投稿元:
レビューを見る
2002年に講談社文庫から刊行されたものの再刊。とはいえ講談社文庫版も2度目の文庫化で、最初の文庫は1996年の新潮文庫であるらしい。うちにあるのは2002年の講談社文庫版(多分)。三次文庫まで出るというのは珍しいが、『あとがき』にもあるように、紙で手に入れるチャンスはこれで最後かもしれない……。
投稿元:
レビューを見る
途中まではすごくおもしろかったんだけど……。
結末は私自身があまり身を入れて読んでなかったからか、なんだかバタバタした印象でした。
本の内容よりも、折原さんの「○○者」シリーズがこんなに出ていたの!? と裏表紙の見返しを見てビックリしました。「愛読者」くらいまでしか読んでなかったよ……。
投稿元:
レビューを見る
久々の折原作品(九作目)でワクワクして読み始めたんだけど…う、うーん、どうだったんだろ?期待していた程ではなかったかなぁ^^; 異人の正体は勿論のこと、主人公より前に取材に来ている謎の女性、淳とユキの関係、展開等々、どれも良かったとは思うんだけど…うーん、素直に面白かったと言えないのは何で?別につまらなかった訳ではないんだけど…。あ、帯の謳い文句が良くないんだ!そのせいでハードルが上がりすぎたんだな、きっと。
投稿元:
レビューを見る
【著者の初期最高傑作が復活!】樹海で失踪した息子の伝記の執筆を依頼された売れない作家・島崎の周辺で、次々に変事が。五つの文体で書き分けられた謎のモザイク!
投稿元:
レビューを見る
構成が非常に複雑で頭の中で整理しながら読まないといけない、なかなか難しめな作品でした。
名前のトリックや、叙述トリックをふんだんに使われていたが、ラストは若干、??が残る感じが拭えなかった感じです。
投稿元:
レビューを見る
本屋大賞2018超発掘本。
二度の絶版を潜り抜けて三度目の正直。これでもう絶版はないでしょう、文春さんよろしく。
久々の徹夜本。いや、面白かった。
たぶんこういうことだろう、と想像しながらも早く続きが読みたくて、予想が当たっているかどうか知りたくて。
読んだあと、あれこれ語り合いたいね、誰かと。
投稿元:
レビューを見る
本屋大賞の発掘本とやらで絶賛されていたので読んでみたら大当たり。何とも壮大なミステリー。読み応え抜群。
投稿元:
レビューを見る
2018.06.10.読了
完全なる駄作。評価が3.5以上だったので楽しみに読み始めた。
途中、まさかまさか????とは思いつつ最後には何かあるだろうと期待したが結局何もなかった。
時間の無駄だなー。あーぁ。
投稿元:
レビューを見る
叙述トリックとして有名な折原さんのイメージですが、見事にストーリーの中に溶け込んでいました。
後半はもう何がなんだか分からない感じでした。
伝記とインタビュー形式は、斬新で読みやすかったです。
1人目の異人に関しては大体あたりはついていましたが、モノローグの当事者が誰かわかった時には鳥肌立ちましたね
どんでん返しからのもうひと返しあって個人的には淳にひと泡ふかせられて良かったです。
前半は少しダレてしまいましたが、最後の畳み掛けは面白かったです
投稿元:
レビューを見る
2018年発掘部門「超発掘本!」
多重文体による傑作。
不思議な作品。
次がどうなるのか気になって気になって
622ページを一気読み。
投稿元:
レビューを見る
よく練られた複雑で難しいミステリー。
頭を整理しながら、何度かページを戻りながらようやく読み終えた。
でも、詳細なところまで理解できたとは思わない。
面白い本だが、それ以上に疲れたという印象。
投稿元:
レビューを見る
インタビュー、小説、モノローグ…と、手を変え品を変え、自伝を書く形式で進むため、次はどうなると気になってページを繰る手が止まらない。ゴーストライターなゴーストライターというわけで。作家を取り扱った作品なら、倒錯の盗作の方が初読だっただけに、衝撃がでかかった。
投稿元:
レビューを見る
紀伊国屋書店でおすすめされていたので買いました。
すごーく引き込まれて 一気に読んでしまいました。 おもしろかったです。(o^-')b !
いろんな人目線の伏せんがはられて 結末が見えるようで 見えなく ドキドキしました。 題名の「異人たちの館」 「たちの 」
が気になっていたのですが 最後に納得しました。 もう少し折原一さんを 追いかけてみようと思います。
投稿元:
レビューを見る
本編と作中の作品が混乱するので一気読みしないと読み直しが必要になる感じ。混乱しないように頭の中で整理しつつ読み続け、そのストレスを一気に発散する結末を期待していたけどそうはならなかった。折原作品としてはまぁ普通といった感じ。
投稿元:
レビューを見る
本屋大賞・発掘部門受賞作品。売れない作家の主人公・島崎はとある失踪した青年の伝記を執筆することに。取材を重ねる内に彼の人生に見え隠れする【異人】の陰が島崎にも迫る―。練りに練られた精緻なプロットに加え、関係者のインタビューや作中掌編、謎のモノローグを交えながら謎が謎を呼ぶ物語は読み応えがあり、600頁近いボリュームながら一気に読めた。しかし、複雑な構成の影響なのか全体的に散漫かつ強引な印象が拭えず、どこか血の通わない記号的な登場人物たちにも馴染めなかった。圧巻の構成力だが、作品としては自分に合わなかった。