紙の本
あんまりだった
2016/10/24 20:01
4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:TAICHI - この投稿者のレビュー一覧を見る
映画化になるから、読んでみたけど予想してたより面白くなかった。無駄に長くて、読んでいて途中からだるくなった。
紙の本
未婚女性に受ける
2018/12/31 12:58
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:はるりん - この投稿者のレビュー一覧を見る
多分、未婚で恋しか知らないような女だったら、泣けるんだろうな。
ラストで、私はまた、激情に揺さぶられた。みたいな事が、書かれているんですが、そんなの10年経つ頃には忘れてる。
既婚で子供もいる私は、そんな感情しか湧きませんでした。
まぁ、結婚は生活だから、2番目に好きな人とした方が良いってよく言うけど、まさにこの主人公が、そんな感じ。
電子書籍
高校教師と教え子のモヤモヤ恋愛物語
2020/09/14 01:02
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:future4227 - この投稿者のレビュー一覧を見る
【ネタバレ】島本さん初読み。高校教師と教え子の恋愛ストーリー。ありがちな設定だけど、中途半端で、未練タラタラで、煮え切らない態度にフラストレーションだけがつのっていく。自分の恋愛観とは全く相容れない人たちばかりで、共感できなかったなぁ。突っ走るならタブー無視でとことん突き抜けて欲しかった。昔のTVドラマ『高校教師』のように。変な遠慮とか理性とかがブレーキをかけて、けっして幸せとは言えない悶々とした日々を過ごす登場人物たち。最後の最後まで未練がましいことにイラッ。でも、これを二十歳で書いた島本さんの筆力はすごいかも。
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私的に恋愛もので最高傑作。単行本持ってるのに文庫まで買ってしまった。
いつ読んでも泣けてしまう。電車で読める文庫本はちとやばい。
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3/7 いままでの島本理生のものにくらべて若干物足りない感じは否めない。初の長編だから?最初と最後らへんのテンションの高さとか、逼迫したような世界観が希薄で突然盛り上がる感じとかが苦手だった。ラストはよかったけど。なんか。むーん。
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《読んだ時期:2008年3月》
最近はノンフィクションが続いた中、久しぶりの小説。しかも恋愛小説なのだが、誰もが持つピュアな思いが描かれてあり、ただそこには様々な葛藤もあり、小説であまり身近では起こらないであろうことにも関わらず、何となくリアルであった。
ペースがのんびりしているように感じ、もう少しコンパクトな方が良いなと思ったが、この丁寧なひとつひとつの心の描写が、このピュアさを生んでいると思うと、物語のテンポはこれで良いのかもしれない。
ただ、私は中だるみしてしまった。。。
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ずっと気になっていたのだけど、文庫になるのを待ってました(笑)
主人公のキャラのせいなのかこの作家さんの持ち味なのかわからないけど小説全体のゆったりとしたテンポが結構好きです。
印象的なセリフや描写も多かった。
ただ、どうしても葉山先生の魅力が理解できませんでした。残念。
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目新しいわけではないけれど私は好きだ。息の詰まるような静かな密度の濃い空気が上手いこと自分の中に入ってきたから。エピソード的にはひっかかるものも正直あるのだけれど、なんとなく、空気感が好きで読んでる間はすごく集中して話に沈めた。
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「怖いのはすぐそばにいなくなったことじゃなくて、これをきっかけに、お互いのいない生活に慣れていくこと」
うわー。確かに。泉と葉山先生の会話の端々に見られる、どっか深いとこで繋がっててお互いを理解しているような感じがいい。
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祝★文庫化
\^○^/待ちわびました!
発売後、慌てて買いました(笑)。
読後、文庫落ちなど待つのではなかった、と深く後悔。
素晴らしかった。
島本女史、初読作品でもあるが、ついていきます!
一作目から、ついていく宣言は、時期尚早かな?
まぁ、今後のことは、追々ね。
恋愛小説を好むタイプではないが
決して嫌いではない。 薦められればガンガン読むし
評判を目にすると、自分も評価したくなる。
この作品も、普通の恋愛モノだろうと、高を括っていた。
それなのに・・・
プロローグのセリフから一気にやられました。
もうこれ以上の作品はない!って言えるほどの
正統派恋愛小説だった。
設定から人物像、主人公を取り巻く環境に
登場人物たち全て、が何一つの違和感なく、綴られてる。
とても細かく、くどいほどに緻密な描写なのに
サラッとしていて、不思議。 リアルすぎるんだ。
過去(学生時代など)、一人暮らしの経験のある人も、
今現在、一人暮らしをしながら学んでいる人も、
主人公達の生活には、共感三昧ではないだろうか。
私自身、懐かしさと、本書との邂逅が相まって、
物語の世界にどっぷり、はまり込んでしまった。
人を愛するとは、どういうことなのか。
少なからず答えの一部は、本書にあります。
言葉がなくても、真意を感じることが出来る相手って、
人生の中で、そう何人もめぐり合えるものでは、ないですよね。
ラストの泉の涙に、最近感じたことの無い
苦しい情が溢れました。
あまりに綺麗な恋愛関係(純愛というい意味ではありません)の所為なのか
読後の爽快さが、また不思議な作品です。
これは、ちょっと忘れられない作品になりました。
しかし、平成12年に刊行された単行本を、
平成20年に文庫化って、随分な時間を要したのね。うむ、何故?
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片思いをしているときに読んだので、一文一文が胸に浸みて入ってくるようで、読むのに時間がかかりました。
ぬるい水を咽喉に流し込むように、という感じです。のどは渇いていて、欲しているのに、どこか読みたくないような。
恋愛のどうしようもなさ、とか、狂おしさ、そういったものが丁寧に描かれていて
他のいつでもない、今読むべき質量のある小説でした。
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恋愛って大変だなー。と想う反面素敵だともおもいました。
愛って人それぞれの表現の仕方があるんです。
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今まで読んだ恋愛物の中ではダントツ一位ですね。
すごく激しい感情なのに文章はむしろ冷たさがにじみ出でいるような綺麗な言葉が印象的でした。
だいぶ前に呼んだのですが最近やっと文庫化されたので速攻で入手しました。
これからなんども読み返してまた書きます。
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切ないけどとても素敵な恋のお話
ただ単純なだけじゃない
いろんな人の思いの交差。
とても大好きです。
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恋愛小説はすきじゃないけど
これはおすすめ。
死んでしまうくらい嫌なことなんて簡単にほうり出してしまってかまわないんだ。
君よりも苦労してがんばっている人がいるんだから君もがんばれ、なんて言葉は無意味で、
個人の状況を踏まえずに相対化した幸福にはなんの意味もない。
(中略)
君が本当に今の場所から離れたいと思ったとき
僕はそれを逃げているとは思わないよ
辛いときにこんなこと言ってくれる人ほしい