守られている。
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『「植物」という不思議な生き方』と同じ内容が何度か登場します。
『「植物」という不思議な生き方』の方が読みやすいので、そちらをおすすめします。
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植物学を、短い文章で興味を持たせるように記載されたもの。
それにしても、植物の狡猾かつ合理性には改めて驚かざるを得なくなる。
葉や花の数には、フィボナッチ数列や、リッカ数列によるもので、いかに効率よく光合成をするかを無意識的?に行っているなどなど脱帽である。
まだまど興味がつかない分野であることを再確認した。
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下記好きだった箇所の内容。
雑草は踏まれても立ち上がる
人間の都合でその方が良いという解釈。
本当は踏まれてまた上に伸びるより寝かせて花を咲かし種子を残す方が合理的なので、何度か踏まれたら立ち上がらない。
植物の方が人より合理的。余計な感情がない。
様座な事実を見るのに非常に勉強になりました。
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自然界では何が起こるかわからない。どんなに条件が整っても一斉には芽を出さない。もし一斉に芽をだして、何か災害が起こったとしたらその植物の集団は全滅してしまう。そのため早く芽をだすものがあったりのんびり屋もいたり、どれか生き残る仕組みになっているというのは明らかに個で生きず集団で周りの空気を読みながら共存しているようにしか思えない。環境に適応するように進化するために、周りの空気を読むのかもしれない。臨機応変で自由な植物ほど生存、繁殖していけるのでは?と思いました。
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身近な植物について、あらゆる方向から掻い摘んで説明してくれている。
そういうことだったのか、ということが多々わかり、おもしろい。眠くはなるけど。
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これは、私の備忘録として、知らなかった!面白いって思った事を書いたものです。
植物は蒸散(葉っぱの裏から水分を飛ばす)によって、真空を作り出してっぺんまで水を運んでいる
葉っぱの付き方は工夫されている。フィボナッチ数列で最も美しいとされている比率に非常に近い
花占いをするには?
コスモスの花びらは偶数枚→キライから始める
マリーゴールドは13枚で奇数
マーガレットは21枚で奇数
デージーは34枚で偶数(マーガレットに似ているから注意)
花びらの数は栄養や環境によって変化する。
基本奇数枚の花で花占いして、キライとなってしまったら余程脈ナシとなる笑
花びらの数もフィボナッチ数列となっている
植物凄いですね
花は蜂のために花を咲かせる
蜂に蜜を吸わせて受粉する
蜂以外に来てもらわないように、蜜を奥深くに置いておく、頭いいね
私たちが食べているリンゴは、果実の部分ではない
リンゴの果実は普段捨ててしまっている、中心の種の部分である
いちごの果実は、周りについてるつぶつぶ
葉っぱがハート型なのは、面積を確保するため
面積を大きくすると、葉の根元が支えられないので、手前を大きくして奥を小さくする
そうしたら、ハートとなるのだ!
また、ハートにすることで、雨が降った時に茎をつたって根元に水が落ちてくれる、すごいね
紅葉の理由
夏の間に沢山光合成をして、アントシアニンを作る
アントシアニンとは、水不足や気温の変化によるストレス等を軽減してくれる
秋になって、日光が減り葉緑体が減ってきいます。
そうすると赤い色素のアントシアニンが残り紅葉となる
アントシアニンは、目薬等に使われる
また、抗菌活性や抗酸化昨日もある
松はめでたい
いつも緑の常緑樹だから
トマトは、学術的には果物で、法的には野菜とされた(アメリカで裁判した)
バナナは、木ではなく草
木は茎が固く木化したものを言う
草はしなやか
竹はどっち??専門家でも意見が別れるらしい
木か草かは、人間が都合よく区別しているだけである
人間は46の染色体があり、2本で1対になっているので23対の染色体で生きるための情報が全て含まれている
このまとまりのことを、遺伝子(gene)とすべて(ome)でゲノムと言う
玉ねぎのアリシンという物質が涙を誘発する
アリシンは熱に弱いので、電子レンジで加熱してから切るとおすすめ
また、横に切ると細胞が壊れてアリシンが出やすいので、縦に切るといいかも!
猫じゃらしの正式名称は、エノコログサ
キュウイフルーツの木には、オスとメスがある
イチョウにもオスメスあり、道端に植えられているのは、オスのものが多い
木は、幹の中心の部分の細胞は生きているが、外の幹の細胞は死んでいる
中心の幹には、抗菌物質が蓄えられている
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書いてある内容は高校生物ぐらいの知識であるが、改めて植物の面白さ、奥深さ、そして理にかなった生き方を教えてくれる。大人になって改めて読むとまた植物について、または生物について学びたくなった。
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植物も自然の中では、生き残る為、自ら変化し生存し、それを人間が都合の良いように変化させている対比が面白かった。
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植物の基礎的なところから深いところまで、身近な植物の雑学がてんこ盛りの1冊。
植物に興味がある人や、植物を育ててる人などにおすすめしたい本です。
小難しい専門用語などがあまりなく、植物の基礎的なところから説明してくれているので、植物に詳しくない人でも読みやすい本だと感じました。また、身近な植物の話が多く出てくるので、イメージしやすく、そういう仕組みだったのかと納得感を得ながら楽しく読み進めることが出来ました。植物学を少しかじれる面白い本でした!
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たまむすびに出演されていた著者の方のお話がとても面白くて読んでみたいと思って読み始めました。
いや〜おもしろかったです!植物ってすごい!!
学生時代にこんな授業を受けれたらもっと勉強好きになってたかも
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植物については全くの素人ですが、たまたま仕事で関わることになったのでこの本を手に取ってみました。特に記憶に残ったのは次の2つでした。
○野生の植物は一斉に芽を出さない。自然界では何が起きるのか分からないので、全滅のリスクを避けるために早く芽を出すものもあれば、のんびり出すものもある。
○木は不思議な生き物。死んだ細胞で幹を支え、生きた細胞がその屍を乗り越えて成長する仕組みになっている。
植物のことを理解すると、人間の社会をまた違った視点で見れるようになる。そういうヒントがあると思いました。