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【これ以上はない「鬼平決定版」、思い立ったが読みどき!】うまいと評判の「権兵衛酒屋」に立寄った平蔵は、曲者の気配を感じた。やがて、この店で起きる事件が「平蔵暗殺」につながっていく。
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特別長篇「鬼火」という1冊でした。
でも、普段から鬼平さんのお話はそれなりに続いているので、長いなぁ…とは思いませんでした。
幕府のおじさんたちやそれなりの商家のおじさんたちは、自由恋愛じゃなかったからか、奥さんじゃない女性に子供を産ませたりしている人もいて…。
このシリーズの主人公である長谷川平蔵さんも本妻じゃない方がお母さんだし、いろいろ複雑なんだね。
……ってことが根底にあるお話でした。
まぁ、どんな環境で生まれ育つか、どんな人と出逢って共に生きていくかで同じ妾腹のお子さんでも全然違うのだなぁ。
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駒込のはずれにある老夫婦の営む名も無き居酒屋。「権兵衛酒屋」と呼ばれるその店が襲われ、女房が斬りつけられる。長谷川平蔵がそんな窮地を救うと、亭主の姿が消えていた。そして、ついに平蔵にも刺客の刃が襲い掛かる・・・。謎が謎を呼ぶ長編「鬼火」登場。
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内容(「BOOK」データベースより)
「丹波守様が亡くなられたぞ。知っているか?」…従兄の話に興味をそそられた平蔵は、駒込の「権兵衛酒屋」に立ち寄った。酒と一品のみの肴がうまいと評判だが、平蔵はそこに曲者の気配を感じる。ほどなく、この店の女房が斬られ、亭主は姿を消す。これを発端に、平蔵暗殺から大身旗本の醜聞へと、謎が謎を呼ぶ長篇「鬼火」登場!