紙の本
やっぱり楽しい
2016/12/05 19:57
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投稿者:igashy - この投稿者のレビュー一覧を見る
単行本時に読んでいるはずだけどいい感じに忘れている。今の「ヌーハラ」報道を見ると、彼が『禁ゴクゴク飲みの時代』で書いていたことが鋭いなぁと(もっと昔からも書いてらしたよね)。冷やし中華、私もあまり具はいらないな。貧乏人のカラスミ、作りたいと思って忘れてた。今度こそ試してみよう。
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【大好評「丸かじり」シリーズ第三十六弾!】フライパン方式が導入された「サンマの悲劇」、冷し中華は「七人の侍」、許されざる太巻き、みつ豆で童心が甦る…爆笑必至エッセイ。
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内容が最初に出た(週刊誌の連載として)のは4年前の2012年だけれど、ここ最近一部で物議を醸して?いる”ヌーハラ”について既に言及されているのが面白い。否、東海林センセーの慧眼っぷりを再確認させてもらった、と言うべきか。
日本酒は普段飲み付けないけれど、イカ徳利で一杯ってのをちょっとやってみたくなった。
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1.好漢!キャベツ
2.禁ゴクゴク飲みの時代
3.アンコのアンコだけ食い、いいのか
4.冷やし中華の具の大義
5.ソーメンをストローで!!
6.読書には豆を
7.「困るを楽しむ」ゼリー
8.トウモロコシのズリズリ
9.みつ豆のオイッチニ
10.「サンマの悲劇」
11.分解食のすすめ
12.いちじくをなめるな
13.プロジェクトチーム「土びん」
14.カツカレーはじれったい
15.月見うどんの雪月花
16.カラスミを作ろう
17.柿剥けば……
18.ナヌ?パイナップルラーメン
19.チクワの穴をよく見れば
20.コンニャクと日本人
21.ナメコの味噌汁は騒ぎのもと
22.「引っくり返せッ、豚肉!」
23.カレー稲荷現わる
24.許されざる太巻き
25.楽しいぞ、イカ徳利
26.ポテサラ、この不思議なおかず
27.牛蒡の隠然
28.楽しく悩もう「三階建駅弁」
29.卵かけご飯の次は醤油かけご飯だッ
30.バカにされる缶詰
31.焼き芋を「お取り寄せ」
32.ガムの切り上げどき
33.小倉トーストだなも
34.鰯の塩焼きは魚じゃない?
35.梅干しの慚愧
36.ラーメンは回転寿司で
解説は椎名誠さんです。
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定番シリーズ。書店で見ると買ってしまう。自分はナメコの味噌汁が大好きです。熱くったってツルツルすすっちゃいます。
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食べ物にまつわるちょっとしたこだわりや、ふと考えたこと気になったことから、ころころと話が広がっていく。どれも楽しく、あっという間に読み終えてしまった。それぞれの料理を食べながら、楽しく話しているような感覚だった。
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この著者について、個人的には新聞の4コマでお世話になった人だったので、エッセイの文章が面白い人なんだなという新たなイメージが追加された。
この人の語り口に憧れるけれど、やっぱり食という身近なものへの好奇心や疑問の持ち方が根本にあるのかな、という印象。あとがきの椎名さんの分析も的確だけど、もっと著者の作品を読んでみて、食の楽しみ方を学んでみたい。
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読書録「サンマの丸かじり」4
著者 東海林さだお
出版 文藝春秋
p88より引用
“ カレーだけを食べてる人を見ても、トン
カツだけを食べてる人を見ても、別に何とも
思わないのに、その二つをくっつけたカツカ
レーを食べている人を見ると、いいことして
るなー、と思う。”
目次より抜粋引用
“好漢!キャベツ
禁ゴクゴク飲みの時代
「サンマの悲劇」
カラスミを作ろう
コンニャクと日本人”
漫画家でエッセイストである著者による、
食べ物に関する雑誌連載エッセイをまとめた
一冊。他社刊行作文庫版。
キャベツの世間への馴染み具合から回転寿
司でのラーメンまで、自作の漫画と共に面白
おかしく綴られています。
上記の引用は、カツカレーについて書かれ
た項での一文。
カツもカレーも、一つで一食分のおかずにな
るものなので、それをまとめて食べているの
ですから、カツカレーは確かにいいことです
ね。
比較的身近な食べ物に対して、独特な見方
と思いが書かれていて、しかし、独特である
のに共感できるという不思議な魅力のある一
連の作品です。今巻も安定した面白さ。
酒飲みの人には特に、手作りカラスミの話
は必見ではないでしょうか。
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食べ物と、それを食べる人の関係や付き合い方(?)を書いてるんだなってやっとわかった。(椎名誠さんの解説のアシストかな笑) その視点のおもしろさがたまらない。今作も面白かったです。