紙の本
最終巻だなんて…
2018/05/11 23:33
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投稿者:musubu - この投稿者のレビュー一覧を見る
このシリーズはとても面白いです!!
基本はファンタジーで、バトルシーンなどもありますが、何と言っても、ララとバビロンの超年の差カップルですかね…!!
紙の本
『ファンム・アレース5(下)』
2017/06/22 20:45
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投稿者:百書繚乱 - この投稿者のレビュー一覧を見る
世界征服をたくらむ魔女アイガイアを倒すため
魔女の居城に乗りこんだララとバビロンたち
魔女の繰り出す妖魔をことごとく蹴散らしていくが
だんだんと不利な状況に追いこまれていく
講談社YA!人気シリーズ全6冊からの文庫化第6作完結編
大きな不幸や困難に見舞われたら、それに苦しむのは当たり前のことで、
でも、それに「押しつぶされて」いいわけがないのだ。
時間はかかっても、手間はかかっても、いつかは必ず克服できると信じて、
前を向いて進むしかないのである。[中略]
私の描く主人公は、常に「そうする」者である。
だから幸せになれるのである。
巻末の「あとがき」にある著者のモノローグが興味深い
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仲間たちと、決戦の地へ!
度重なるピンチを乗り越え、魔女と
の決戦に挑んだララ。だが、あと一歩のところで敵を倒す「天使召喚」に失敗してしまう……。困難に挫けず、仲間たちと力を合わせて戦う冒険ファンタジーシリーズ、圧巻の結末!
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魔女を倒すための戦いに最大のピンチが訪れる。その時助けになった者は?
ララ達のようにいつも前を向いて歩いて行きたい!!
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王道の異世界ファンタジー完結。ご都合主義だろうが大団円は著者の本領らしいというのがあとがきからわかる。気持ちよく生きるには、単純な希望が必要だ。グールとサーブルの正体については正直ついていけなかったが、ご愛敬。
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文庫のセット表示ができなかったので最終巻で登録。
全6冊/5巻上下
カバーの鈴木康士画がものすごく素敵です。
1巻主役のサリヤカ(ジョブ)の水竜ハーフのバビロンと廃王女のララが契約、アデンへ向かう。ピーボの村。
2巻過去を見る魔道士ビベカに会いにアランゴラへ向かう。シャーザム庄でシャイハムズ、マリーシュカ父娘、道中の巡礼者キエト、赤子の竜姫テジャを預かる。アランゴラで過去見、ビベカの孫ナージスパーティに加入。
3巻ナーガルジュナ賢者に会いにアマグスタへ向かう途中、ルナに遭遇ハーゴ村で滞在し山賊と対決。アマグスタでは賢者ナーガルジュナにあっさりあえて、アティカがパーティに参加。賢者がペルソナ僧の話をしたときに、ペルソナ訛りというのがでてくるんだが、これがこってこての和歌山弁で非常にうれしくなった。さすが和歌山出身作家。
4巻心に残るシーンやセリフが多かった。
まずアティカが過去を語るシーン
>『「そこはフツー、相手を殺しても死んだ者は戻ってこないから、復習などやめなさいとか言うところじゃねえの!?」
アティカは、肩をすくめる。
「賞金首になるような重犯罪者など、仇を討たれてしまえばいよいと」』
女怪との対決シーン
>『男はな、女は若いほうがいいのだ!ババア!!』
この瞬間、男全員、一人残らず恐怖に倒れそうになった。
最後の決戦前にヴェルエドへ天使召喚をもとめ、そこに居たオストラムとヴァールが元ペルソナ僧でこてこての和歌山弁。そらもうがいに嬉しかった。
それでまあ、サーブルとグールが加入し、最後までにはこの二人のことも判明し、魔女ガイガイアを倒して大団円。ほんま、すばらしくスッキリする後味の良い作品。登場人物が全て美形なのも非常に好感度高く、特にアティカ(あんまり活躍シーンがないですが)がお気に入りキャラ。個人的におっさんx少女萌えなのでバビロンxララも非常に良いですし、これは鈴木康士画の高尚なイメージがかなり追い風にもなっている。残念な電子版のイラストは下世話になってしまいいただけない。サーブルxグールもファンタジー、それにサーブルxナージスも良いですな。王道です、こてこての王道。深みがないといえばそれまでだが、そこがまた気軽でよいし、ここをもう少し突っ込んで読みたいとムラムラする加減もちょうど良いかもしれない。マーベル的というか、こういうのが読みたいというメインディッシュだけを詰め込んだような、全部好きなもんしかはいってないような松花堂弁当とか、チョコレートボックスとかそんな感じ。
ごちそうさまでした。