投稿元:
レビューを見る
ドラマは、主人公のキャラが違いすぎてもはや別の物語。
主人公の比奈子が普通の感覚でチームを正しい方向に導いていくのが、この小説の肝だと思うのだが、そこを変えたらまずいと思う。
投稿元:
レビューを見る
前作ZEROから続く一連の事件の完結
犯人はそこかあ…ってびっくりしました
それと同時にシリーズ作品ならではの、また魅力的なキャラクターが今後のメンバーに増え、次回作も楽しみ
シリーズ一作目で感じた文章のぎこちなさは、もう全くありません!
投稿元:
レビューを見る
(ZERO、ONE 共通)
主人公受難の巻。
企画的に 2 巻に分けたんだろうけど、別に一冊で出しても良かったのではないだろうか。おおよその分量はこれまでのシリーズとさして変わらないのに。(^^;
主人公のピンチのせいで、最初の事件の印象がほとんど残らないというのはどうだろうか?(^^;
新登場の人物(というか、人物として描かれるのが初めてと言った方がいいかな?)のキャラクターの濃さとか、再登場キャラクターの行動とか、読みどころは多いですね。
ちょっと、ハンニバル・レクターをもらっちゃっているところは賛否あるでしょうが、リスペクトしているものと考えておきたいです。(^^;
犯人の意外さもこのシリーズでは一番。
ミステリーファンなら、このパターンかと思うところもあるんだろうけど、「このシリーズとしては」以外と言っても良いんじゃないかな。
投稿元:
レビューを見る
ドラマの最終回が唐突の展開すぎて、ざんねーん!だったんだけど、ふむふむ 原作ではこんないろんなことがあったのねー とLEAKのときと同じような感想。
しかし、原作の藤堂ちゃんが永久くんに対して抱いた感情 永久くんのような「心がない」こどもを描こうとしてドラマでは藤堂ちゃんがそれをも担っていたのかー!と思うと 少ししっくりきた。
さて、藤堂ちゃんと中島先生の今後はいかに。
投稿元:
レビューを見る
犯人はすぐに分かったんだけど、彼がそこへ至る思考がとんと思いつかなかった。なるほどなぁと。
そして比奈子ちゃんてば愛されすぎ。
さらにわたしは麗華さんが好き過ぎる。
投稿元:
レビューを見る
長野と東京で見つかった複数の幼児の部分遺体。そしてシリーズ2作目『CUT』で出てきた猟奇的な殺人鬼 佐藤都夜が脱獄し比奈子を狙う。
前作『ZERO』から続く後編。浮かんでは消えていく容疑者たち。犯人は想定の範囲内ではあるけれど、前作とあわせて数段構えになっていて面白かった。
今回比奈子がいなくなったことで、相手の懐にさりげなく入り込む彼女の武器が際立った感がある。犯人や関係者たちと向き合い、傷つきながらも成長する姿を見ると、こちらも前向きになれる。
てっきりこれでシリーズ終了かと思ったら、まだ続くらしい。普通っぽさを失わない比奈子の今後と、野比先生との関係に期待。
投稿元:
レビューを見る
ドラマ「ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子」の原作本(ON・CUT・AID・LEAK・ZERO・ONE)6冊目。
投稿元:
レビューを見る
ドラマを見たらとてもおもしろかったので、最終回を見終わってから一巻ずつ読んで行きました。
ホラー小説だけど、刑事ものとは??と、普段ホラー小説なんて読まない私はよくわからず首をかしげていたのですが、読んでその意味を理解しました。
ドラマもグロイだの気持ちわるいだのいろいろと言われていましたが、そんなのは比じゃないほどのえげつなさ!!(笑)
一巻のONもなかなかでしたが(もちろんその他の巻も)ONEはなんというか、結構精神的にきつかったです。犯人もまさか、でしたけどその手口や被害者のことを想像しながら読むと結構きつくて何度か外の景色を眺めたり天井を見つめたりしました……(笑)
だけどこわいだけではなく、どうなっていくのか気になって気になって。
ふだんは電車の移動中にだけ本を読んでいるのですが、これは家で一気に読んでしまいました。それぐらい引き込まれて、先が気になります。
これを読み終わったタイミングで最新刊が出たみたいなので、また買ってきます(笑)
投稿元:
レビューを見る
