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隠館厄介の冤罪体質を好む女性が現れる。その謎を最速の探偵が解き明かす。
事件とも言えない事項をいつもの説明的心理描写で書かれており、シリーズとしての1冊としては面白いけど単独の単行本としては少し物足りない。
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今日子さんの婚姻届は隠館の上半身に書かれた~忘却探偵・掟上今日子の講演会で見掛けた黒髪の女性は、Web雑誌の記者で、冤罪体質の僕・隠館厄介を取材に来て、最後に付き合っている女性はいるのかどうか尋ねられ、いないと答えて高級レストランで食事をした挙げ句、身の上話を聞かされて、求婚された。彼女は付き合った6人の男性が不運に見舞われていると主張するのだ。僕は今日子さんに女性の身辺調査を依頼するが、それが元で今日子さんから嫌われ、不運に見舞われているのではないと経緯を打ち明けると、その女性・囲井さんから納得できるプロポーズを断る理由がなければ、必ず不幸にすると宣言されてしまった。夜中、無断で今日子の調査を継続したボディガードの守から事情を告げられた今日子は、パジャマの上にコートを着て厄介のアパートを訪ね、厄介の身体に厄介を褒めちぎる言葉を書き散らして仮眠し、朝方に新しい推理を展開する。それは…二人目の小学校時代の同級生が学校の屋上から飛び降りたのは……~加害者体質を自覚する女性がそこから抜け出したくても抜け出せない状況…フラットに戻った今日子が謎を解く
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ミステリーに分類するのも正直どうかと思うんだけど。
呪いの女に見込まれた厄介くんのアレヤコレヤ。
囲井さんの描写が甘いんじゃないかとか、あれで納得してもらえたのかなど西尾先生の作品に細かいことどうこう言っても始まらないんだけど、今日子さんのキャラ描写とイチャイチャ場面に和んだのでおまけの★4つで。
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またまた、隠館さんの出てくる話、今日子さんがブーストつかってなぞを解決。
ただ、タイトルを見てもどんな話が思い出せなった。。。
つまりその程度だったということ。
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講演会
プロポーズ
嫌われる
好かれる
両極端な今日子さんが面白かったです。
厄介くんが報われる日がくるといいな、と思います。
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忘却探偵シリーズ第6弾。厄介さんが語り手の長編である。
冤罪体質についてインタビューを受けた厄介だが、インタビュアの女性が「好きになった男性をすべて破滅させる」運命だという話をきき、今日子さんにある依頼をする。しかし今回は今日子さんに悪印象を持たれてしまったようで…
ミステリというには薄味だが、序盤の冤罪の考察についてはちょっと考えさせられた。
今日子さんがとったモチベーションアップのズルは面白かった。
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今日子ちゃんシリーズ第6弾です。
スラスラとは読んだが、全体的に読み辛く、
ミステリー感がとっても薄く、
オモシロイとは、あまり思えなかった。
次作に期待。
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なかなか面白かった。そういうタイプの人なのかなーとまでは思っていたけど、そうか、そういうことか…。確かに彼の破滅のいきさつはちょっとひっかかってたんだよなあ。
ところで、今日子さんはあの人なのでは、という推論はこれまでもよく見かけていたけど、いやいやどうかな…とあんまりちゃんと考えていなかったのですが、今回は……最近「結」を読み終えたとこだったのもあって結構、これは、ううん……。
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2017/2/18
このシリーズで一番好きかも。
1作目かな。わからんけども。
でれでれの今日子さんとそれに焦る厄介がかわいすぎてニヤニヤした。
これをドラマ化しないでどうする!と強く思う。
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厄介さんの回。
毎回、小出しにする今日子さん設定や、テーマというかモチーフは、やるな、と思わせる。
後追いで記憶を上書き、という件は、最近、とみにその傾向が高く、自分勝手な行動をする人が多いように感じる。
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これもシリーズ6作目。久しぶりにガッキーの今日子さんの新作も見たいものだ。特に厄介君のところに押し掛けるとことか ^_^
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厄介と今日子さんがとうとう!?
そんなわけで、主役は厄介。
全編、厄介の一人称で語られます。
西尾維新らしく、過程は面白かったです。
落とし方が、ちょっと弱いというか。
今回、厄介にプロポーズした女性がいるのですが、その女性の心理、取り巻く環境が、
ちょっとこじつけっぽいというか。
まあ、そこは維新なので。
たくさんの、「そんなぶっとび設定」の一つとして、流れとしては、ありかな、と。
今日子さんの数々の依頼人の中でも、やっぱり厄介って抜けていて、思い入れもあるので、
しっかり厄介も堪能出来るし、今日子さんとの関係の変化も楽しめました。
(変化しても、それは永続的なものではないですが。記憶がリセットされるので)
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いつも変わった趣向で、短編だったり、長編だったりするシリーズですが、今回は長編です。
それにしても、シリーズが続く度に謎が増える探偵ですよね、今日子さんは。今回も謎が増えました。
中身としては、隠館厄介の冤罪体質の面目躍如。バッチリ、巻き込まれましたが、今日子さんの活躍?で解決しています。
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今回は誰も死にません(自殺は昔の話だし)
厄介が最後に囲井さんにかけた言葉に、彼のやさしさと人の良さといつも損をしている理由が見えた。
今日子さんのおかしな伝言は、普通に書けばすぐ嘘を見破ってしまう自分にメッセージに従うよう伝えるためだったのかな。
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待ってましたの厄介登場回。
一冊を通して厄介と今日子さんのやり取りが
(今回は大サービスで)楽しめるのでたまらなかった。
相変わらずの繰り返し文章で好きじゃないけれど、
それが厄介の心の声だと思うと気にならない。
(西尾さんごめんなさい)
今回は少し突っ込んだ内容というか
今日子さんの過去?に少し触れたような気がするけれど、
その分「記憶って何なんだろう」と考えさせられた。
今日子さんの特殊能力を使って感情さえも書き換えたつもりでも
やっぱり今日子さんにはお見通し・・・。
だとしたら、失った記憶って必要なのだろうか?
何年も積み重なる失われた記憶をもってしても
進化した文明も人間の感情も「想定内」。
もしそれが本当なら、記憶を失うよりよほど特殊能力かもしれない。