紙の本
一般受けするのかな?
2016/11/22 12:10
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:koji - この投稿者のレビュー一覧を見る
この作品は読み手を選ぶでしょうね。
出だしから「帝都物語」ですもん。
私みたいに京極夏彦氏を好きな方や荒俣宏氏・水木しげる氏の作品をはじめ妖怪好きな方は滅茶苦茶楽しいです。
パロディーでもあり、妖怪ものでもあり、世相ものでもありでとにかく盛りだくさんで、この後どう進んでいくのか予想もつかいないのですが楽しいです。
著名人がいっぱい実名で出てこられます。こんな作品を書いて出せるというだけでも、京極夏彦氏が出版業界に於いて大切な売れっ子作家であることの証明でしょうね。
紙の本
序なのでこれから
2017/06/20 17:44
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:名取の姫小松 - この投稿者のレビュー一覧を見る
大マジメに始めるかと思えば、気が抜けます。クドイばかりにボケをかましつつ、実在の人物と、目には見えないはずの怪異が出現しはじめる様子が描かれる。まだただのバカ騒ぎなのか、大きなテーマが潜んでいるのか不明。
宴の準備はこれからみたい。
実名を出されている関係者、出版社サマには同情申し上げます。
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全3巻の実名小説、第1巻。
実在の人物がそのまま実名で登場するのが『虚実』の『実』の部分。『虚』の部分がぶっ飛んでいるのでギャップが面白い。
『序破急』のうち『序』ということで、ストーリー的には盛り上がる寸前で『続く』。3冊揃ってから読み始めて良かったw
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無理矢理ジャンル分けしてみると、妖怪ファンタジーになるのかな? 2巻目以降は戦ったりするのかもしれない。但し激しくギャグです。
『怪』周りの色んな作家さんや学者さん、漫画家さん等々、水木大先生や、荒俣大明神はじめ、聞いたことある名前の方がいーっぱい出てきます……アレ? ってことは、私小説かしら(違)
1巻目では、まだ京極さん本人は、話題には上るけど、登場してません。
3週連続刊行で、3冊揃えると4500円ってのはなかなかキツいが、こういうお馬鹿さんな(ほめてます)内輪ウケっぽいのとっても好きなんだよなあ(笑)
そして荒俣先生の『帝都物語』へのオマージュかもしれないと思ったので、とりあえず図書館で1巻目借りてきた(記憶が定かではないが、多分読んでない)。
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おもしろかった!?
グダグダと登場人物の会話が進んでいき、章ごとに場面が変わり、気がついたら、妖怪が…っと思ったら「序」終了。
続きが気になる!
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序 ということで 妖が目に見える?? 妖がいなくなる?? 目に見えたら妖で無いってことか‥‥ ふくざつ、何だかモヤモヤしてる。 破 に行ってみよう
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面白かった!
雰囲気が軽くてギャグも多いのでページ数のわりにすらっと読めます。
実在の小説家や漫画家、編集者などが数多く出てくるんですが、名前を知ってる人や好きな作家さんが出てるだけでもう私はなんだか楽しいです。
もちろんストーリー自体も面白いですけど。
妖怪がちらほら現実に出てき始めましたが今後どう展開するのか楽しみです。
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帯によると、三冊揃うと大変な超大作らしいが、これならスルスル読めてしまいそう。楽しい時間、ありがとうございました。
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2011〜12年に「怪」に連載された10章を単行本化。
半分くらいは出版業界の内輪ネタのような気がする。会社名も、雑誌名も、作者も含めた作家名も、(たぶん編集者名も)実在するが、「フィクションなので関係ないことにしておいてください。」と断り書きがある。
出たのだ、妖怪が。わんさか。
作中で水木しげるが、「見えないはずのものが見えるのはおかしい。」という。さて、どうなる。
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マニア向けか。妖怪もでてくるけど、「怪」周辺の固有名詞が多い。京極さんネタも多くてにやにやする感じ。
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本当に虚と実が入り混じっている。
実在する会社や人名、本がたくさん出て来て面白い。
妖怪も湧き出て来て、いよいよ何かが始まりそうだけど、「序」で1冊‼︎
さて、どんな展開があることやら…
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まさに虚実。うそまこと。
あんまり界隈に詳しくないけど、実名で知ってる人やら、どっかで言いたな前やらの「怪しい」人々が、そんな人々の前に、そんな人々の大好きな怪しいものが、少しずつ、染み出すようににじみ出てきて、閾値を超えてしまったー、と言うところで、本巻のおわり。
京極夏彦だけはまだ出てきていない。どうなるのかなー。
連載してたものを加筆、だよね。なんとかGoがでてきたり、びっくりしたよ。
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冒頭で「きっと、フィクションなので関係ありません。関係ないことにしておいてください。」と断りつつ、とてもよく似た実在の人物や社名、雑誌名と、それらしい説明・エピソードが語られるので、どこまでが本当でどこからがウソなのか分かるようでハッキリせず、まさに妖怪的なお話。
気配を感じるもの(現象)だったはずの妖怪が実際に姿を現し、世相は疑心暗鬼に荒廃していく。さて、世の中、人の心はどうなるのか?
雑誌『怪』や日本妖怪学会、そして日本の妖怪を取り巻く事情がリアルに伝わってくる。
16-223
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先に怒濤の急を読んじゃったので、「あーこーいう緩やかな始まりだったのね……」と。破もまだなんよなー。