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141p
トルーマン・カポーティの短編「最後のドアを閉じろ」の最後の一行
「何ひとつ思うな。ただ風を思え」Think of nothing things,thing of wind.
この言葉を念頭に「風の歌を聴け」のタイトル。
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村上さんの著書は、長編しか読んだことが無かったのですが、ふと手にした「村上ラヂオ」。とうとう3巻まで読み終えてしまいました。寂しい・・・。 エッセイも良いですね。飾らない素の村上さんを(多分)知ることができて。 またどこかで、連載してくれないかな・・・。
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村上春樹の小説が苦手でも、彼のエッセイは好きという人は少なからずいるのではないだろうか。
文章のうまさと共に、村上春樹のご冗談が踊っている。
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たまに無性に春樹のエッセイが読みたくなるけど、そんな時にはこの村上ラヂオが1番丁度いい。
長さも手軽に読めてすいすいすすむし、書いてある事も相変わらずいい意味でしょうもないような笑える事で読んでて癒される。
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村上春樹さんのエッセイは好きで、『村上ラヂオ』の2と3が特にお気に入りです。音楽、お酒、国内外の作家など様々なジャンルに関するエピソードがあるので、いろいろと学びがあります。本書を読んで、「木山捷平全詩集」が欲しくなりました。
軽く何か読みたいな〜というときにおすすめです。
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おもしろかったー
お話しの中に出てくる映画や音楽や本を、いちいち見てみたい!聴いてみたい!と思ってしまいました。1と2も読みたいです。
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こんなにくだけた、ほとんど役に立たない内容なのに最後まで読んでしまうんだからすごいです。作家としての技量とか迫力が感じられます。全然力が入っていないのに。ほんとうに不思議です。
「ラヂオ」とうタイトルの通り、空いた時間に気楽に読むのに最適なシリーズです。連載が終わってしまったようなので、第4弾が出版されそうにないことが残念です。
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単なるエッセイだと侮れない、村上春樹だから膨らますことのできるストーリー。
気楽に、だらだら、ニヤニヤと読書を愉しみながらも、知的好奇心もそそられる深い世界観。
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「村上春樹」のエッセイ集『村上ラヂオ3―サラダ好きのライオン―』を読みました。
『村上春樹 雑文集』に続き、「村上春樹」作品です。
-----story-------------
「村上春樹」の抽斗(ひきだし)の中には、日々の小さな発見がいっぱい!
「小確幸」エッセイ・シリーズ。
日々の暮らしの中で体験した愉快な話から、人生の深淵に触れる不思議なエピソードまで、小説家の頭の中の抽斗には、話題がいっぱい!
「どうして寝る前に限ってネタを思いつくんでしょうね?」と悩みつつ、つぎつぎ繰り出されるユーモア溢れるエッセイ52編。
「大橋歩さん」のおしゃれな銅版画も楽しい人気エッセイ・シリーズ第3弾。
『サラダ好きのライオン 村上ラヂオ3』改題。
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マガジンハウスの発行している雑誌『anan』の2011年(平成23年)3月30日号から2012年(平成24年)4月4日号に連載されたコラムと『GINZA』の2012年(平成24年)4月号に掲載された文章を加筆修正してまとめた、「村上ラヂオ」シリーズの3作目となる作品です、、、
「大橋歩」のイラスト(銅版画)と一緒に愉しみました… 相変わらずリズムの良い文章でテンポ良く、愉しく読めました。
■まえがき 村上春樹
■忘れられない、覚えられない
■ブルテリアしか見たことない
■愛は消えても
■真の男になるためには
■オペラ歌手のシャム猫
■ギロチンを待ちながら
■オムレツを作ろう
■裁判所に行こう
■スーパーサラダが食べたい
■献欲手帳
■死ぬほど退屈な会話
■チップはむずかしい
■知りません、わかりません
■シェーンブルン動物園のライオン
■この曲を聴くと
■僕の好きな鞄
■ああ困った、さあどうしよう
■とりあえず小説を書いているけど
■プレゼントする人、される人
■ジャズは聴きますか?
