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紙の本
比較文学研究の第一人者、平川氏による夏目漱石と魯迅の関係を説いた書です!
2020/04/10 10:20
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投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、我が国の比較文学研究者であり、評論家でもある平川裕弘氏の超昨秋の一冊で、同巻は夏目漱石に焦点を当てて書かれたものです。同書によれば、夏目漱石は、西洋を学びつつも西洋本位の枠組にとらわれず、自己を生かそうと必死になって試みていたということです。そして、そんな夏目漱石の思想に触発された日本留学中の魯迅は、夏目漱石の書いた『クレイグ先生』を読み、仙台で教えを請うた藤野先生が懐かしくなったということです。平川氏は、ここに師弟関係の刺激伝播があり、この伝播こそが、文化の伝播と言われるものであると強く主張しています。
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