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文庫化。
既刊の色々なものが、こういう風に繋がっているのだな……という諸々も楽しい。デビュー作が文庫化された時は、ここまで壮大なファンタジーになるとは全く思っていなかったので、嬉しい衝撃。
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久しぶりに読み応えのあるファンタジーが読めた…と言う感じ。
1作目は、好きになるかなぁ…と思ったこのシリーズも、巻を重ねる毎にキャラクターが濃くなって、登場人物も掘り下げられて良い感じに。
次作で今回の伏線(と思われる部分)がどうなるのか、非常にたのしみ。
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これもこの時期の定番になった八咫烏シリーズの4作目。
今度は、宗家を守る山内衆を育成する勁草院が舞台。
長束派と若宮派の派閥争い、真の金烏たるべき若宮に足らざる記憶、そして再び猿の恐怖。
『化け物を倒すためには、己も化け物になるしかない』みたいな台詞があるが、将来的な猿との対決に備え有為の人材を確保するための覚悟の行動とは言え、雪哉の“食えない”ところが目立つお話。
いつもの通り、筋書きが分かった時には作者の掌の上で転がされていたのが分かる仕掛け。
終盤語られる金烏の謎と猿との因縁については、私には分かったようで分からぬ結末。
漸く若宮の下に集権体制が整ったところ、思わぬ災厄の到来だけ告げられ、to be continued.
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一気に読んだ!
これから核心部へ進んでいくのでしょう。
子猿の老爺がとても切ない。
彼の想いはどこにつながっていくのだろう。
次巻も早く文庫化してくれないかな。待ち遠しい。
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年一の楽しみとなった八咫烏シリーズ。毎年、文庫化が待ち遠しい。
前作の振りから、今作の舞台や流れは分かっていたはずなのに、どうしてだろう。のっけから面白く感じる。単行本が出た時点のレビューから「単なる学園モノではない」というのを目にして、またはこの作者特有のどんでん返しがわかっているために、「この先、何が起こるんだ」というドキドキ感。早く先が読みたくて堪らず、カフェでゆっくり読書の時間をとったのは初めてかも。
四章構成の本作は、正直、三章を読み終わったところでひと段落。何せ、ここで「そうだったのか」というのと、雪哉が本気出した!みたいな爽快感。
残りの章は何が描かれるのか……と読み進めると、いきなり話は急展開。次作への布石となった。ますます次作が楽しみ。
もっと早く文庫化してほしい〜〜!!
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一時若宮から離れて近衛である山内衆になるため、勁草院という育成期間で修行し仲間を作る雪哉の話、で終わると思いきや終盤で猿が再登場し一転して不穏な空気が。
勁草院内での派閥抗争や友情の芽生える過程、教師との対決なんかは割と王道の展開。
サラサラ読めるし物語にスピード感があるので読んでいると気づき難いけれど、実は作中で三年も経ってるのに驚き。
最初に猿が出てからも結構経ってるし…意外と悠長だなあと思ってしまったり。
今回若宮の出番は少なめなのに、何かどんどん雪哉が若宮に似て食えない男になっていっていて違和感がない…。
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久し振りの烏たち。勁草院での学生生活が面白い。そうそう雪哉ってこんな奴だった。空の棺って何の事?あぁそういうこと。茂丸、明留、千早、雪哉、四人の中では う~~ん茂丸の大らかさが一等好きです。
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八咫烏シリーズ文庫最新作。
前作で本物の金烏である若宮に本気で仕えようという意思が芽生えた雪哉が、ある目的をもって金烏に忠誠を誓う山内衆となるため鍛錬に励む勁草院に入る。
正直途中まで前作までの勢いは感じられず、作者がハリー・ポッターが好きなのはとても伝わってきたが、そのままオマージュしすぎではないかと思ってしまうところもしばしば、、(翠寛はまんまスネイプだし、明留が雪哉に対して付き合う人間は選んだほうがいいみたいなこと言い出すのもマルフォイすぎた)。
ただ後半はいままで通りの面白さ!!!実は若宮が真の金烏とは言えない?前回登場してきた人喰い猿と昔は交流があった?など謎は深まっていく。茂丸のように身分など関係なく雪哉本人を見てくれる友人も現れ、ここからまたどのように物語が展開していくか本当に楽しみ。
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雪哉が好きすぎてつらい。
腹の中で別なことを考えている子が元々好きなんですけど雪哉はストライクど真ん中過ぎて無理好き……。
あと明留が……好きで……あのこんなこと言っては失礼かも知れないのですが、ウェイバー・ベルベットを思い出して……好き……。
あとあのまるっと2年ぐらい書かれていない期間があるので、それどこかで読めませんかね。
そして続き、続きが読みたい……。
もう文庫落ちを待たず単行本に手を出すべきか。
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今回は、雪哉が士官学校で友達を作る
ということで楽しみにしていたが
だだの学園ドラマじゃなかった!
若宮や兄宮も登場するし
猿の脅威も収まらない。
頼もしく成長した
雪哉と新しい仲間は
今後、いかにして若宮を助け
宿敵猿と対決していくのか
楽しみだ。
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シリーズ4巻もとても面白かったです。今回は学園ものでした。毎回、物語の系統が違っていて、面白くてすごいなぁこの作家さん。。
始めは、実は違ったけどぼんくらとして登場した雪哉が、良い性格してるなぁ…と思うくらい魅力的になりました。有能で腹黒くて、喧嘩のシーンは笑ってしまいました。彼のこれからも楽しみです。
雪哉の友だちとなった、茂丸と千早と明留も良い人たち。山内衆となった彼らの今後の活躍も楽しみです。
終盤の演習も、そのあとの猿とのひとときも面白かったです。愚かになるからと人を食べない猿…その結末は寂しいですが。
これからのこの世界もとても楽しみです。
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ファンタジーは好きだ。読書の中でも世界観を理解していく過程が好物なので、嗜好と親和性の高いジャンル。
このシリーズはゼロか100かでいえば100だ。面白い。続きが出たら読む。そこは間違いない。
だけど、うーん、難しい。
最近の読書においては、この手の趣向のものの自分にとっての第1作として手に取っていたら、自分の心の底本になっただろうか、と思うことがたまにある。作品というより、自分の問題なのかもしれないが、よく分からない。
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感想はブログでどうぞ
http://takotakora.at.webry.info/201706/article_3.html
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エリート武官を養成する全寮制の学校「勁草院」に二つの目的をもって入学した雪哉。長束派を自称する連中を見せしめにすること、若宮派になりそうな連中を育てること。それは長束を推す院生の筆頭、公近が哀れに思えるほど徹底したやり口。怖っ!雪哉怖っ!
そして再びの猿来襲、猿から金烏への手紙、先代「真の金烏」の遺骸、開かれた門。
次巻でシリーズ第一部が完結とのこと。文庫化が待ち遠しい。それにしてもこの物語、どこまでひろがっているんでしょうか。
『空棺の烏』発売記念の小冊子『八咫烏シリーズ外伝 しのぶひと』の配布あり。
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待ちに待った第4弾。
他に買い置きが何冊も控えていたけれど、こちらを先に読了。
勁草院で展開される話というので、どんな味かと思いきや、ストロベリーチョコで満足しかけたところに、まさかのみかん大福が!(全く意味がわからないが、、)といった感じ。
雪哉のおとぼけっぷりから、若宮派をうまく集めるあたりの展開。そして次作へ続く猿との関わりが一気に。
あぁ~、もう、次が待てない。。