投稿元:
レビューを見る
帰って来ましたこの世界。
と思ったら人間界が出てきたけどー!
パラレルワールド?山内が縮小している?八咫烏を喰らう大猿の正体は?真の金烏とは何かをなぜ隠しているの?何か伏線があるのか。気になることだらけ。
いずれにせよ八咫烏と猿との戦いの火蓋が切られた。続巻の文庫化を待つ。
今回はアダルトチルドレンの話でもあった。
投稿元:
レビューを見る
ハードカバーで追いかけていないので少しずれているかもしれないが、伝奇小説っぽくなって欲しくはないなあ。
投稿元:
レビューを見る
八咫烏シリーズの三作目。
愈々本格ファンタジーとしてスタートした感じ!
前二作はファンタジーの形は借りているけれど「鳥形に変形できる」というだけで、人間界の王朝物語としても読み取れた部分があるけれど、本作では「外界の世界に人間という生き物がいる」
「外界とこの世界の間を天狗が取り持っている」
と、八咫烏の世界観をしっかり固定し、「真の金烏」の金烏たる所以も説明されて、今後の物語がとても楽しみ!
本作では、今風の危険ドラッグものを扱ったかと思いきや、八咫烏の世界を揺るがす危機が描かれる。
とにかく先が楽しみ
投稿元:
レビューを見る
前2冊はなんとなくおぼろげに雰囲気は覚えているが、細かいところはすっかり忘れていた。さして覚えていなくても楽しく読めると思う。烏世界”山内”がどういう世界なのかじわじわとわかってくる本作。亜空間トンネルを通って猿が侵略開始、かなりビジュアル的にはグロい割に恐怖感が薄い。やはり人形でもサルとカラスだからなのか、それとも文章自体が若宮的客観だからなのか、非常に興味深い。1、2巻よりも好み。金烏若宮と雪哉はホームズとワトソン君のようでええバランス、それに補佐キャラももっと書き込んでほしいと思うぐらいアッサリとはかかれてるが魅力的続きが楽しみ。
投稿元:
レビューを見る
シリーズ毎に描かれる世界が広がってゆく。
前作までは若宮は俺様キャラのイメージだったが今作で雲上の人になってしまった気がする。
前作まで子供すぎると思ってた雪哉と同じ目線で世界を知っていく感覚が、私が本の中に入っていってることを感じさせる。
阿部智里さん凄すぎです!
とても素敵な本に出会えて 楽しみが増えました。
投稿元:
レビューを見る
ああ、そういえばこのお話のカテゴリーはミステリーだったな、と再認識した。
1作目の衝撃から比べると、まあ、、な感じだったけど、
それよりも衝撃だったのは、外界、というのが人間界だった事実。
1作目の時にも、もしかしてそうかな、と思った瞬間はあったけど、なんとなく、人間界とは完全に分離した
パラレルワールド的な話、もしくは、人間が滅びた世界の後の話という展開かと思っていたら、がっつり繋がっていた、というオチ。
ちょっと十二国記がよぎった。
しかも、若宮が外界に遊学とかって、
さらりと言っていたけど、人間界に行ってましたってことで。
その辺りの話が今後どう絡んでくるのか期待。
と、雪哉が真の金烏の真相を知って、本格始動。
真の金烏の役割もわかってきたところで、
また続きが待ちきれない展開なのでした。
投稿元:
レビューを見る
うわうわうわ。
平安王朝の世界から一気にアドベンチャー。
ユキヤがドンドン大人になってしまう。
若宮が一層遠く感じてしまう。
浜木綿姉さん、憧れます。
なんか寂しい…
けど、きっとこんなもんじゃぁないんでしょう。
ユキヤ、澄尾越え期待しております。
投稿元:
レビューを見る
八咫烏シリーズ第三作目
一作目二作目は同じ時間軸を描いていたが、
今作では二作目の二ヶ月後の話
前巻と同様に雪哉視点から物語が進んでいく
一作目二作目共に八咫烏内での権力争いが主軸だったが、今作から外敵である大猿が出現し、また金烏とは何かも明かされていく
作者曰く起承転結の「起」の部分に当たる話との事
二作目で一作目の伏線を回収し、
三作目でも二作目の伏線を回収しているのだが、やはり「起」の部分という事で、また新たに伏線が増えていく
今後は八咫烏・大猿・人間が物語に密接に関わって進んでいくんだろう
ただ個人的には天狗の生態が気になるので、
是非物語に絡んで来て欲しい
次作は若宮に仕える事を決心した雪哉の頸草院での学びが描かれるとの事
早く読んでみたい
投稿元:
レビューを見る
シリーズ三作目になって、真の金烏とは何かが明らかになり、八咫烏の世界と人間の世界がつながっていることも示唆される。そしてなにより雪哉が金烏の臣下となることを誓い、今後も登場するのが楽しみだ。
投稿元:
レビューを見る
めっちゃ面白かった!!
シリーズ増すことに面白くなる!
今回は1と2である程度登場人物も出揃って物語が動き出す。
なかなか心苦しいストーリーではあるが、若宮の秘密や、雪哉の活躍、浜木綿のナイスキャラなど見どころたくさんで一気読みでした。
2016.8.20
投稿元:
レビューを見る
なるほどーーーーー
雪哉が部下にならなかったのは、ここで考え直す事になるからだったのかーー
今回は、猿に襲われた町と仙人蓋という悪い薬の謎、そして裏がありそーーーーな小梅ちゃんとその父がミステリー感を醸し出す。
そして安定の若宮、澄尾、路近、浜木綿、長束。今回は政権争いに関わる話はなく、八咫烏の世界の新たな面が明かされていく。
身分差、地域差、社会の厳しさ、、地下の民。
そのなかでついにわかってきた真の金烏の意味。
あーーーだから、カテキョの先生に漢詩課題やらないって言われてたんだなー
ちゃんと最初から出来上がった設定なんだなーと、納得がいきました。
飄々とした若い男主人公ってありがちかなとも思ったんだけど、こういう設定ならむしろ道理に合っていて納得せざるをえない。
この先まだまだ問題のおこりそうな金烏の世界、いっそう期待しちゃいます。
投稿元:
レビューを見る
八咫烏の世界を脅かす危険な薬が出回ったことで、若宮の探索が始まる。
序章の"あたし"は、いったいどの娘?真の金烏ってなに?
山の外の世界が少し見えてそこからの脅威もあるのがわかる。大猿のそして人間の世界が八咫烏の世界に何をもたらすのだろう。
投稿元:
レビューを見る
読み終わったとき、やっと本章にきた感じた。
全2作は、序章だという意味がわかる。
これからが楽しみ。
投稿元:
レビューを見る
文庫にて再読。
やっぱり烏シリーズは面白い!!
第二の荻原さん誕生だと思ってる。
この3巻から話が大きく動き出す感じがやっぱり今のところ一番好き。
最後の雪哉と若宮のシーンがなんとも言えない。
投稿元:
レビューを見る
シリーズ3作目。物語が大きく動き出した。1作目で止めなくて良かった。
解説で、スカウィの女王に関する記述がありニヤリ。確かに似てるかも。