今回も読みやすくて一気読みです。比奈子の描写があまりなくて、厚田班の面々や保先生、麗華さんの活躍が描かれていました。ドラマとは違う犯人に驚きと悲しさがありました。さすがに子どもは…。このシリーズの犯人や結末は悲しいものが多いです。都夜は別ですが。新刊が出たらしいので、またシリーズ追いかけます。
投稿元:
レビューを見る
201607/今回も面白かったけど、作品によって事件パート・謎解きが、物足りない時もあり。本シリーズはわりと刊行ペースが早いので読者的には嬉しいけど。
投稿元:
レビューを見る
ZEROの後に読むべきでしたが、先に読んでしまった、、。後半の展開部分ですが、ここだけ読んでも十分楽しめました。事件だけ見ると信じられないくらい猟奇的だけど、緊迫感が感じられないところはやっぱり肌に合わないかも。東海林の口調なんとかならないですかね。意外な犯人で、そこは印象的だったかな。続編あるようですが、そんなに殺人現場を凝らなくていいから、重みのあるストーリーにしてほしいな、とおもったりしました。
投稿元:
レビューを見る
犯人は結構登場してすぐに感付いたけど、比奈子的に中々しんどい展開だったなぁ。
都夜もめっちゃ怖いし。
野比先生が取り乱すのはグッと来る。
みんなに愛されてるなぁ。
投稿元:
レビューを見る
猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子シリーズ、6作目。
前作「ZERO」からの続き。
何となく鈴木ひろしの正体は推察できていたけど、それだとえげつないだけでちょっと無理矢理感があるなぁ、なんて思っていたら、最終的に犯人の犯行に至らしめるまでの動機というか背景まで読むと意外とすんなりと受け入れることが出来たかも。中島先生の贖罪?にも繋がる終わり方で、悲惨な結末だったけれどちょっと明るい希望は見えたかな。比奈子の迂闊な行動が目立った前編だったが、最後の犯人との対峙の場面は、「AID」の佐々木亜希との喧嘩場面を彷彿させるくらい胸に迫るもので、比奈子らしい言葉で良かった。
にしても、佐藤都夜の最期は引っ張った割にはちょっと呆気なくて拍子抜け。犯人の異質さを際立たせるお膳立てでしかなく、無理矢理再登場させられて、ある意味気の毒。
投稿元:
レビューを見る
2017/4/21
いやあスゴイ。
シリーズが進むごとにおもしろくなっていく。
今回はもう続きが読みたくて読みたくて、昼休みが終わったり電車が目的地に着いたりするたびに中断するのが嫌だったわ。
先が知りたいと言うより先を確かめたいって感じで、まず間違いなくこうなるんだろうけどもし違ったらどうしよう!っていうなんか珍しい感情やった。
最初はイロモノ的な(ホラー文庫やし)猟奇な本やと思ってたのに結構考えさせられたり感動したりいい意味で予想を裏切られて嬉しい。
投稿元:
レビューを見る
「ZERO」の後編にあたる物語。
読んでいる途中で犯人の見当はついてしまうものの、猟奇犯罪捜査班のメンバーや比奈子を知る人々の並々ならぬ捜査への取り組みは読んでいて頼もしく感じた。
比奈子の人徳なのか、人を惹きつける何かを持っているのか。
周囲の人たちはみんな比奈子の無事を願い、全力で手を尽くして捜査にあたっていく。ドラマにも中だるみしているな…と感じる回がある。
圧倒的にこれまでが面白かったせいか、「ZERO」「ONE」と物足りなさを感じた。
一冊にまとめて、もっと削ぎ落とすべき箇所は落とした方が良かったようにも思う。
このシリーズの面白さが変わるわけではないのだけれど…。
今回、初めて日本精神・神経医療研究センターにやってきたガンさんこと厚田。
比奈子のためとはいえ、石上先生は連れてきたくはなかったのだろうな。
比奈子さんと呼んでいる時点で厚田には中島の気持ちがバレバレなわけで。
けっこう好きな場面だけれど、自分にはどうすることもできない比奈子の窮地が心配でならない中島の気持ちがダイレクトに伝わってきて微笑ましかった。
ネットを通じての石上先生とのやりとりでも、焦って文字がきちんと打てないなんて、およそ中島らしくない。
とても人間臭い中島を見るとホッとする。
そして、中島が目指しているものが成功すればいい…と願ってしまう。
次巻のタイトルは「BACK」だそうだ。
さて、どんなストーリーになるのか。
楽しみだ。