紙の本
検索の原点と刺繍の素晴らしさと。
2017/06/08 20:49
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投稿者:銀の皿 - この投稿者のレビュー一覧を見る
庭の雑草の名前をおじいさんに電話で聞く少年の話ですが、全部「刺繍」なのです。
ハコベもタネツケバナも数針の刺繍で表現し分けてあってすごいと思いました。
内容には「名前調べ」という検索の原点みたいなところがそのままとてもわかりやすく絵になっていてとてもよかったです。
刺繍も「大作」と云う感じではなく、花や葉も数針で表現されているようなのですが、ちゃんと種類の違いが分かります。ちょっとハンカチか布袋に付けてもいいような可愛らしさもあるし「葉っぱの形の違い」を並べたページはホントに図鑑みたい。もちろん太郎くんやおじいさん、庭の様子などのちょっとした場面の刺繍も楽しくてすてきでした。
著者の長野さんは刺繍が専門の方なのですね。きっと植物もとてもお好きなのでしょう。監修に名前のある飯島さんの「新・雑草博士入門」もわかりやすくてよい「雑草の図鑑」でしたから、植物の形などがしっかりしているのもなるほどと納得、のでした。
大人にとってはときどき眺めて「原点にもどりたい」一冊です。
紙の本
刺しゅうの絵本
2017/03/27 13:39
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投稿者:真太郎 - この投稿者のレビュー一覧を見る
はじめ絵だろうと思い、よくよく見ればなんと刺しゅうではないですか。こういう絵本初めてです。この絵本を参考にハンカチなど刺しゅうをしてみたくなりました。
紙の本
雑草という名の草は無い
2017/02/28 21:55
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投稿者:atoz - この投稿者のレビュー一覧を見る
...とは、どなたの言葉だったか...。
草花が好きで、名前を覚えることこそがコミュニケーションと思っている私にとって、バイブルのような絵本です。
葉のかたち、花の色、茎の様子などなど、名前を知るよすがはいろいろありますが、その方法を楽しみながら知ることができます。
そしてなんといっても美しい刺繍。
草花への溢れんばかりの愛情が凝縮された一冊です。
たくさんの人にお勧めしたい名著だと確信します。
紙の本
祖父と孫のやりとり
2017/02/28 20:59
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投稿者:uhyo - この投稿者のレビュー一覧を見る
孫が生まれ、植物好きな自分は、孫に草の名前を丁寧に教えていきたいと思っていました。
そこで出会ったこの本に、我が意を得たり!
まさにこんなやりとりを望んでいます。
作者が植物のなんたるかをよくご存知のうえで書かれていると、手に取るようにわかります。
刺繍も美しい!
ここ数年で最上の絵本だと感動しました。
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プランターの中に植えた覚えのない草が!
そうだ!!おじいちゃんに電話で聞いてみよう♪
おじいちゃんと孫のやり取りが愛情いっぱい。
草の名前を知ることもできる!
詩集で描かれた絵がステキ♪
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1歳11ヵ月。GWにチューリップを見てきて、そこでチューリップ(カプリ5本)の鉢を買った。娘と毎朝水やり。開花すると、「チューリ!」と指指し喜んでいた。そのタイミングで図書館オススメ棚にこの本が置いてあり、借りてみた。シンプルで可愛らしい刺繍の挿絵。電話で草の種類を推理するおじいちゃんと孫。娘にはまだ早かったようで反応はイマイチだったけど、最後まで膝の上でじーっと見てた。シンプル過ぎたかな??2017/5/10
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刺繍がステキで絵を見てるだけでもほっこり。この草の名前をどうやって調べていくのか、その行程が幼児にも分かりやすくて楽しめた。
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さいしょは、草のなまえはわからなかったけど、おじいちゃんが4もんもしつもんをしたから、ハコベだとわかってよかったです。
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刺繍が素敵な絵本(*^^*)今回は太郎くん家のプランターに生えた雑草の名前をおじいちゃんが当てる!(゜▽゜*)電話で3つの質問プラスおまけの質問で答えてしまうおじいちゃんがカッコい~い(^^)♪
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「ある日、太郎くんは、プランターの片隅で、小さな草が白い花をさかせているのに気づきました。そのかわいい草の名前を知りたくて、おじいちゃんに電話をすると、「その草のことを3つおしえてくれたら、わかるかもしれない」といわれます。太郎くんがよーく草を見て、3つとおまけのしつもんに答えると、なんと! おじいちゃんは、その草の名前をちゃんと教えてくれました。『ざっそうの名前』姉妹編。」
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私の場合、たまにやってしまうのが、いつもの図書館で、前情報無しに「おっ!」と気になった本を借りると、実は二作目でしたというのが結構ありまして・・地味に、偶然による素敵な出会いと真逆の思いに駆られるようで、少々落ち込んでしまうのだが、本書は内容的に問題なさそうで良かった。
この絵本、実は絵柄が刺繍で表現されており、登場人物の「太郎くん」も「おじいちゃん」も、本編に登場する、たくさんの草も表紙のチューリップも勿論そうで、その糸の微妙な厚みが独特の立体感を表していて、それぞれの草の細かい違いも丁寧な刺繍で印象的なのですが、サイズが少し小さいのと、白の背景に白い花は、私の視力ではちょっと見づらいかなというのが気になりました。
しかし、本書の素晴らしいところは、一見、どれも同じように見える草たちにも、ちゃんと見極めポイントがあるということで、それを物語では、太郎くんのプランターに生えている、知らない草の名前を、おじいちゃんが三つの情報だけで、当ててみせるという展開で教えてくれて(少々、おまけもありますがね)、それはまるで、数少ない手がかりだけを頼りに犯人を当ててしまう、名探偵のようであり、そんなおじいちゃんに、子どもたちも思わず釘付けになって、これが草花に興味を持つ、ひとつのきっかけにもなるでしょうし、読み終えた後には、きっと刺繍ではない、本物の草花を見たくなるだろうと思い、それが本書のひとつの意義なんだろうなと感じました。
そんなわけで、さっそく私も本書片手に意気揚々と庭に降り立ち、胸の弾む思いで、新たな草との出会いを探してみましたが、見つかったのは照らし合わせなくても分かる、シロツメクサだけでしたとさ(^^;)
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太郎くんのプランターに植えた覚えがない草が生えてきた。太郎くんは植物に詳しいおじいちゃんに電話ですることに。植物の特徴を捉えること、見るポイントだったりがお話を通じてよくわかる本。調べ学習のとっかかりにもよさそう。
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本 息子8歳10ヶ月
息子が喜びそうな本を図書館から借りてきて読み聞かせ…最近は息子が一人で読みます。作品によってはボリュームたっぷりでも読む。母はサミシイ。
〈親〉
絵が好き ◯
内容が好き ◯
〈子〉
読んだ◯
何度も読む(お気に入り) ◯
その他
本文を読んで、「雑草」のことがいろいろ書いてあるなあ、と夢中になって読んでいたら、「これ刺繍だね」と息子。
刺繍であることに気づいていなかった私…ショック…老眼?!
刺繍で描かれている草花。
温かみがあります。
息子も何度も読んでいます。