紙の本
残念ながら
2016/06/11 10:25
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投稿者:6EQUJ5 - この投稿者のレビュー一覧を見る
折原一さん得意の叙述トリックによるミステリー。
しかし、この作品は、設定や書き方に粗さを感じます。謎解きの爽快感に欠け、残念です。
昔の作品ですが、折原一さんは「沈黙の教室」などが傑作だと思います。
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【ギロチン館の主人の正体は?】埼玉県北部の町で、連続少年失踪事件が起きていた。中学三年の「僕」はマリオネットの仮面の男が犯人と見て、その屋敷に行くが……。
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内縁の夫を亡くした妻と、連続少年失踪事件の謎を追う少年。二つのパートを織りなしながら、虚構と現実の狭間を行き来するようなミステリ。折原ファンにとっては慣れた趣向だけど、今回は案外とシンプルな気がして……と思ったら。やっぱり一筋縄ではいかないか。
マリオネットや仮面といった、魅力的なモチーフも読みどころ。少年パートは冒険小説のようなどきどき感も味わえます。だけどマリオネットの悪夢があんなことに端を発していたとは……それが一番怖かったような気がしました。いくらなんでもそれはっ!
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現実と小説が入り混じってどっちがどっちなのか分からなくなる酩酊感は堪らないですし、メビウスの輪みたいに繋がっている感じも魅力的。しかし、ある程度予想通りの真相だったのでやられた感がないのと、やや強引な展開が目に付いたのが残念なところです。
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「君と一緒にいて幸せだったよ」と言い遺して急死した十津根麻里夫。彼が勤めていたはずの高校に「妻」の雅代が連絡すると、「そのような名前の教師はおりません」と言われる。「夫」は名前も身元も偽っていたのだ。正体は何者なのか?それを解く手がかりは、大学ノートに残された小説のみ。失踪した中学生の少年を救うために、同級生四人組が、マリオネットの仮面の男に立ち向かう物語だった―。
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現実と思われる出来事と、小説のなかと思われる出来事が交互に描かれているのだが、読み進める内に、どちらが現実でどちらが虚構なのか――あるいはどちらも現実なのか――わからなくなる。時系列に並べられているわけではなく、別なのだが、同じような出来事が繰り返し語られていて、くらくらと目眩がするようである。謎がひとつずつ明らかになり、現実と虚構の流れが一本につながりかけると、さらに驚愕の事実が曝され、愕然とさせられる。読中も読後も、気が重くなるばかりで、ラストにすべてが明らかになってさえ、救いはない。因果で重苦しい一冊である。
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大谷淳平が友人の菅野真利子や竹原,佐々木などと不思議な館やマリオネットと称する人物の謎を解く物語だが,同時進行で秋月雅代が同棲していた十津根麻里夫が死んでしまい彼の正体が全く分かっていないことが判明し,複雑なストーリーが展開する.人形師の三田村清吾が麻里夫のデスマスクを作ることになる.淳平の父は国語の教師だが土日には出かけてしまう.友達の坪井が失踪し,調査を開始した淳平は怪しいと睨んだ館に潜り込むことができ,主とやり取りを始める.ギロチンでのロシアンルーレットはやや間延びした感じだったが,最終的に淳平の母 昌子の謎解きが面白かった.
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意味がワカラナイ⁇
雅代は最近の人設定らしくネットとか
一応使ってるけど言動が
全く最近の32歳から乖離しているし、
そもそも一番はマリオネットの使い方
間違ってると思う…
雰囲気で書くの、マジヤメテ頂きたい。
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うーん、どうも雅代の話と淳平の話がどうつながっているのかっていうのが理解できなかった…。
淳平=麻里夫????
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途中あまりページが進まなかった。後半の逆設定はヤラレターと思い良かったけど、結局最後がよくわからなかったし、その逆設定により説明がつかないこともいくつか。私の読解力がないだけかと思ったが、他の方のレビュー見ても「よくわからなかった」と言う方が多いようだ。どなたかにわかりやすく解説してもらいたいです(^^;
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期待せずに読んだが、全く予測がつかないストーリーで、なかなか面白かった
途中訳が分からなくなったがそれも狙いだったのか。とにかく雰囲気に酔わされた。頭がついていかないところもあったが、それは私の読解力があれだったのかな。
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初めての折原一さんでした。読了後の釈然としない感じがどうも苦手でしたが、場の緊迫感等は大変面白かったので他の作品も読んでみようと思います。どんでん返し系は結構好きなので。
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内縁の旦那が突然死し、偽名を使われていたことが判明。旦那が残したものはノートに書き残した小説だけ…
設定がおもしろかったので最初はよかったのですが、オチについていけず。
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ハラハラする展開で一気読み。畳み掛けるように進む後半は圧巻。
題名[死仮面]は適切ではないし唐突なギロチンゲーム、釈然としない終わり方、母息子の謎の解説
現実なのか白昼夢か、時系列がバラバラでよく分からなかった…
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折原さんお得意の「小説の中のお話し」でよくある展開なんだけど、よくわからなかった。いつものような最後にスッキリっといった感じにはならなかった。