紙の本
ネタは良いのに
2017/01/08 21:17
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投稿者:テラちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
人気漫画家であり、エッセイストの肩書も持つ。が、文章力はイマイチ。面白いネタがいくつもありながら、生かし切れていない。帯には「ほろりとさせられる」とも書かれているが、そうした感情は起きない。これまた筆力不足か。漫画家として売れると、こうした本も出せる…羨ましい限り。
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メディアリクエスト
老いていく、辛いけどそれもまたよしなのかな。
いいご主人と、いい関係なんだなと感じた。
少し未来を知ることができて、よかった。
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ほぼ同世代の女性の視点からの老いにまつわるエッセイ。
面白かった!
書評で知って図書館に予約して,かなり待たされて入手。面白すぎてあっという間に読了。
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「東京ラブストーリー」の柴門ふみさん(1957年生まれ)の「老いては夫を従え」(2016.12)、老いをテーマにした明るく楽しいエッセイです。「夫」は「島耕作」の弘兼憲史さんです。サイモンさんは、かつては「仏のサイモン」(怒りと無縁)でしたが、最近は多少の怒りを覚えるそうですw。ヒロカネさんは、アナログ派でパソコンなしカーナビなし、旅行は紙の時刻表とかw。サイモンさん随行でsuicaの購入だそうです。ヒロカネさんにとても親近感を抱きます(^-^)ペット(犬)はずっと3歳のままの子供が家にいる状態とかw!
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著者も57歳か。いろいろ老いの症状が出始め乳がんも患ったとか。身につまされる話しをさらーっと読みやすく書いてくれてる。
愛犬を飼うことによって早寝早起き、散歩のメリットを得たって。子育てが一段落したらそうなるのかな…。
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なかなかシュールというか…これからの指南書になるというか…。これからの自分に、家族にどう向き合っていくか、考えさせられながら楽しく読みました。私にとって最後の砦のペット。子どもたちからせがまれてもなかなか手を出せなくて…。50過ぎてからの楽しみに実は取っているのだけど、それていいよって柴門さんに言われているようでちょっと嬉しかった。気楽に読める一冊です。
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題名から、かかあ天下の話かと、、、思っていたのだが、、、
う~~~ん、、、作者の言っていることが、よくわかる!!!
誰でも、生まれてきたからには、子どもから、青春を経て、青年、中年、熟年、、、と、、、、歳を取っていく。
今まで、当たり前にシャンシャンと出来ていたことが、身体が動かないくなり、頭の方は、することを忘れ、、、気力が衰えて来る。
この本を読んで、そうそう・・・・あるある・・・そうだったのよ!!!と、相槌を打ちたくなる話ばかり。
ご主人様と一緒で、アナログ人間、未だにガラケー愛用者、よく理解できる話ばかり。
人の話を聞きながら、スマホをいつまでのいじっているのを見てカーっとなった作者。
つい最近の横綱も、カーっとなってしまって、引退になってしまった。
医師の診断も、軽い物だったのが、何処で、どうすり替わって行ったのやら、、、、10針近く頭部を縫っているのだが、、、どういう見解なの?と、思ってしまった。
さておき、本文の方は、乳がんの事も、サラリと、書かれているのだが、、、、親族に病歴があると、、、やはり、、、と、心配になった事だろう。
我父も、リタイアしてから、国鉄(当時はJRでなく、国鉄)2万キロの旅、パスポートは4冊の海外旅行、日本1000か所温泉の旅、神社仏閣の狛犬の写真、水彩画、俳句、と、、、、趣味多様であったのを思い出したが、商社マンだけにやり遂げないと気に入らなかったのか、、と、今、父の歳に近づくにつれ、仕事にも、趣味にも、時間配分にも、頭が下がる思いがする。
