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紙の本
なるほど と読みどころ満載の書。コトバが面白くなってくる。
2024/01/07 16:46
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:大阪の北国ファン - この投稿者のレビュー一覧を見る
テレビでおなじみの金田一先生がわれわれ一般大衆向けにわかりやすくエッセイ風に言語学の問題意識入門編を語ってくれた書。大変読みやすくわかりやすい。
読みながら目からウロコが落ちる話題が豊富である。一例を紹介すると、
〇犬や馬は生まれや育ちの場所にかかわらず同じ言語を話している。ドイツ育ちの犬と中国育ちの犬は出会ってすぐにケンカしたり、愛を語れるらしい。
〇ほとんどの言語に普遍的な概念は、A音やO音、濁音系は大きいとか男性とか強いとか悪いとかを示す。I音や清音系は小さいとか女性とか弱いとか善いとかを示す。
〇三味線の音を高い音から並べると、誰の意識においてもチン、ツン、テン、トン、ドンであるとはほとんど例外がない。
〇二者択一のイエスノークエスチョンで答えに迫っていくのは構造主義の方法論で「レヴィストロースの野性の思考」と基本的には同じ。
このほか明治時代に誕生した某新興宗教の教祖に憑依した「神」が語ったコトバの社会生活的背景、人類の誕生とコトバの関係など、入門書ではあるが、さらに深く読んでみたいという知識欲に駆り立ててくれる読みどころ満載の一冊であった。
面白かった。
紙の本
大好き!
2022/06/05 15:53
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:satonoaki - この投稿者のレビュー一覧を見る
秀穂さんらしく、ゆるゆるとした文章です。
それでいて、私たちが普段使っている日本語の謎を鋭く気づかせてくれます。
それでいて、明確な答えに読者を縛り付けることはしません。
あれ?どうなっているのだろう…とその時は疑問視しておいて、すぐに忘れてしまう。
でも、気づきをくれる大好きな本です。
紙の本
金田一秀穂氏による摩訶不思議な日本語について丁寧に分かり易く解説してくれる日本語講座の決定版です!
2020/09/07 09:00
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、『新しい日本語の予習法』、『ふしぎ日本語ゼミナール』、『金田一先生の厳選大人の漢字講座』、『汚い日本語講座』、『適当な日本語』といった日本語に関する多くの興味深い著作を発表されている日本語教育、言語行動、意味論を専門に研究されている言語学者の金田一秀穂氏の作品です。同書では、「なぜ、ゴミはカタカナで書かれるのか?」、「なぜ、オリンピックを<五輪>と書くのか?」、「なぜ、ウサギは匹ではなく羽で数えられるのか?」、「<先生>と<教師>はどう違うのか?」といった素朴ば疑問に丁寧に答えてくれる一冊となっています。「日本語というのは、とっても<自己中>な言葉です」と著者自身が主張されているように、摩訶不思議な日本語を丁寧に、かつ分かりやすく解説してくれる痛快日本語講座の決定版です!
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