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紙の本
少年サンデーと別冊少年サンデー、学年誌に掲載された作品を収める。
2022/12/25 17:25
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投稿者:L療法 - この投稿者のレビュー一覧を見る
紙芝居に始まり、何度もリライトしてきたにもかかわらず、物語的には行き当たりばったりで、忙しくなり始めた(『鬼太郎』メジャー連載開始直前)ことも関連するのだろうが、民話の世界。
トリック・スター、タヌキの大活躍が、文化人類学的興味をそそる。
小松和彦の解説によると、水木が本格的に妖怪にのめり込んだのは、メジャーで仕事し始めてからで、それまでは、依頼に応じてなんでも描いてたっぽい。
怪奇ものをいくつも手がけ、『悪魔くん』など。オカルトものもあるから、興味は強く抱いていたのだろう。
貸本版、ぼくら版の延長とは別に、オカルト大活劇が収められてる。
タヌキはこの冒険譚に同行しないためか、お笑い要素は少なめ。
編集部の要請流行云々で、活劇要素をいれただけかもしれない。
『神曲』ノストラダムス、神話、いくつかの要素があるようですが、時代背景はよく分からない。
『ノストラダムスの大予言』五島勉は、まだ出てないけれど、澁澤その他で、西洋オカルト関連の紹介はあったのだろう。
1950年代の終わりということで、学生運動や、ヒッピーカルチャーがチラッと出てくる。
長編途中で、以下下巻に続く。
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