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偉大な憲法学の大家による「立憲か、非立憲か」かという対による議論が重要であることを説いた書です!
2020/03/02 13:35
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投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、憲法学の大家と称されている美濃部達吉氏と並ぶぐらい偉大な佐々木惣一氏が1918年に著した代表作です。当時は大正デモクラシー華やかな時期でしたが、その時に、合憲か違憲かという対だけでは本質を掴めないことを指摘し、合憲であっても非立憲であってはならないと説くとともに、立憲か、非立憲か、という対こそが重要であることを主張した一冊です。憲法改正の議論が持ちあげっている今でこそ、改めて読んでおきたい貴重な一冊です!
意外な批判対象
2020/05/31 22:07
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投稿者:ただの人間 - この投稿者のレビュー一覧を見る
大正デモクラシー期という時代背景的に反動的な軍閥勢力を批判するものかと思いきや、大臣や議会の責任を通じて一般国民の責任意識を立憲政治の基礎をなすものとして厳しく論じる内容。天皇の無答責という与件(このあたりの与件に対する配慮はホッブズの市民論とも似たものを感じた)から、丁寧に論理を積み上げて飛躍していく迫力ある。石川健治解説はイェリネック、吉野作造、朝永三十郎との関係など、各作品の執筆に至る思想史を辿る
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