仏教の教えがすっと入る
2021/03/08 20:42
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なのはな - この投稿者のレビュー一覧を見る
僧侶の立場で仏教の用語を用いながらも、素人にも分かりやすい説明で、人生の指針などを語っています。執着しない、というところからスタートして、基本的に捨てる生き方を説く感じです。また掃除についてかなり強調していました。それと出来たと満足したところから堕落が始まるというのが印象に残りました。精進し続けないとダメなんだなあと思いました。決して難しい内容ではなく、あとはどこまで読んだ人が素直に実践みるかにかかっていると思います。
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:おどおどさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
金閣、銀閣が好きで、見に行ったりもしているが、その住職のお話ならなお聞きたい。
そして、なかなかできない断捨離をものだけでなく心の面でもできればと思う。
投稿元:
レビューを見る
無間地獄=欲望が限りなくエスカレートする状態をいう。
本当の自分を取り戻すために、手放す。
辛い経験による痛みも永遠に続くことはない。
無事是貴人=平穏無事ではなく、何もしないこと、を意味する。願いをかなえようとして願わない、求めない、いつの間にか叶うもの。淡々と何もしない、生き方をする。
小欲知足=欲が多いほど苦悩が多い。豊かさは心次第。
一掃除二信心=毎日淡々と掃除する。汚れたからするのではない。
これが最後、と思ってその時々を大切にする。瞬間を大事にする、より分かりやすい。明日同じ瞬間がやってくるとは限らないと意識する。
日々是好日=毎日が最良の日である。怒りは過去に対して、不安は未来に対してのもの。今をありのまま、よい経験、と受け入れる。最良の日だと気持ちを切り替える。
投稿元:
レビューを見る
当たり前の訓えのようで、実践することがなかなか難しい事柄について、禅宗の僧侶による納得づくめの説法です。▷人生の辛い経験や心の痛みは、永遠に続くことはありません。時の流れは、人の心を変えていきます。人の心は移ろいやすく、次の時に次の何かに心を向けていく、そんなしなやかな生き方を実践することです。▷「日日是好日(にちにち これ こうにち)」。過去や未来のことに思いを馳せても仕方ありません。「今」という時を懸命に生きることが大事です。悪い日は「ああ、これも経験」と気持ちを切り替えることです。
投稿元:
レビューを見る
禅の思考が、故事など折り込まれながら現代人にも通ずる解説でわかりやすく、読みやすかったです。人間は執着や自己顕示欲、妬みなどさまざまなことに心を縛られて生きています。僧侶のように生きることは難しいけど、考え方を少し変えるだけで軽くなる。まさに心のホコリを払ってくれるような、気持ちの楽になる本です。
投稿元:
レビューを見る
自分がちょっとしんどい時、自分がちょっとまわりが見えなくなった時、もしくはめちゃくちゃ乗りに乗っている時などに読んでみるのが良いと思います。
良いことも悪いことも続かない。
心の動きを止めない。
足るを知る、そして今日いちにちを精一杯生き切ること。
執着しないということは難しいけど、何を大切にすべきかを見失わなければ薄まるのかなぁと思いました。
投稿元:
レビューを見る
《踏み出す勇気と捨てる勇気》
多くのことを抱えるのは良くない。
執着しないことは大事。
一歩踏み出す時は捨てる時。
足りないと思っているくらいが、
心穏やかに生きられそうだ。
投稿元:
レビューを見る
人生を豊かにするのはその人の気の持ちよう、価値観だという当たり前にも感じることを、歴史的に高名な僧の言葉を引用しながら丁寧に説いてくれる本書。
人生を豊かに過ごす道はいわば心の持ちようと言うことになるが、これを実践するのは容易いことではない。その心の持ち方を日々の生活で実践できる考えや行動について教えてくれ、色々と心に残った。
掃除はその行為自体に意味があり、汚れたらでなく日々ルーティンで実施すること。自分の足下を見つめて日々を大切に生きること。他人に優しくすること。怒りや悲しみはどんな人でも起こるものでそれをいかに早く捨てるかが大事であること。ものや人に対する価値観の追求を止め、ありがたみを感じること。
こんな当たり前のことを実践しようと考える心持ちを学べた気がします。
投稿元:
レビューを見る
✔和敬清寂(協調、尊敬、綺麗に、動じず)
✔一期一会(最後だと思って接する。余韻に浸る心の余裕)
✔日々是好日(転じる力を持って晴れ晴れとした心を持つ)
の考え方を大事にして、足元(今この時)を見ながら一歩一歩当たり前のことを着実に実践していきたい
投稿元:
レビューを見る
なかなかありがたいお言葉ばかり。たしかに今は豊かになりすぎているな。これからはシンプルに、シンプルに生きる。ご馳走様でした。南無〜〜。
投稿元:
レビューを見る
仏教の教えを説いたもの。目新しいものはないが、著者の教養と徳の高さが随所に散りばめられていて、読むだけで落ち着いた心持ちになる。当たり前のことをすることが一番難しい。まさにそうだなあ。
投稿元:
レビューを見る
禅僧の心得を日常生活に落とし込みたいと思った。
今の自分を認め他人と比べない
どんな状況も受け入れ楽しんでみる。
桃源郷を求めるのではなく現在地をそう思えるように意識してみる。
無職状態が続いてしまっても過度に考えこみすぎずに平常心を意識したい。
投稿元:
レビューを見る
禅的な生き方に興味があり購入。
執着を捨てて丁寧な暮らしをし、日々当たり前のことをコツコツと行なっていくことが大切だと説く。
実際の生活に応用するのは簡単なようで難しいと感じた。定期的に読み返したい。
投稿元:
レビューを見る
タイトルに惹かれて図書館で借りてみたものの、中身が説教くさく。
捨てていくことの苦しさに寄り添ってくれたらよかったんだけど。捨てられない人は愚か、というような書き振りに心動かされず。
引き算で生きていくことの決心がつかない。
投稿元:
レビューを見る
禅の本は色々読んでも、
当たり前のことしか書いていない。
でもその当たり前のことが出来ないから、
色々と読んでみる。
これぞ禅問答ならぬ禅読書ですね。