NHKの朝の連続ドラマの話が、出てきたが、母方の親戚も船場のいとはんのおばさんがいて、いつもお付きの女中さんが居てたと、、、言っていた。
箸より重い物は持ったことが無くて、足袋もお誂え、母と三宮へ行っては、帽子やコサージュを購入してたし、子供には、やはり「うちのボンが、、、中ボンが、、、」と、長男、次男の事を亡くなるまで、そう呼んでいた。
サイモンさんのご親戚の男性も、きっとボンが、、、と、言われていたと思う。
最後の方に上品な老婦人の挨拶をかわすときに「ごきげんよう」と、、、、答えるところ。
今の「さようなら」と、言う言葉より、なんていい言葉なんだろうと、小さい時に思ったことがある。
長生きして、老婦人になったら、「ごきげんよう」と言ってみようと、、、
しかし、身についていないと、出ない言葉だと、最近思うようになった。
ジーパン、ジーンズが、デニムになったように、死語になってしまっているのかも。
人生100年時代ヘ突入しているのが、体力気力がついて行けるのか、、、と、思いながら、読んだ本である。
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柴門さん、やっぱり面白い。
特に好きなのが
「テレビの住宅メーカーCMに出てくる幸せファミリー。
50代~60代と思われる祖母が灰色のカーディガンに草餅みたいな色のフレアースカートを穿いている」
へのツッコみ。
「こんな祖母は大都市近郊ではほとんど見ない」
とか書かれていて思わず笑った。
あと、ヘパーデン結節の話は私を含め周囲に結構いるのですんごく共感。
自分のルーツの話も、興味深かった。
最近読んだ何冊かの本に「親のことをほとんどわかっていなかった」と言うようなことが書かれていたが、実際親のこと、その上の代の祖先について、本当にわかっていないかも、と思うことが多い。自分が親をわからないのもそうだが、子どもが私をわかってないだろう、とも思う。
だからって子供に今、語れるかと言うと「さあね」と思ってしまうが。
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私が読んだのは単行本ではなく文庫になった方でした(検索しても文庫の方が出てこなかったのでこちらで登録)
私も若くない歳になったので、サイモンさんのいろいろが手に取るようにわかる。
頭で思っている単語じゃない言葉を連呼してみたり、急になぜか体調不良になったりとか。
これを読むと「私だけじゃなくてみんながそうなのだ」と再認識できるし、暗くならず「老いたんだな」とふつうのこととしてとらえられて、笑い飛ばせる気がして楽しかった。
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図書館。
かつて著者の2人の子どもが幼児だったときのエッセイを楽しく読んだ。それから幾星霜。その子どもたちは独立し、息子さんは入籍するまで成長している(2015年当時)。
いやー。人のことながら年の経つのの早いこと。面白く読んだ。
でも、岸本葉子に続いて、やっぱり「老い」をテーマにしたエッセイは読み過ぎないほうがいい。どんより。
笑えたのが、息子さんが入籍した機会に家族で食事会をしたことをエッセイに書いた。それを読んだ編集者が、著者の連れ合いである弘兼さんのいるところで「入籍おめでとうございます」と言ったら、弘兼さんが驚いて「お前、入籍したのか」と聞いたという話。忘れるにもほどがある。
そういう私もそのうちやらかしそうだが。
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本著では柴門さん自身の老化を感じたエピソードを始め 告知から術後までの乳がん闘病記も描かれています。
その時々の心の変化がリアルで共感出来ました。
頭と口が連動していない現象には思わず「あるある!」
夫を冷めた目線で見る姿勢にもクスっと笑え 「死語」の話、ワンコの話、俳句にハマった話、facebookに纏わる話など 1編1編、味わい深く読みました。
「老化」すらユーモアに変える軽妙で明るいエッセイでオススメです。
タイトルも良いですね。
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これから起こるであろうことが書かれていて、くすっと笑える。夫を従えることにはなりそうにないが、自分はしっかり現実を見据えていきたいわ。
誰にでも老いはやってくるんだもん。うまく楽しまないとね。あ、今日も物忘れしちまったぜ、くらいでちょうどいいはず。