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シリーズを通して読んでるので手に取った
5編からなる短編で構成されるシリーズ13弾
正直惰性で読んでるシリーズではあったのだが、
今巻は素直に楽しめた
若旦那と妖達の今後の関わり方にも触れられていて、
シリーズの転換点になる巻だったのではないかと思う
シリーズ物の難しさで、
進まないとマンネリするし、下手に進むと魅力がなくなる
この辺のバランスがうまい巻だなと思った
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長崎屋のお金持ちっぷりが発揮されてる。相変わらず病弱な若だんなではあるけれど、頼もしいところが増えている気がする。
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このシリーズも最終回が近いのかしら?と思わせるお話が続きます。若だんなの許嫁はやはりと言おうかなんと言おうか、しかし今後どんでん返しがあるかもなぁ……などとも考えつつ、いつもどおり、のんびりゆうるり読める一冊でした。
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「江戸を舞台にしたファンタジー小説」という新しいジャンルを提示してくれた、畠中恵。
『たぶんねこ』畠中恵
https://booklog.jp/users/makabe38/archives/1/4101461333
その『しゃばけ』シリーズ、第13弾の文庫版です。
年一作品のペースで発表、文庫化されているので、ここ何年かは、このシリーズを読むことが自分自身の年中行事のようになっています。
江戸の通町にある廻船問屋兼薬種問屋の大店、長崎屋。
その一人息子である「若だんな」が、今回も主人公です。
病弱ですぐに寝込んでしまう。
そんな体質なので、両親も「無理をしないように」と甘やかし、二人の男を世話係の”兄や”として、面倒を見させている。
しかし実は、若だんなの祖母はその世界では広く知られた、妖(あやかし)界の大物。
兄やたちも、力の強い妖。
そのせいもあってか、さまざまな妖たちが若だんなのまわりに集まっている・・・という設定。
そんな若だんなの近辺で起こる騒動と、その騒動に若だんなたちがどのように対処していくかが、4つの連作短編の形で、描かれています。
全体を通じてのテーマは、「変化」。
4作品それぞれの題名には、明日、来年など、時に関する言葉がつけられています。
両親や兄やたちに守られて、妖たちと仲良く暮らしたい。
そのような日々を願う若だんなですが、幼なじみの縁談話、さらには自分自身への縁談申込殺到と、「変わらなければいけない」状況が次々とやってきます。
それらに悩み、対処していく若だんなの姿を読むにつれて、読者も「変わらなければならないのだ」と考えるような内容になっています。
パターンを守りながらも、変化をつける。
このシリーズが長く、そして多くの読者に応援されている理由のひとつになっているのかなと、感じました。
今回の内容を受けてどのように今後、展開していくのか。
次の作品の文庫化を、楽しみに待ちたいと思います。
『さくら聖・咲く: 佐倉聖の事件簿』畠中恵
https://booklog.jp/users/makabe38/archives/1/4101461724
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2014.7、栄吉の来年、寛朝の明日、おたえのとこしえ、仁吉と佐助の千年、妖達の来月。妖達と遊べる許嫁の於りんちゃん。
楽しい時にも終わりが来る。すえずえと言うと永遠のようだけれど、未来を考える時間スケールの違いが際立つ。
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裏切らない安定感。『鹿の王』で疲れて、これを読みたくなった。なんにも変わらないけど、それがいい。このシリーズの魅力をここへ来て認識しました。
しかも今回は、シリーズ長期化の環境が整った!?
また心が疲れたら、買い求めそうです。
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「寛朝の明日」で、場久の夢を使っての謎解き。安楽椅子探偵ではなく、お布団探偵となる一太郎。なんでもありですね。
文庫版ならではの、おまけの対談も面白かったです。
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20181213読了。
於りんちゃんが久し振りに登場!かと思えばかなり大胆なことを言ってのけてましたね(笑)於りんちゃんと若だんなの今後が気になるところです。栄吉にも許嫁が出来たし、今回は全体的にめでたい感じの話が多かったかな。妖たちだけで謎解きに挑むのも楽しかった。金次さん怒ると怖いのねぇ(苦笑)
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うっかりしてたけど、一太郎、一度死んでたんだ(¯―¯٥) だからあんなにやることなすこと、仏様みたいなのかなあ? 普通他人が図々しく家の中まで入ってきたら、怒鳴りつけるでしょうに。
今回、兄や以外の妖達の気持ちもあって面白かった。神様も人の命の短さはどうにも出来ないって、なんかやるせなくて悲しい。好きな人とずっと一緒にいたいって、万物共通の思いか。
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長崎屋にかかわる人や妖たちの、行く先についてが明るくなるよう皆が励んでいることが心温まる気持ちいいお話ばかりでした。
貧乏神さんがとっても怖いということも…。
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若だんな本人や周りの将来を見据えた連作短編集。
若だんなや栄吉の許嫁が登場したり、若だんな周りの妖が若だんな離れの準備を始めたりと、何かと先を見据えた話が多かった。
これまでの作品を通して、色んな所で妖や幽霊の居候が増えていたし、これからも増え続けるだろうと感じる巻でもあった。
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江戸。面白いねー。
バラバラと読んでるから、シリーズの中で飛び飛びだけど。読んでないの読みたいなぁ。
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しゃばけシリーズ第13弾の本作は、通常通りの短編5編の構成でしたが、今回は、一太郎若旦那の友人の栄吉の嫁取り話から始まり、長崎屋乗っ取り危機の話や若旦那の嫁取りの話に続き、若旦那と妖たちとの今後の距離感についてなど、今後の未来にも関わる重要かつ面白い話でした!
今後どのような展開をみせるのかが、また楽しみです!
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若旦那がお見合いねぇ。。まあでも大店だし、普通に考えても見合い話がどっさり来ても不思議ではない。
いつまでも今のままではいられない、変化の兆しがあちこちに出ていますが、作者もそろそろたたみたいのかもしれませんがw
最後の盗みを働く者の話もちょっとせつなかったですね。
金次にしてもおしろや野寺坊にしても、偶然でそこにいるだけなので、あの場に若旦那がいたらきっと、手を差し伸べてしまうだろうから。。。その話は若旦那不在で進められたのかなと。思いました。
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安定の面白さ。
でもこれ実写したのかな?よくわからないけど帯に実写化したような雰囲気の写真あり。これ、、、わたし実写化したら失敗するような気がする。笑笑
イメージがね。よくある時代ものだけど、妖怪とか色々出てきてものすごいファンタスティックだから小説止まりか漫画止まりがいいところで、これCGでどーこー弄ったりしだしたらものすごいリアリティがなくなって残念な結果になるような気がするなぁ。
と、帯の写真ですでにがっかりしそうでした。
これは。絶対小説の方がいいと思うんだけど。