憂国のモリアーティ ３ （ジャンプコミックス） みんなのレビュー

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投稿者：くろくま　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

シャーロック・ホームズに”犯罪のナポレオン”と評された悪役のモリアーティを主役にした作品の第3巻。

2巻までで役者は出揃ったと思っていたら、最後にこちらのホームズも登場し、政治的なところでも、別のモリアーティとホームズの駆け引きが見られるのでしょうか、次巻への期待が高まります。うまいですね。

前半は、2巻から続くシャーロック・ホームズが容疑者とされた事件が解決。
後半は、チーム・モリアーティの面々が悪い貴族をただやっつけます。残酷描写があります。「PSYCHO-PASS」に出てきそうな悪い奴だなとふと思いました。三好輝さんだけに…

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投稿者：nico　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

かの名探偵を舞台に引きずり出したのがモリアーティという、シャーロックホームズを手のひらの上で転がす様が見事でした。
悪がヒーローを創り出す、いいですね。

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投稿者：やさし　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

階級制度の呪い、貴族法で裁けない悪。悪者のはずのモリアーティだけど、悪を憎んでいるという意味ではやっぱりヒーロー。それにしても敵がほんとにサイアクのヘンタイたちでエグいことしてるからこんなんやっつけていいだろうと思えてしまう。

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投稿者：エムチャン　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

ホームズの容疑者扱いの事件が、無事、解決したと思えば……。貧しい子供たちへの虐待事件……。これは、目をおおうばかりでした。ひどすぎ！この時代、こんなことあったのかなぁー

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投稿者：カツサンド　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

貴族がここまでの悪行を・・・
なんてこった・・・
目に余る。酷すぎる。

「この国を僕たちが変えなければならない。」
1巻の最後の台詞がずっと心に残っている。

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投稿者：ひさみん　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

容疑者にされたホームズはワトソンの力をかりて真犯人を突き止める。それをワトソンは日記ではなく小説として発表した。まさにシャーロックホームズ誕生の瞬間だった。今回の事件はウィリアムが企てた計画。貴族の悪行を世間に知らしめる者になれるかの喧伝だったのだ。

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投稿者：BB　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

モチーフは「緋色の研究」と「バスカヴィル家の犬」。
とくに「バスカヴィル家の犬」は攻めている。
貴族の腐敗を正すためにモリアーティ家に入り込んだ兄弟の暗躍を描いた異色作である「ホームズ」（？）譚なのだが、
「バスカヴィル家の犬」では、貴族の楽しみのために狩られる貧民街の子どもたちが、
自分の目玉をくりぬかされたり、足の腱を切られて走らされたり、挙句の果てに首を斬られてホルマリン漬けにされたりしている…。
これは本当に少年向けの漫画なのか…と絶句するシーンも。
グロが苦手な人は、ちょっと覚悟して読み始める必要があるかも。