ポルトガルの歴史 小学校歴史教科書 みんなのレビュー

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投稿者：ちこ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

本書は、世界各国の、それも本場の学校で教えられている歴史内容がよくわかると大好評の明石書店から出されている「世界の教科書」シリーズ一冊で、同巻は「ポルトガルの歴史」編です。同書は、小学校の５年生、６年生の歴史教科書を翻訳したもので、とても分かりやすくポルトガルの通史が解説されています。内容も、「イベリア半島ー最初の住民からポルトガルの形成」（自然環境と最初の住民・イベリア半島のローマ人・イベリア半島のイスラーム教徒・ポルトガル王国の形成）、「13世紀からイベリア統一と再独立」（13世紀のポルトガルと1383‐1385年の革命・15世紀及び16世紀のポルトガル・イベリアの統一から再独立まで）、「18世紀のポルトガルから自由主義社会の成立まで」（18世紀の帝国と絶対王政・ポンバル侯時代のリスボン・1820年と自由主義・19世紀後半のポルトガル）、「20世紀」（王政の崩壊と第一共和政・新国家体制・1974年4月25日と民主制）となっていまう。ポルトガル史の概要を学びたい方には最適の一冊です！