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映画界であれ広告業界であれ
2022/12/02 06:07
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投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
独創性のある人ほど、周囲と折り合いを付けるのが上手いのかもしれません。今の自分の仕事に誇りを持つことを考えさせられました。
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就職活動に迷う大学生にお薦めの仕事論
2018/04/13 08:19
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投稿者:坂の下の落人 - この投稿者のレビュー一覧を見る
映画監督・是枝裕和と電通のクリエイティブディレクター・樋口景一との対談集。
世田谷公園で、四季(4回)に渡って仕事についての対談を収録。
是枝監督のプロフィールをそんなに知らなかった身としては、人となりがわかり面白く読めました。テレビドキュメントの出身だったんですね。
タイトルにある「クリエイティブな仕事があるのではなく、その仕事をクリエイティブにこなす人と、こなさない人がいるだけ」という師匠の言葉を今も肝に銘じつつ仕事に向き合う姿勢は、就職活動に迷っている大学生に、何らかしらの示唆を与えてくれると思います。
就職活動に躓いている人はぜひ一読を。
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スゴくいい対談で、自分が入っている小さな箱を意識させられるというか、脱構築させられる、普段着のことばにみちあふれていました。
ひさびさに出会えて心から良かったと思える良書。
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20160812
タイトルに惹かれて。
3時間で読了。
映画で生きる是枝監督と、広告で生きる樋口さんの対談が、交わっているようでどこか違う視点でお話をしているようで。
目的と手段を履き違えると言うけれど、
がむしゃらに必死に仕事をしていると、その間違いにも気付かずに通り過ぎてしまう。
利益を生むことに固執せず、その先にある夢に想像を膨らませろと言うけれど、
それは皆思っていながら、現実はそう甘くないのよね。やりたいけど、分かっているけど、できないのが今の社会だ!と思ってしまう。じゃあどうすれば良いのだろう。
自分のアウトプットの劣化。
クオリティが担保されていないかネットの文章ばかりに触れていると、自分の中にある文章のストックが、だんだん良くないものに変わっていく。というのには、ヒヤッとする。劣化しているのか…。
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映画監督と電通のディレクターの仕事論なんてよその世界の戯言、くらいに思いつつ手に取ったがなかなかに味わい深かった。仕事の先にあるものを見る、要は自分の仕事の社会的な意義やインパクトを意識して仕事をするということ。たしかに発想に「社会」が入ってくることで仕事は変わる。これは社会に出たての若い子たちには分からないだろうね。
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2017.4.2
アイデアとは、ほんとうはこの世界のここと結びついているのではないか、結果的にこういうものが氷山の上に出るようになっているのではないか、という見方そのもののことなんじゃないか。
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読みながらたくさんマーカーを引いてしまった本。面白かった!!
『春にも話しましたが 、僕がテレビマンユニオンで研修を受けたときに 、萩元晴彦がこう言いました 。 「君たちがこれからやる仕事は 、とにかくつまらないと思うような些末な仕事だと思うけれど 、世の中にはクリエイティブな仕事とクリエイティブでない仕事があるわけではない 。どんな職業であれ 、その職業にクリエイティブに向き合う人間と 、クリエイティブに向き合わない人間がいるだけだ 。そこを間違ってはいけない 。』
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映画監督の是枝裕和さんと、電通のディレクターの方が対談した本。
世田谷公園で四季に一度づつ、計4回の対談をまとめたものなのだが、そのシチュエーションや頻度、季節は全然内容と関係ない。 ネタなのかもしれません。
30歳手前くらいまでの若いビジネスマン向けの話題がメインなのだが、是枝監督の現在取り組んでいる事や、「上下関係がダメ」とか「怒鳴ったりするのがきらい」
といった個人的な事まで知れてとても楽しめた。
監督の作品が好きな人なら、楽しく読める本だと思います。
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是枝さんと電通のCDの対談集。
仕事のことを考えるきっかけに読んでみたけど、いろんな本に浮気しまくってめちゃめちゃ時間がかかってしまった。
やっと読み終わりました。(たぶん4月くらいから手を付けてる。。。)
印象に残っているのは「クリエイティブな仕事はない。クリエイティブに仕事をする人がいるだけだ」というところ。
是枝さんのもと上司?の方の言葉らしいけど、本当にこれだなと思った。
この本は全部この言葉に集約されると思う。