■占い師としての短いキャリア
■ブルー・リボン・ビールのある光景
■岩にしみ入る
■いわゆる新宿駅装置
■すまないな、ルートヴィッヒ
■楽しいトライアスロン
■さあ、旅に出よう
■秋をけりけり
■そうか、なかなかうまくいかないね
■自分の体で実験する人たち
■カラフルな編集者たち
■私が死んだときには
■たくさんの人の前で
■昼寝の達人
■ムンクの聴いたもの
■犬も歩けば
■コップに半分
■二番じゃだめなのか?
■猫に名前をつけるのは
■無口なほうですか?
■愛欲の根っていうか
■高いところが苦手
■貧乏そうに見えるのかな
■とんでもない距離、ひどい道
■信号待ちの歯磨き
■こういう死に方だけは
■ワシントンDCのホテルで
■想像の中で見るもの
■濡れた床は滑る
■ひどいことと、悲惨なこと
■いちばんおいしいトマト
■椰子の木問題
■あとがき 大橋歩
意外と面白いのが、エッセイの後に描かれている『今週の村上』という僅か2行の文章、、、
「肉食系女子とか、草食系男子とかはあるけど、魚食系おばさんとかはないんですかね。」とか、
「犬の名前ではポチというのがわりに有名だけど、ポチっていったい何のことなんだろう?」とか、
どうでも良いけど、ちょっとクスっと笑えるんですよね… 実は毎回の愉しみでした。
本来のエッセイでは、
『献欲手帳』の、「エネルギー手帳」をつくって、街角にバイクマシーンを並べて発電をしてもらい、健康増進とクリーンエネルギーの両立を目指そうという提言?や、
『この曲を聴くと』の、音楽が意識をスルーして何かに直結しているという意見… 何かをしていると意識せずに思い出す曲や、ある曲を聴くと思い出すシーンってありますもんね、
『岩にしみ入る』の、『アリとキリギリス』は元々『アリと蝉』だったけど、北方のヨーロッパでは蝉は馴染みのない虫で意味が理解できないことからキリギリスになっちゃったという逸話… そもそも、この物語はギリシアで作られたのを初めて知りました、
『さあ、旅に出よう』の、旅の荷物を減らすために、捨てても良い服を持っていくという意見… これ、私も実践してました、
等々が印象に残りましたね… 「村上春樹」作品は、エッセイや紀行を中心に何冊も読んでいるせいか、どこかで読んだことあるなぁ、と感じる作品も多かったですね。
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村上春樹のエッセイは内容もさることながら、文章を読むことの心地よさを感じられるということに気がついた。
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カズオイシグロさんはとても好感のもてる作家さんでした。(今週の村上春樹、引用)
好きな作家さん同士がお互いに好感をもっていたら良いです。イシグロさんは、村上春樹にどんな印象を受けたかわからないけど。
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「草食系男子」というけれど、身近には思いつかない。それこそ「サラダ好きのライオン」くらい矛盾した言葉で、どうせ羊の皮をかぶった狼じゃないの?と思ったりする。
それはともかく、村上春樹さんにとっては、眠れない夜はサラダ好きライオンくらい珍しいそうです。
『アンアン』連載エッセイ3巻目。
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やっぱりおもしろい。この時点ではラジオは出たことなかったんだな、とおもった。
大橋さんの銅版画もとてもいい。
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なんでもないような
エッセイなんだけど
言葉選びとか表現が
村上春樹なんだなぁと思うし
脳の言語野を
刺激するようで
面白い
ブックオフ武蔵新城店にて購入
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村上春樹さんのエッセイに、僕は音楽を感じる。
音楽が、言葉のリズムのなかに含まれていて
心地よいのだ。ちょっと疲れていて、長い文章は
読みたくないなというときに僕は読む。
すると、少し心が軽やかになって
笑顔が昨日より増える気がする。