紙の本
夢のまた夢
2017/11/23 17:48
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:キック - この投稿者のレビュー一覧を見る
評判の本なので参考になればと読みましたが、期待外れでした。
まず紹介事例が、部長経験者等で60歳から年金を受け取ることができ、金銭面で不安のない団塊層中心の自慢話ばかりで、途中から飛ばし読み。著者自身が京大卒のバリバリのエリートです。そして、何が何でも社会と繋がらないと「いい顔」で死ぬことはできないという結論。
我々世代は65歳まで年金受給はなく、将来的にはもっと引き上げられる可能性もあります。才能のない凡人には黄金15年なんて「夢のまた夢」。老後不安が残る中、死活問題です。本書は牧歌的な団塊富裕層向けの本でした。
ところで、私の元上司は団塊世代ど真ん中で、今は再雇用制度で働いています。しかし、頑張っても頑張らなくても給料は一定額なので、勤労意欲が極めて低く、会議中でも居眠りは度々。「年金は60歳からもらえ、滑り込みセーフ世代だ」と上機嫌に話し、周囲の反感を買っている始末。弱い立場の人を選んでは怒鳴り散らかします。飲み会の場で、働く理由を聞いたら、「通勤費や健康保険のメリットに加え、会社は居心地が良い」との由。65歳で完全リタイアする来年以降、彼の居場所はあるのでしょうか。
紙の本
えっ!?
2017/10/30 23:50
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:tacoyan - この投稿者のレビュー一覧を見る
定年を意識する歳になった今日この頃、売れているらしい本書を手に取った。
ん? 何これ?
脈絡もなく書き散らされている印象。
かなり偏っている気がする。
参考になるのかなぁ。
私がまだ、その域に達していないということか…。
投稿元:
レビューを見る
自営業などを除けば誰もがいつか迎える定年。社会と密接に関わってきた人も、組織を離れてしまうと、仕事や仲間を失って孤立しかねない。お金や健康、時間のゆとりだけでは問題は解決しない。家族や地域社会との良好な関係も重要だ。第二の人生をどう充実させたらよいか。シニア社員、定年退職者、地域で活動する人たちへの取材を通じ、定年後に待ち受ける「現実」を明らかにし、真に豊かに生きるためのヒントを提示する。
投稿元:
レビューを見る
『定年後』楠木新著
2017/5/20付日本経済新聞 朝刊
■『定年後』楠木新著 退職後の人生を有意義に過ごすために必要な50歳ごろからの心構えを説く。組織という居場所を失う孤独感。蓄えはいくら必要か。健康でいられる時間と死ぬまでの時間はどれほどか。豊富なデータと定年退職者や現役社会人などへの取材で厚みを持たせ、予想がつかない老後の不安に応える。死から逆算して生活設計する提言には説得力がある。(中公新書・780円)
投稿元:
レビューを見る
定年後の生き方について様々な考え方を提示してくれる
著者自ら足を運び、インタビューした様子がわかり、リアルな人々の意見が分かる。
定年後に向けてその前段階が大切。40~50代の人におすすめ。定年後に向けた「心構え」を教えてくれる。皆が不安に感じているであろう金銭面等についての具体的な記述は少ないので注意。
投稿元:
レビューを見る
20170526 タイトルに惹かれて買った。答えを求めていた訳ではないのだがヒントはもらえたと思う。これからの自分の事なので自分でどうするか考えて行こうと思う。
投稿元:
レビューを見る
良書。
定年後は、お金があってもやることがないと、やはり良い余生とは言えないようだ。長生きするのも大変らしい。
投稿元:
レビューを見る
定年後にやることや居場所を作るために、今から準備していきたいと思いました。
先日昔の勤務先のOBの集まりで、「年を取ると大事なのは、『きょういく』と『きょうよう』です。教育と教養ではなくて、『今日行くところがある』、『今日用がある』ことが大事です」とおっしゃってたのを、思い出しました。
投稿元:
レビューを見る
以下2点がためになった。
⚫︎定年後のために経済的な準備もさることながら、社会との繋がりをどうもつかが大事
⚫︎男の健康寿命は75歳、其処から逆算してやりたいことは何かを考えべき
投稿元:
レビューを見る
今の自分にちょうど最適な本でした。
今のバイブルかも。
昨年、会社の研修で定年・延長雇用などなど
の今後待っている現実の話を聞いてから
おぼろげに考えていることがあって
そのことがやっぱり必要というか、大事だと
思うことができました。
第2の人生に向けて方向性が整理できた気がします。
また、思わぬことにも出会えた本です。
投稿元:
レビューを見る
まあ、想像の範囲内の話し。でも途中までは、確認出来て面白かった。あとは個人感想になってるからね。人それぞれ。和。わんはーーを
投稿元:
レビューを見る
50歳ってタイミングなので気になっていた。先月から無職状態でいわば定年後生活シミュレーションみたいな感じでいるのでここで言われていることが身にしみて分かる。そこそこ趣味はあるとはいえ典型的なサラリーマン生活をしていたんだなぁと。金というよりも居場所、繋がりをどのように確保するのか、いつから準備するのかを考えさせられる。
自分でもなにか始めようと思っていたところだったのでそれのアシストになるような本でした。
投稿元:
レビューを見る
定年をめぐっての個別のケースを中心としたエッセイといったところか。定年後に問題を抱える人は多いがやはり経済的課題の克服が最大。経済的なものを度外視して定年後もいきいきと過ごせる人はやはりすごいの一言。個人の心構え次第ということで、たぶんそうすることはできない自分は情けない。定年後がますます不安になった。
投稿元:
レビューを見る
著者は60台半ばの現在「定年後」真っ只中の人。統計中心の分析を期待したが、取材を中心に自身のことも述べられたエッセイとでもいうべき内容だった。取材は定年をテーマにした本、映画からや友人知人を含めた該当層へのインタビュー、タウンウォッチなどの足で稼いだものが多かった。定年後は元気な人も多いが、健康を害しやすく元気が無くなりがちの様だ。50歳くらいから60歳以後に何がしたいか、仕事かそれに代わるものを探すことを勧めていた。会社や社会をコントロールする立場の人には考えさせられそうな部分もあったが、私はどちらかといえば今ここを大事に生きれば良いんではないかと思っている。
投稿元:
レビューを見る
退職後から2年程度は、特に収支の予想をしておくことが肝心です。国民健康保険と住民税は想像以上に多額の納付通知が来ます。前年の所得で計算するため