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短編集。
驚愕の結末と言うほどではないですが、クスッとした結末、驚きの結末と機微に富んでいて楽しめました。
時計の話が個人的には面白かったです。思い込みって怖いですね。
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短編小説集。
「正月の決意」
「十年目のバレンタイデー」
「今夜は一人で雛祭り」
「君の瞳に乾杯」
「レンタルベビー」
「壊れた時計」
「サファイアの奇跡」
「クリスマスミステリ」
「水晶の数珠」
の9編収録。
ショートショートあり、ミステリーあり、SFあり、人情ものありで一気読みしてしまいました。
著者の連作でない短編集は久しぶりと思いますので、息抜きにちょうど良いと思います。
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2011年~2016年の小説宝石に掲載された作品を収録した短編集。これと言った傑作はないものの、ミステリーやSFなどバラエティーに富んでおり、且つ全作品30ページ前後のボリュームで気軽に読めるところが良いです。
星新一に通じるものを感じる【レンタルベビー】や思わず胸が熱くなる【水晶の数珠】あたりが評判良さそうですが、個人的にはタイトルとオチのギャップにびっくりの【十年目のバレンタインデー】と、倒叙ミステリーの佳作【壊れた時計】がお気に入りです。
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いやー、さすが東野さんだわーって感じw
ムリくり感はあるけど、うまいことまとめてるもんな~!
ギリギリのところで「うーん、なくもない・・・か」という落としどころに持っていく絶妙さが心地良いわー。
「見当たり捜査員」って、そういえばいるのよねー。
小説ではあまり読んだことないような・・・。
すごい能力と根気だと思うけど、ちょっとコワイね(^_^;)
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なぜだろう、短編集なのに一冊ずつの本と同じくらいストーリーに奥行きがある。帯に、ゆっくり読んでください、と書いてあったがイッキ読みしてしまった!
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短編9編の物語。時々のミステリーがありまぁ気軽に読める内容。
一番はサファイアの奇跡。
純粋な女の子とネコの話し。
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9つの短編ミステリーサスペンス。短編なれどオチもしっかりとしてて楽しめた。サラッと読めていいがちょっと物足りない。著者の分厚い長編をまた読んでみたい。
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短編集。
毎日お昼休みに一話ずつ読みました。
面白かったですが、やっぱり長編と比較すると物足りなさを感じてしまいます。
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バラエティに富んだ簡易で気軽な短編集。ちょっとした暇つぶしに最適です。コミカルなミステリーが多く、どれも楽しめました。個人的には『十年目のバレンタインデー』と『水晶の数珠』が好みです。後者は泣けました。本の題名は『素敵な日本人』ですが、特段日本人であることに拘った作品集ではありません。それが一番のミステリーかな(笑)
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短編集。
ナミヤ雑貨店みたいに繋がる話しではなく、単独。
父が息子の為に数珠の力を使う話しに感動。
さっくり読めるので、ながら読書にオススメ。
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東野さんの短編集。
短編でさくっと読めます。
短編だから構成というかプロットの良さが伝わると思います。どれも良かったと思いますが、私のお薦めは「壊れた時計」かな。最後のページが主人公を追い詰めている感じが出ています。
他の方も書かれていますが、タイトルがどうして「素敵な日本人」なのかは謎ですね。一番のミステリかも。
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お正月からクリスマスまで季節を背景にした様々な短編。犯罪ミステリーが多いかな。
私が個人的に好きなのは「レンタルベビー」。近未来の話ですが、子供を持つか持たないか決める前に、レンタルベビーで育児体験してみるという発想が面白いし、そのうち現実可能になるんじゃないかな。
題名は内容と結びつくようなつかないような不思議な感じ。
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短編集なので、さくっと読めて、ミステリーやサスペンスの要素もあるが、不快な要素がなくて良かった。帯に書かれているように、寝る前に合いそうな印象。著者の新たな作風が感じられるのもあった。「レンタルベビー」は、SFぽさも感じ、理系の要素もあるが、星新一さんのショートショートの要素も感じられる。「今夜は一人で雛祭り」は、悲しい過去を抱えながらも前向きに生きていく親子が良い。「水晶の数珠」は、数珠が困難に打ち勝って、強くする力が秘められているのが先代などの功績で感じられ、息子も自分を信じ生きていこうと感じられた。
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登場する人物がどこか知人に似ていたり、あなた自身にも経験のあるトラブルだったり、つい思い浮かべてしまう妄想の具現化だったり、読み心地はさまざま。ぜひ、ゆっくり読んでください。豊饒で多彩な短編ミステリーが、日常の倦怠をほぐします。
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「正月の決意」 「十年目のバレンタインデー」 「今夜は一人で雛祭り」 「君の瞳に」乾杯」 「レンタルベビー」 「壊れた時計」 「サファイヤの奇跡」 「クリスマスミステリ」 「水晶の数珠」
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九つの短い物語。一遍は短いのだが、興味深い要素がぎっしり詰まっている印象である。ラスト近くのどんでん返し、視点の転換、などなど、嬉しい裏切りが詰まっている。そして、胸があたたかいもので満たされもするし、しばらく余韻に浸っていたくなったりもする。気軽に読めるが、贅沢な一冊である。
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ちょっとひねりのある短編が9編。
あいた時間に少しずつ読み進めて、のんびり楽しめた。
東野圭吾の長編はいつも一気読みしてしまうので、今回は違った楽しみ方ができた。
タイトルとはじめの2編から、日本の行事にちなんだ話が続くのかな? と思ったけどそんなこともなかった・・・・・・。
一番好きだっのは「サファイアの奇跡」。
猫好きにはたまらないお話。イナリが可愛い。
内容も、東野さんのエッセンスを凝縮した感じでお気に入りです。