- 現在お取り扱いが
できません - ほしい本に追加する
貨物列車の世界 あの貨車やコンテナは何をどこへ運んでいるのか? みんなのレビュー
- 渡辺 一策 (監修), 植松 昌 (監修), 植松 昌 (編集)
- 税込価格:1,980円(18pt)
- 出版社:交通新聞社
- 発売日:2017/07/15
- 発送可能日:購入できません
ムック
- 予約購入について
-
- 「予約購入する」をクリックすると予約が完了します。
- ご予約いただいた商品は発売日にダウンロード可能となります。
- ご購入金額は、発売日にお客様のクレジットカードにご請求されます。
- 商品の発売日は変更となる可能性がございますので、予めご了承ください。
1 件中 1 件~ 1 件を表示 |
紙の本
貨物列車の知られざる世界を探求
2017/07/21 22:49
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:つばめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
スーパーレールカーゴ(高速貨物電車)、国際海上コンテナ、冷凍コンテナ等貨物列車に関する39項目を18人で分担して執筆した共著。多数の執筆者で構成された著作は、内容のダブリや表記方法が異なることが多く、読みづらい印象があるが、本書に限って、そうした杞憂は不要である。青函トンネル通過時の冷凍コンテナの冷凍機停止方法、石北本線のタマネギ列車の現状、LNG輸送用の超低温を保つ二重構造のタンク、ガソリン・灯油・軽油・重油の4種類の油を輸送する石油輸送タンク車における積載油種を変更する場合の対処法、150m長尺レール輸送貨車など様々な貨物輸送を解説した好著である。欲をいえば、スーパーレールカーゴが1日1往復に留まっている理由、JR貨物の電車・電気機関車は最近のVVVF制御でも多くが電力回生ブレーキではなく発電ブレーキである理由、GPSによる貨物列車の位置情報確認システム、貨物列車ダイヤ設定時の制約条件(旅客会社との調整)等に内容が及ぶと更に興味深い一冊になったであろう。日本車両豊川製作所からJR東海浜松工場までの新幹線車両の甲種車両輸送が、鉄道輸送からトレーラ輸送に転換されたのは、飯田線のホーム嵩上げによるとの記述があるが、これは飯田線ではなく東海道本線のホーム嵩上げの誤りと思われる。
1 件中 1 件~ 1 件を表示 |