投稿元:
レビューを見る
やや話し言葉調で展開。理系センスを養成するというよりむしろ、科学史や近未来の展望に力点が置かれている印象。
投稿元:
レビューを見る
サイエンス作家竹内薫さんによる主に文系の方に向けた1冊です。
私は俗にいう理系なのですが、理系的な発想の特徴として挙げられてい4つの特徴は確かにその通りとおもわず感じてしまいました。
また、近年話題になったサイエンスに関わる時事ネタ(STAP捏造やips細胞、ヒッグス粒子など)も多々取り上げられており、なじみのない方には勉強になるかと思います。
数学や科学が好きな方よりは、そうでない方の方が読んでためになるのではないでしょうか。
************************
************************
************************
余談ですが、この本の冒頭には文系理系というくくりに関する話が出てきます。個人的には文系理系というくくりはもったいないと思いますし、レッテルを張っているようで嫌いです。
どちらの科目も学ぶと面白いですし、生活していく上ではどちらの能力・素養も必要です。にもかかわらず文系・理系とレッテルを張り、遠ざけるのは非常にもったいないことだと感じています。
投稿元:
レビューを見る
久しぶりの竹内さんの本です。ただ、少々期待外れ。
“理系思考”の根っことして論理学の基本知識を取り上げていますが、ちょっとそうかしら?という印象。実験による事実(数字)の「検証」は“理系的”ではあっても、“文系思考”にそれがないというわけでもなく・・・。つまるところ、事実に基づかない情緒思考のことを“文系思考”といっているだけなのかも。
投稿元:
レビューを見る
第1章だけ読んだ。第1章は「理系と文系の違いを探る」と題し、文系と理系の思考の違いを解説。第2章以降から文系のための理数センス解説に入る。
理系は、抽象 相対 客観 倫理
文系は、具体 絶対 主観 情緒
という、思考のクセがあるとのこと。